デール・カーネギーとは
デール・カーネギー(1888年~1955年)
米国ミズーリ州生まれ。
州立学芸大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソン等の職業を経てYMCA弁論術担当となり、やがてD・カーネギー研究所設立。
人間関係の先覚者として名声を博す。
1936年に「How to win Friends and Influence people(邦題:人を動かす)」を出版するや、一躍全米でベストセラーとなった。
「人を動かす」は「道は開ける」とともに自己啓発書の古典的名著として今なお世界中で読み継がれ、日本でも非常に評価が高く人気のある作品である。
デール・カーネギーが確立した交渉術とは
人生をより豊かにする説得・交渉のノウハウ
年齢や職業にかかわらず人間関係に悩みを持つ人は意外と多く、とくに「話すこと」を苦手にしている人は少なくありません。
話し下手を生まれつきの性格、あるいは環境のせいだとするのは誤りで、話の上手な人は例外なく熱心に上達するための勉強を続けてきたのです。
話し方の技術とは巧みな話術や説得術とは違います。
いわゆる口下手や無口であったとしても、相手に自分の意志を的確に伝え、相手の心を揺り動かすことができるのです。
実に多くの人達が「話すこと」に自身を持てず、人間関係の悩みを抱えている姿を見て「話し方講座」を開講したのがデール・カーネギーです。
1936年に彼が著した「How to win Friends and Influence people(邦題:人を動かす)」は全米で一躍ベストセラーとなりました。
そして「how to Stop Worring and Strat Living(邦題:道は開ける)」とともに、自己啓発書の名著として今なお世界中で読み継がれています。
デール・カーネギー・ヒューマン・モティベーション・システムズは、デール・カーネギーが長年の研究と自らの経験によって見出した説得・交渉ノウハウの集大成だと言えるでしょう。
万人に共通の説得・交渉のスキルがここにある
自己実現という願望は人間なら誰もが持つ欲求であり、それをどのように獲得するかは人類永遠のテーマでもありました。
しかし、あなたがどのような成功を望もうと、一人だけの力でそれを勝ち取るのは不可能です。
歴史を振り返っても分かるように、成功を手にした人には必ず周りに良き理解者・協力者がいました。
逆にいかなる才能を持った人でも周りから反目されたがゆえに、不遇な人生を歩んでしまったという例は数限りなくあります。
つまり成功を獲得するためにあなたに必要とされるのは人の能力を引き出す指導力、難局を克服するための洞察力や精神力といった人を惹きつける力を形成する潜在能力です。
そして、このようなあらゆる潜在能力を最大限に引き出すノウハウを体系化したのがデール・カーネギーなのです。
デール・カーネギーはほぼ1世紀以上も前から、マネージメントの基礎となる人間関係構築のノウハウを提供しています。
デール・カーネギーが説くコミュニケーションの重要性
人は誰でも他人との関わりがなければ生きていくことはできません。
だからこそ現実社会では誰もが会話を中心とした様々なコミュニケーションを通じ、互いの意思疎通を図り関係を調整し合うことが必要になるのです。
・嫌なことはハッキリ「NO」と言いたい
・自分をもっと上手くPRしたい
・子どもに嫌われないように、教育に意味のある叱り方をしたい
・人前で堂々と話をしたい
・異性に自分の想いをスマートに伝えたい
・人を上手く褒めたい
・部下や後輩に上手くものを頼みたい
・自分より頭の良さそうな人が相手でも、臆さずに堂々と渡り合いたい
・素直に謝罪の気持ちを伝えたい
・苦手な上司と上手くコミュニケーションを取りたい
コミュニケーションの得意・不得意の差は、往々にしてその人の社会的地位や金銭的な満足度に限らず、心の平安度や人生の充実度についてでさえ、大きな差を生むものであることは誰もが認めるところでしょう。
つまりコミュニケーション能力の向上が社会的地位や金銭的な満足度、心の平安度や人生の充実度を飛躍的に向上させる上では不可欠なことなのです。
世界的名著「人を動かす」の中でも言われている【交渉相手を動かす3つの原則】
①相手の自尊心を満足させること
②相手の立場で物を考える
③相手の役割に重要感を持たせる
自分の思考・行動・態度が、相手の思考・行動・態度に影響を与えます。
つまり、相手の行動は自分の態度の反映だということです。
コミュニケーション技術の向上において大切なことは、抽象的な概念論を学ぶことではありません。
これは、さまざまなケース・スタディから得られる具体的方法と、即時その場で自分の生活に役立てられる実践的方法を学ぶことです。
デール・カーネギーが各界から多くの支持を得る原因には、これらの要素がすべて網羅されているからに他なりません。
デール・カーネギーが説くコミュニケーションの極意
人生を豊かにする上で欠かせないコミュニケーションの極意
説得・交渉とは一方の一主張によってのみ成り立つものではなく、相互の理解と協調によって成り立つものです。
相手の真意を汲み取り、相手が自ら進んで協力を得ようという真の説得・交渉力とはどのようなものでしょうか。
思い通りの人生を送りたいならば、人の心の中にあなたへの理解や共感や評価を湧き起こさせる、何かしらの影響を与える力を身につけることが必要です。
デール・カーネギーのゴールデン・ルール
自分の将来の理想的な姿を思い描いてみて下さい。
それこそがあなたが目標とする成功のイメージです。
そしてその目標はビジネスやプライベートの中であなたを取り巻く全ての人々に信頼され、認められて初めて達成できるのです。
ゴールデンルールは成功する人間関係の黄金率を集大成し、難しい取引を成立させる交渉術をはじめ、上司や部下、友人や家族を動かすノウハウまでもが自然に身につくよう構成されています。
人生におけるさまざまな問題に直面した人たちを登場させ、その人達がデール・カーネギーのノウハウによって成功を収めたエピソードを具体的で臨場感溢れるドラマ形式で紹介します。
ゴールデン・ルールズの基となるデール・カーネギーのラジオ講座は、世界に名だたる実業家から時の大統領までが放送日を楽しみにしていたほど熱烈に支持されていたものです。
要所にまとめられた「25の成功ノウハウ」がビジネスは勿論、日常生活の中で無意識のうちに実践できるまでになります。
人の心を動かすには?
自分自身を変えるには?
その答えがここにあります。
ゴールデン・ルール|セッションタイトル
1, 相手の立場に立って人を動かす
人間関係の黄金律
2, パースナリティを変えて人を動かす
「仕事が出来る」だけでは嫌われる
3, ほんの少しの心遣いで人を動かす
ちょっとしたアイデアが強力な磁石となって奇跡を生む
4, 議論をしないで人を動かす
議論に勝ってすべてを失うこともある
5, 相手にアドバイスを求めて人を動かす
敵対者を味方につける効果的な方法
6, お客様は常に正しいという立場で人を動かす
ビジネスシーンでの正しいスタンスの取り方
7, 相手に敬意を表して人を動かす
どのような人でも必ず立ち直る
8, 3つのルールで人を動かす
相手のタイプの応じたコミュニケーションの取り方
9, 言いにくい事を言いやすく転じて人を動かす
あらゆるシーンでの交渉術
10, 波長を合わせて子供を動かす
子供の心を思い通りに動かすホワイトギャングの教え
11, 相手の存在価値を高めて人を動かす
手に負えない相手をコントロールする方法
12, 最も信頼されてない人間を信頼して人を動かす
信頼で築く人間関係の神髄
13, エンスージアズム(熱意)をかき立て人を動かす
マイナスをプラスに転じる人間関係のノウハウ
14, 自分自身を知り人を動かす
あなたはいつもチェックされている
15, 恐怖心を乗り越えて人を動かす
対人恐怖症を克服する魔法の言葉
16, 自分の過ちを認め、非難せずに人を動かす
人を非難する前にしておくべき心の手続き
17, にっこりとほほ笑んで人を動かす
瞬時にして人に好かれるちょっとした秘訣
18, 最高の対人テクニックで人を動かす
達人に聞くコミュニケーションテクニック
19, 自分自身を安売りしないで人を動かす
人と接するときには
20, 年齢は付加価値であると相手に認めさせ、人を動かす
フォーティー・プラス・コミッティーのルール~年齢は付加価値である~
21, 名前を覚えて人を動かす
50万人の名前を記憶した男を直撃する
22, 時間と言う荒馬を乗りこなして人を動かす
あなたは時間を本当に活用していますか?
23, 絶望の淵から人を動かす
崖っぷちに立たされた人へのエール
デール・カーネギーのパワー・パースエイション
私たちは、自分の欲求や意志を相手に伝えるために「話すこと」を手段として用います。
「話すこと」とは自己を主張し、人を納得させ、その人を思い通りに動かす人類だけに与えられた特権です。
しかし、現実を見ると「話すこと」を非常に苦手としている人達のなんと多いことでしょう。
話し下手や口下手は生まれつきのものではなく、学習によって克服できるのです。
だからといってハウツー本を暗記したり、他人の言い回しを借りてきただけの言葉では人を心から感動させたり、人に行動を起こさせることはできません。
なぜなら、そこに自分の意志が反映された説得力がないからです。
パワー・パースエイションでは自分の意志や考えをはっきり言う事への不安や恐怖心を取り除き、人生に対する積極的な心構えを身につけます。
さらにはより良い人間関係を「話し方」から築き、人生におけるあらゆる成功を勝ち取るための真の説得力を養います。
つまり、このパワー・パースエイション学ぶことによって信念に裏打ちされた自信や勇気が身につき、あなたの話で人が行動に駆り立てられるほどの影響力を持った人間になれるのです。
豊かな個性がなければたちまち時代の渦に埋没してしまう今こそ、あなた自身の真価を発揮できるノウハウをしっかりとマスターして下さい。
パワー・パースエイション|セッションタイトル
1, 心のウォーミングアップ
心も事前の準備があるとないとでは成果が変わります
2, 準備によって自信を生み出す
準備が自信につながる仕組みを解説しています
3, スピーチ・プラン
何を話すか順序立てるノウハウを学びます
4, 先人たちに学ぶ、話の準備と構成
歴史上の偉人たちがどのように話を組み立てていたのか学びます
5, 記憶力を高める PART Ⅰ
記憶力を高めるノウハウについて学びます
6, 記憶力を高める PART Ⅱ
記憶力を高めるノウハウについて学びます
7, エンスージアズムをかき立てる
エンスージアズムは力です。力の発生について解説しています
8, 成功するための精神力
成功するために必要な精神力を養うために必要なことを学びます
9, デリバリー(語り方)について
語り方の効果的なテクニックについて学びます
10, 人を惹きつける磁力を生むノウハウ
人を惹きつけるのにはノウハウがあります。その詳細について解説しています
11, 話し始める前に
話し始める前に行っておくと良いことがあります。このノウハウを使うことで様々なメリットがあります
12, 成功したスピーチの始まり方
スピーチは話し始めた瞬間で成功するかが決まります
13, ジェスチャーについての知識
効果的なジェスチャーのテクニックについて学びます
14, 人の心をとらえるスピーチのポイント
人の心を捉えるにはいくつかのポイントがあります
15, 話の終わり方
話の終わり方一つで相手の印象に残るかどうかが決まります
16, 意味を明確に伝える方法
話の意味を勘違いされないようにする注意点について学びます
17, 人の印象に残る話し方
相手の印象に残るためには話の内容ではなくノウハウがあります
18, 説得力を増す話し方
ただ伝えて終わってしまうのか、相手を説得できるかの分岐点とは
19, 人の興味を引く
相手の興味を引く秘訣について学びます
20, 楽しませる話し方の秘訣
相手を楽しませられるかどうかは話し手のテクニックにかかっています
21, 言葉遣いの注意点
言葉は選んで使わないといけません。注意点について学びます
22, 人の信頼を勝ち得るために
相手の信頼を勝ち取るためのノウハウについて学びます
23, 人を行動に駆り立てる
相手が行動したくなるかどうかは自分次第でどうにでも変えることが出来ます
24, 説得力を生む発声法
発声一つで相手を説得力できるノウハウについて学びます