ナポレオン・ヒルのHSSプログラムとは一体何?PMAと何が違う?
今回はナポレオン・ヒルのHSSプログラムの中身とその具体的な活用法、具体的な実践方法について解説します。
・ナポレオン・ヒルのHSSプログラムって何?
・PMAプログラムがあればHSSプログラムは必要ない?
こうした疑問や思いをお持ちの人もたくさんいます。
PMAプログラムをきちんと理解している人は、HSSプログラムに進むことで成功をより加速させていきます。
PMAを理解して先に進めば加速装置となりますが、適当にしてしまうとHSSは効果を発揮しません。
しかし、こうした事実を知らずにHSSプログラムに手を出して損をしている人も多いです。
そこで今回はナポレオン・ヒルのHSSプログラムの中身と活用法について解説します。
この動画を見るとHSSプログラムを活かせない原因や、実践しても失敗する人の問題点が分かりますのでぜひ最後までご覧下さい。
それでは早速、ナポレオン・ヒルのHSSプログラムについて見ていきましょう。
ナポレオンヒルのHSSってどういう意味?
ナポレオン・ヒルのHSSとは、二種類から形成されているナポレオン・ヒル・プログラムの名称の一つです。
PMAとは(Positive Mental Attitude=積極的心構え)のことを言い、
HSSとは(Hill & Stone’s Success Science=成功の科学)の略称です。
それぞれは上記の略称で、PMAプログラムとHSSプログラムの二つでナポレオン・ヒル・プログラムとして成り立っています。
HSSのストーンとはW・クレメント・ストーンという人物で、ナポレオン・ヒル・プログラムを通じて成果を上げた人です。
生存時には、世界最大の損害保険会社の創業者で会長でもありました。
クレメント・ストーンは、ナポレオン・ヒル財団の初代会長でもあります。
ナポレオン・ヒル財団について詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。
PMAで成功したクレメント・ストーンにより、実践的エッセンスを体系化したものがHSSプログラムです。
続いてPMAとHSSの具体的な違いについて詳しく解説します。
ナポレオン・ヒル・プログラムにおいてHSSは実践編、PMAが理論編
ナポレオン・ヒルの学習体系はPMA=理論編、HSS=実践編として役割が明確に分かれます。
まずPMAで「考え方の土台」を築き、HSSで「行動へ落とし込む」ことで成果につながります。
PMAプログラムは、成功者に共通する信念・態度・価値観を体系化します。
そしてあなたの内面に「成功の前提条件」をインストールするカリキュラムです。
対してHSSプログラムは、その前提を日々の行動・習慣・検証に変換し、達成可能な結果に結び付ける実地トレーニングです。
理論だけでは机上の空論に終わり、行動だけでは方向性を誤ります。
だからこそ「PMAで方向を定めてHSSで前進する」という二段構えが不可欠なのです。
イメージしやすく運転免許で例えると
- PMA=学科(理論):道路交通法や危険予測、運転者の心得を学ぶ段階。
ヒルで言えば明確な願望、マスターマインド、信念の育成などの原理を理解して内面に定着させます。 - HSS=実車(実践):実際の路上で発進・停止・右左折を反復し、状況判断と操作を統合する段階。
ヒルで言えば日次の行動計画、週間レビュー、数値化されたマイルストーン、行動のPDCAといったワークを通じて理論を成果に変えます。
車でも学科だけでは運転できず、実車だけでは危険です。
成功も同じで、PMAの思考原理×HSSの行動体系がそろってはじめて、安全かつ最短距離でゴールに到達します。
結論として、HSSを最大化する近道はPMAから学ぶことです。
まずはPMAで「何を、なぜ、どんな姿勢で」取り組むかを固めます。
その上でHSSで「いつ、何を、どう測り、どう修正するか」を運用するのです。
そうすれば、ナポレオン・ヒルの成功哲学は現実の成果へ必ず直結します。
続いてHSSの活用を特におすすめしたい人と、取り組む際の注意点について具体的に解説します。
HSSプログラムを取り入れた方が良い人と落とし穴になる注意点
ナポレオン・ヒルのHSSプログラムは、PMAプログラムで土台を固め「実行段階」に入った人ほど効果が最大化します。
逆にPMA未学習やサポートなしの中古購入は、学習効果を著しく下げる「落とし穴」です。
HSSプログラムは、ナポレオン・ヒルの17の成功原則(ノウハウ)を「日々の行動・習慣・検証」に落とし込む実践編です。
理論(PMA)で方向と姿勢を確立し、実践(HSS)で計画→行動→振り返りを回すことで成果が加速します。
PMAの前提が抜けたままHSSだけ導入すると、方法は合っていても判断基準がない=空回りになりがちです。
さらに中古や正規外の導入は最新教材やフォロー、進捗レビューが得られず定着率・再現性が低下します。
HSSを取り入れた方が良い人
- PMAで理解がつながった人:17の原則が一本のストーリーとして結びつき、「いよいよ行動段階だ」と確信できている。
- PMAで成果が出はじめた人:小さな成功体験を拡張し、ボトルネックを外して達成速度を上げたい。
実務ではHSSの日次アクション(ToDo化)/週次レビュー(KPI・達成率)/月次の軌道修正(PDCA)/相互チェックが理論を成果に変えます。
例えばPMAで「明確な願望・期限・数値」を定義し、HSSで毎日の行動計画→検証→改善を回せば、短期の達成実感が積み上がります。
私たちリアライズでHSSを導入された人は、上記のどちらかに該当し「すでに成果が出た次の一手」として選ばれています。
きちんと納得する順序(PMA→HSS)だからこそ、無理なく継続・定着しやすいのです。
HSSが落とし穴になりやすいケース
- PMA未学習のまま導入:原則の解釈がバラバラで行動が散発化。成果指標も決まらず、達成感が得られない。
- 中古・正規外での導入(フォローなし):最新版との差異、サポート不在によりつまずきの原因特定ができない。結果として「安物買いの銭失い」状態になりやすい。
「気合でやり切るから大丈夫」と思いがちですが、HSSの価値は伴走支援と検証の仕組みにあります。
ここが欠けると、教材は優れていても再現性のある成果に届きません。
まとめると、HSSは「PMAの土台×正規導入×フォロー体制」で真価を発揮します。
まずはPMAプログラムで思考原理と姿勢を確立し、その上でHSSを導入して行動設計と検証を習慣化する順序が最短ルートです。
中古での導入に費用を割くくらいなら、PMAの徹底→正規のHSS+伴走支援に振り向ける方が投資対効果は確実に高まります。
これが納得できない人の場合、この先で上げる内容について自身で取り組んでみれば腑に落ちるでしょう。
PMA→HSSへ移行する前の準備チェックリスト(7項目)
PMAで思考の土台が固まったら、以下7項目が「〇」になった時点でHSSプログラムへ移行するのが最短です。
- 明確な願望
1文で言語化(年内に売上◯◯円)して「なぜそれを望むのか」という理由も一言で添える。 - 数値目標と期限(KGI/SMART)
到達点を数値化して期限・範囲・条件をSMARTで定義。 - KPI設計(先行指標)
結果に先行する行動量を3つ以内に絞る(例:商談数、提案書数、練習時間) - 行動計画(WBS→週次→日次)
タスクを分解して週次ブロックと日次ToDoに落とし込む。1タスクは60分以内が目安。 - レビュー体制(週1固定)
毎週同一曜日・同時刻に30〜60分のレビュー枠を確保。チェック項目は「達成率・学び・改善」 - マスターマインド
2〜5名で役割を決めて週1回・30分の進捗共有。
約束(コミット)とフィードバックの仕組みを先に決める。 - 時間と環境の確保
カレンダーに「不可侵ブロック」を設定。
通知オフ・作業環境の整頓・資料の一元管理を事前に済ませる。
HSSは実践編ですので、上記が未整備だとやる気はあっても行動が散発的になり、検証が主観的になります。
例えば
KGI「月◯◯件受注」
→KPI「アポ◯件/週、提案◯件/週」
→週次で達成率を記録し、未達は原因を1つだけ特定
→翌週の改善1つに集中。
こうして7項目が揃えば、PMA(理論)からHSS(実践)への橋渡しは完成して迷いなく走り出せます。
HSS実践テンプレ:日次・週次・月次のPDCAを「超かんたん」に回す方法
HSSは「同じ型で淡々と回す」だけで成果が出ます。
PDCAは難しくなく「決める→やる→見直す→直す」の4ステップですので、下の型をそのまま使えばOKです。
日次(朝5分/夜5分)
- 朝
- 今日の最優先3つ(MIT)を書く
- KPIに直結する60分ブロックを1本だけカレンダーに入れる
- つまずきそうな障害を1つ想定し、回避策をひと言で決める
- 夜
- できた/できないを○×で記録
- 学びを1行(何が効いた?)
- 明日の修正を1つ決める(増やさないのがコツ)
週次(固定曜日に60分)
- 数字の確認:KPI達成率(%)とKGIの進捗(%)
- 事実の棚卸し:上手くいった3つ/いかなかった3つ
- 最大のボトルネックを1つだけ特定
- 処方:来週「やること1つ/やめること1つ」
- 宣言:マスターマインドに定量+期限で共有
月次(90分)
- サマリー:KGIの到達点、ギャップ、3か月の傾向
- 仮説更新:効いた施策を「残す」効かない施策は「捨てる」
- 設計変更:KPIの追加/削除は最大1つに絞る(やり過ぎない)
店舗運営のカンタン例
KGI: 月間売上(例:300万円)
KPI: ①声かけ件数(例:300件/週)
②体験デモ回数(例:50回/週)
③レジ前アップセル提案率(例:80%/週)
日次MIT: 開店前に「陳列・導線の最適化60分ブロック」
→閉店後に実績○×と「学び1行」を記録
週次: 声かけ・デモ・提案率をチェック
→ 足を引っ張る1点(例:提案率)を直す
月次: KGIの進捗と「効果的な一手」(例:入口ディスプレイの体験可視化)を固定
そのまま使えるメモ欄(コピペOK)
【日次AM】MIT3/60分ブロック/障害と回避
【日次PM】実績○×/学び1行/明日直す1つ
【週次】達成率%/良かった3・悪かった3/最大の詰まり/やる1・やめる1/宣言
【月次】KGI進捗%/傾向/残す・捨てる/KPI変更(最大1)
この時のポイントはたくさん直さないことです。
なぜなら一度に大量の修正を行うと、どれが効果的であったかの判断ができなくなるからです。
「1つだけ直す」を積み重ねると、PMAで決めた方向に自然と収束します。
費用対効果を見える化:HSSのROIを「家計の感覚」でかんたん計算
実際に「HSSプログラムで元は取れるのか」という内容で実践編を行ってみましょう。
「HSSで元を取れるか」は数式でスッキリ判断できます。
- ROI(投資効率)=(増えた利益 − 総投資)÷ 総投資
- 回収期間= 総投資 ÷ 月あたりの増えた利益
ステップ1:総投資を出す
- 導入費
- 関連ツール費(例:タスク管理や分析の有料版)
- 時間コスト(自分の時給 × 学習/実践時間)
例)導入60万+ツール2万+時間8万=合計70万円
ステップ2:月あたり「増えた利益」を見積もる
- 売上が増えた分(客数×単価×成約率アップ)
- コストが減った分(広告/外注/ミス削減)
- 時間が浮いた価値(時給 × 削減時間)
例)売上+4万/コスト減+1万/時間価値+1万=合計6万円/月
ステップ3:計算してみる
- ROI=(6万×12 − 70万)÷ 70万 = +2.9%/年
- 回収期間=70万 ÷ 6万= 11.7ヶ月
数字が苦手でも「毎月いくら増える?」と「合計いくら投資?」の2つだけ押さえればOKです。
3つのシナリオで「幅」を見る
- 慎重:増分3万/月 → 回収23.3ヶ月
- 標準:増分6万/月 → 回収11.7ヶ月
- 攻め:増分10万/月 → 回収7カ月
※導入前に「最低ライン(慎重)でも許容できるか」で判断すると迷いません。
よくある勘違い
- 売上だけ見てしまう → コスト減や時短価値も立派な利益です。
- 一気に施策を増やす → 成果の原因が分からず増分が鈍化しますので、KPIは絞りましょう。
- 中古/正規外で安く買う → サポートや最新化が欠け増分が伸びにくい=回収が長引く。
家計のたとえ
高性能な炊飯器を買って外食が減れば、食費が下がる+健康で医療費も下がる=結果的に回収できます。
HSSも同じで売上が増える・無駄が減る・時間が浮くの合計で「元が取れるか」を見ます。
今すぐ作れるメモ(コピペOK)
総投資=受講費+ツール費+時間コスト=( )円
増分(月)=売上増( )+コスト減( )+時間価値( )=( )円
ROI=(増分×12 − 総投資)÷ 総投資 = ( )%
回収期間=総投資 ÷ 増分(月) = ( )か月
HSSの価値は、PMAの土台×正規導入×検証サイクルで「増分」を安定的に生むことです。
こうして数字で見える化すれば、根性論や精神論などの感覚ではなく納得で進められます。
PMAで理論を理解できたのであれば、次はHSSで実践できる自分へと変わっていきましょう。
- ナポレオン・ヒルのHSSとはPMAの次のステップのことを指す
- ナポレオン・ヒルのHSSの実践編でPMAの理論を活かすことができる
- PMAもHSSも中古での導入を検討しているなら無駄になるので辞めた方が良い