ナポレオン・ヒル財団とは?歴史と実績・噂の真相まで専門家が解説

ナポレオン・ヒル財団という名称は、なんとなく見たり聞いたりしたことがあるけど、実際にどんな活動をしているのか、また本当にアメリカでも有名なのかと疑問に思っている人は多くいることでしょう。

ナポレオン・ヒル財団は、実際にアメリカに拠点を置いているので、海の向こうの事について正しく情報を取得できるかどうかは、これだけインターネットが発達した現代でも難しいものです。

しかし、ナポレオン・ヒル財団はきちんと実在していて、過去に限らず現在でも活動を行っています。

まずはナポレオン・ヒルという人物について詳しく知りたい方は、先に以下の記事をお読みになるとより理解が深まります。

そこで、この記事では「◯◯らしいよ」といった、曖昧な情報ではなく、確定している事実と証拠だけに基づいて、ナポレオン・ヒルの成功哲学に20年従事している専門家が、財団の歴史や活動状況などの詳細について、ひとつひとつ詳しく解説していきます。

ナポレオン・ヒル財団誕生の流れ

ナポレオン・ヒルは、アンドリュー・カーネギーの依頼により、現在も全世界で支持を得ているナポレオン・ヒル・プログラムを1928年に20年の歳月を掛けて完成させました。

ナポレオンヒルプログラムについて知りたい方は、以下の記事が参考になります。

これにより、ナポレオン・ヒルは巨富を築き引退していました。

プログラムを用いて、自身も大きな成果を上げることが出来たW・クレメント・ストーン(世界有数の特殊損害保険会社エイオン・コーポレーションの他、4つの損害保険、生命保険会社の創業者)の説得により、ナポレオン・ヒルは現役復帰を果たします。

そしてこの2人によって、1962年にナポレオン・ヒル財団が設立されました。

ナポレオン・ヒル財団の初代会長には、このW・クレメント・ストーンが就任していいます。

よく「プログラムは100年以上も昔のものだから、現代では通用しないでしょ?」といった声を耳にしますが、残念ながらこれらは誤りです。

確かに、プログラムの初版の完成は1928年ですので、とても古く歴史があるものです。

しかし、先程にも説明した現役復帰の際に、ナポレオン・ヒル財団の初代会長に就任したW・クレメント・ストーンとの2人によって、プログラムの改定作業が続けられていました。

残念なことに、改定途中の1970年にナポレオン・ヒルは88歳にして亡くなっています。

しかしその後も、W・クレメント・ストーンとナポレオン・ヒル財団によって改定が続けられており、プログラムの最新版は1988年に改定されています。

初版となる成功者500名の成功法則をまとめたものは、この時には新たにナポレオン・ヒル財団の尽力により、2000名を超える成功者の協力が追加されているのです。

改定を加える上で新たに加わった偉人の中で、皆さんにも聞き覚えのある現代の著名な方であれば、アーノルド・シュワルツェネッガーなどもその一人です。

日本語版のプログラムは、財団によって改定された最新版が原型になっています。

日本では独占販売権を契約している、ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部となる株式会社エス・エス・アイがプログラムの販売を行っています。

私たちリアライズは、ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部公認代理店のひとつ上の存在となる販社になります。

私達インストラクターについて詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

ここで一つ私からお伝えしておきたいことは、財団も1世紀に渡りプログラムと共に存続しています。

そして、成功哲学は分かりやすく例えるなら、数学の公式や、魚を釣る際に知っておくべき魚の特性と同じですので、時代によって変わることはないということです。

数学ならそろばんが電卓に変わったり、魚の釣り方なら竿や餌が時代に応じてより便利なものに変わります。

このように、時代に応じて成功するために取り組む手段などが変わることはあっても、成功するために必要な考え方や人としての在り方は不変のものであり、変わることはないのです。

その最たる例として、誰でも理解できるものが哲学という学問でしょう。

そしてこれは、ナポレオン・ヒル財団が1世紀に渡り存続している事自体がその最たる証明ではないでしょうか。

プログラムは、稼ぐ手段や人に良く見せるような小手先のテクニックではなく、人としての根本的な考え方や人格形成の部分を学ぶものです。

ナポレオン・ヒル財団の本部はどこにある?

もともとナポレオン・ヒル財団の本部は、シカゴ近郊に置かれていました。

その後、1999年の秋にパデュー大学構内に「ナポレオン・ヒル・ワールド・ラーニング・センター」が設立された際、財団本部もこちらへ移転することになりました。

現在でも場所は変わらずにこちらにあります。

ちなみに、日本にあるナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部は、もともと新宿に拠点がありましたが、その後高田馬場へと移し、現在では神田に拠点を置いています。

ナポレオン・ヒル財団の本部は誰が運営している?

財団の初代会長は、W・クレメント・ストーンが就任していましたが、その後は新たに会長としてチャールズ・ジョンスンという人物が就任しています。

この人物はナポレオン・ヒルの甥に当たる人で、自身は医学博士で内科医をしています。

チャールズ・ジョンスンは2003年にナポレオン・ヒル財団の会長に就任し、成功哲学ならびにプログラムの普及に従事しています。

財団としても毎年世界の何処かの国で集まり、日頃の活動をねぎらったり、今後の活動方針を固めるための集いやパーティなどが開催されています。

ただし、こちらは財団本部の身内の人間しか参加することはできませんので、一般の方やプログラムユーザーの方は参加することはできません。

ナポレオン・ヒル財団は世界でも活動をしている?

ナポレオン・ヒルデーの記念公園

ナポレオン・ヒル財団の活動は、現在も全世界中で行われており、アメリカにおける大学での講義なども行われています。

プログラムの最新版にあたる1988年に改定された最新版は、これまでイギリス、ロシア、インド、オーストラリア、ブラジルなど、財団の尽力によって100ヶ国以上の国々で普及してきました。

また、プログラムの功績と実績から、アメリカでは様々な形で現在もその精神は生き続けています。

ナポレオン・ヒル生誕の地であるバージニア州では、州立大学ワイズ校が「ナポレオン・ヒル・デー」のイベントを開始。

翌年には当時の知事であるギルモア知事が、ナポレオン・ヒルの誕生日である10月26日を「ナポレオン・ヒル・デー」と制定しました。

2002年には、州立大学学長公邸でのセレモニーを皮切りに、ナポレオン・ヒル財団本部にて3日間に渡ってイベントが行われました。

またパデュー大学では、1984年に市民を対象とした生涯学習コース「PMA講座」を開設し、その後在校生を対象に正規の必修科目として取り入れるようになりました。

ナポレオン・ヒル財団が普及している成功哲学は、モチベーションの維持、育成に大きな影響を及ぼす哲学であるとして、PMAに対する大学側の評価は非常に高く、1999年秋には大学構内にナポレオン・ヒル・ラーニング・センターを開設しています。

このように、ナポレオン・ヒル・プログラムは大学の構内で必修科目となっていたり、専用施設が設けられるほど学問として受け入れられている哲学なのです。

実際に私達リアライズでも、大企業の新入社員の研修資料やオペレーションマニュアルの作成の際には、ナポレオン・ヒル財団に少しでも力添えできるよう、プログラムの要素を取り入れながら作成しています。

ナポレオン・ヒル財団の日本運営と立ち位置

田中孝顕とクレメントストーン

日本の財団運営はエス・エス・アイの創業者、田中孝顕が1988年に「ナポレオン・ヒル財団日本リソーセス」を創立して、理事長として就任しています。

そして、これまでの実績と貢献が評価され、2002年には「ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部」として、日本のみならずアジア圏の本部として認定されることになります。

さらにはその実績から2003年には、田中孝顕自身も日本人で初のゴールドメダリストとして財団から表彰されています。

これまでのゴールドメダリストには

  • テッド・ターナー(CNN他2局の放送局を持つTBSの会長)
  • トム・モナハン(ドミノ・ピザ創業者)
  • リチャード・デヴォス(アムウェイ・コーポレーション創立者)
  • メアリー・ケイ・アッシュ(メアリーケイ化粧品会社創立者)
  • ドナルド・キーオ(コカ・コーラ社元最高経営責任者)
  • アール・ナイチンゲール(ナイチンゲール・コナント社元会長)
  • アーサー・E・バートレット(世界最大の不動産会社センチュリー21創立者)
  • リー・アイアコッカ(クライスラー社元会長)

など世界的にも著名な成功者が、功績者として名を連ねています。

そして2004年には、高額納税者となる長者番付にも田中孝顕の名でランクインしています。

日本の自己啓発業界が今日のようなブームを起こし、書店には自己啓発の棚が出来上がるまでに至ったのは、田中孝顕の功績なくして語ることはできません。

ナポレオン・ヒル財団について「嘘」と主張した人間の事実と真実

インターネットには、ナポレオン・ヒル財団の歴史や権威、実績とは異なり、早く書いたもの勝ち、拡散されたもの勝ちな背景があり、実際の事実や真実とは異なるものが多数存在します。

例えばナポレオン・ヒル財団に関して言うなら「ナポレオン・ヒルは嘘だ!」といった内容です。

しかし事実も真実も、その関係者しか知らないことがあるのもまた事実です。

このような意見で、根も葉もない事を信じていたり、またその内容を本人以外でブログ記事などに書いている方々に、財団の一員である私から問いたい内容があります。

実際、その嘘をインターネットや動画で追求している発信者の一人は、もともとはナポレオン・ヒル財団の代理店として販売活動を行っていた人間であることはご存じですか?

またその当事者が勝手に財団の許可も得ずに、プログラムの販売方法として独断で連鎖販売取引のような形態を用いて行い、それに騙されてしまった顧客からクレームが上がったことでその事実が発覚します。

そして、最終的にはその当事者が追求されて、除名処分になっていることはご存知ですか?

この話の真実は、当事者がナポレオン・ヒル財団から、除名処分を受けた瞬間から「あんなの嘘だ!」と財団のアンチ活動を始めているだけなのです。

どこの業界にも、必ずお金の匂いを嗅ぎつけた悪い人は存在します。

ナポレオン・ヒル財団のように歴史と実績があり、たくさんの人に支持されている良いものでも、それが悪いことに使われてしまった場合には、良いものまで悪いもの扱いされてしまいます。

ちなみにですが、私は20年全国各地でプログラムの販売活動に従事しています。

この当事者の方は、私よりも歴としては3年ほど先輩だったそうですが、この方の名前を全国どこへ行った際にも、一度も聞いたことはありませんでした。

また、全国のプログラムの販売者が集まり、その販売技術を磨き、競う、日本のナポレオン・ヒル財団公認のプレゼン大会も過去に実際に開かれていました。

その大会で私がプレイヤーとして二度優勝させて頂いた際や、その後は監督者として毎年足を運んだ際も、この方をお見かけしたことは一度もありません。

そもそも本当に売れる人であれば、そのような独断でやってはいけないことをしなくても、クレームなども出さずに追及されることもなく、自然に売れるはずです。

本人に売るだけの脳力がないから、そうした悪事に手を染めるのです。

ナポレオン・ヒル財団も実績と貢献があり、世間から認められることで大学の必修科目になっていたり、専用のラーニングセンターが設立されたりするのです。

ネットによくある誤った情報に踊らされることなく、ナポレオン・ヒル財団のように、きちんと残り続ける歴史と権威、そして実績のあるものを情報として取り入れるようにしましょう。

ネットで噂される根拠のない内容と、ナポレオン・ヒル財団について確定している事実と、内部の人間だからこそ知っている真実のみに基づいて、気になる人へ向けてまとめてみました。

本当に気になる人は、この記事で説明した情報通りにアメリカに実在しますので、一度旅行がてらでもナポレオン・ヒル財団の本部を見学に行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ
  • ナポレオン・ヒル財団はW・クレメント・ストーンの2人が起点となり発足された
  • ナポレオン・ヒル財団はアメリカの大学構内で専用施設が作られたり、必修科目としても取り入れられている
  • 日本のナポレオン・ヒル財団は、その実績からアジア太平洋/太平洋本部として置かれている