引き寄せの法則について|ザ・シークレットで語られなかったエイブラハムの秘密
引き寄せの法則というものは良いものも悪いものも全て、自分が考えていることをきちんと現実化してくれる法則です。
そうは言っても、その効果をなかなか実感できない人もたくさんいます。
これは実は自分でも気付いていないだけで、良くも悪くもきちんと引き寄せることができている事実にフォーカスできていないだけなのです。
・引き寄せの法則って聞くけど全く効果ない
・どうやったら願いを引き寄せることができるの?
こうした疑問や感想をお持ちの人も多くいらっしゃいますので、この記事では
・少し残酷な引き寄せの法則の真実
・ザ・シークレットで語られなかった5つのステップ
これらについて、映画『ザ・シークレット』に、賢人エイブラハムとして登場しているジョー・ヴィターレ博士の解説を入れつつ、引き寄せの法則の秘密であるミッシング・シークレットに10年、自己啓発に20年従事している専門家が解説します。
こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。
記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。
引き寄せの法則について
引き寄せの法則とは何か簡単に説明しましょう。
あなたの抱く思考や感情には磁力があり、自分の引き付けるものを決定する力があるというのが引き寄せの法則の考えです。
すなわち、あなたの経験している全てのことは思考や感情が引き寄せているのです。ところが、多くの人はこの考えに抵抗しようとします。
この法則に疑いを抱く人たちは皆「そんなことは真実ではない、真実ではあり得ない」と言います。なぜならそれが真実であっては困るからです。
誰もが真実だと思いたくない理由は、それを認めてしまうと全てが自分の責任になってしまうからです。
もし、人生における全てのことが引き寄せの法則によって現れてくるとするなら、良いことばかりでなく悪いことも自分が責任を負う羽目になります。
私は引き寄せの法則はれっきとした法則だと映画ザ・シークレットでも、人気テレビ番組ラリー・キング・ライブでもはっきりと宣言しました。
この原理を聞かされて良い気分にはなれないでしょう。なぜなら、悪いことが起きたときに言い訳ができなくなってしまうからです。
引き寄せの法則は、重力の法則と同じだと言っても過言ではありません。すなわち、あなたが意識するかどうかは別にしてこの法則は常に働いているのです。
ここで良いことを一つお教えしておきましょう。それは、あなたがこの法則を意識していられるようになるということです。
あなたは悟りを得た人、すなわち目覚めた人になれます。
なぜならこのミッシング・シークレットに耳を傾け、引き寄せの法則を利用して願望を実現する方法、人生で成果を手にする方法を求めているからです。
しかし、あなたには更にその上を目指してもらいたいと願っています。
実に多くの人が映画ザ・シークレットを見て最初は励まされますが、やがて挫折してしまう事実に対処してもらいたいのです。
多くの人が挫折してしまうのは、この法則が常に働いていると考えていないことが原因です。
ですからまず最初に話しておきたいのは、引き寄せの法則はれっきとした法則であり、常に働いているが働いているのは無意識の層であるということです。
この事実に気付いたことが、私を大きな発見へと導くきっかけになりました。この大発見こそミッシング・シークレットに他なりません。
ここまでで学ぶこと
引き寄せの法則というものは、自分自身の思考や感情が引き付ける事柄を決定するというのは、世間で認識されている引き寄せの内容とさほどズレはありません。
実際にジョー・ヴィターレ博士が提唱している引き寄せの法則の内容と、世間の認識でズレが発生しているのは次に挙げる二点です。
1,良いことだけでなく悪いことも同様に引き寄せの法則によるものである
2,引き寄せの法則というものは表層の部分ではなく無意識の層で働いている
1に関しては人間の一般的傾向である「自己奉仕バイアス」というものが関係しています。
自己奉仕バイアスとは、成功を自分の内面や個人的要因に紐付け、失敗に関しては制御不能な状況的要因のせいにすることを言います。
分かりやすく例えるなら、上手くいったのは自分のおかげ、失敗したのは他人のせいにしたりするようなことです。
これはモチベーションなどにも繋がる話で、自己高揚バイアスとも関連していると言われています。
自己高揚バイアスとは、自分が平均以上の脳力を持っていると信じ込むことです。
こちらを分かりやすく例えるなら、車を運転する人の多くは自分が平均以上に上手い運転ができていると思い込んでいる状態です。
この自己奉仕バイアスには、次のような興味深い実験結果も存在しています。
ある実験で損害額が1000万円の自動車事故を想定して、被験者を原告と被告サイドに振り分け、それぞれに損害賠償額を見積もらせました。
すると、原告側の損害賠償額の予測は被告側よりも平均で145万円高くなり、原告側の平均の請求額は被告の予測を177万円も上回ったという結果があります。
このように、人間には「自分は悪くない」という保身をかける習性があります。
しかし、引き寄せの法則を使えるようになりたいのであれば、これまでに起きた悪い経験や結果も全て自分が引き起こしたものであることを認める必要があります。
なぜなら、それを認めることができないと2にも関わってくる自分の無意識の層について認めること、そして素直で正直になることができないためです。
引き寄せの法則まつわる否定的な意見については、以下の記事で詳しく解説しています。
2に関しては1よりも重要視する必要があり、世間の大半が引き寄せの法則を勘違いしているのも2によるものです。
なぜなら、引き寄せの法則を使えるようになりたい人のほとんどは
・頭で考えた
・紙に書いた
これらを行ったのに「一向に願いを引き寄せられない!」だから「引き寄せの法則なんて眉唾だ!」と、ここでも自己奉仕バイアスに陥ってしまっています。
しかし、このような人がなぜ願いを引き寄せることができないかと言えば、その原因は2が関係していることに気付いている人はほとんどいません。
引き寄せの法則というものは、あなたが「より長く、より強く、より重く」考えているものを現実化させる法則です。
この時一つの事象について二つの想いがある場合には、潜在意識は天秤にかけてより長く、より強く、より重く捉えている想いを実際に現実化させるのです。
例えば「引き寄せの法則で願いを叶えたい」と「引き寄せの法則なんて疑わしいよね」という二つの想いがある場合、後者の方が強ければ引き寄せるのは後者です。
また、顕在意識で考えている事象と潜在意識で考えている事象がある場合、どちらを引き寄せるかと言えば潜在意識の考えが優先されます。
引き寄せの法則を活用したい場合、まずはこのベースとなる基礎の部分をしっかりと認識しましょう。
潜在意識についてよく知りたい人は、以下のマーフィーの記事でも解説しています。
それでは続いて、ジョー・ヴィターレ博士が気付いた引き寄せの法則の5つのステップについて詳しく解説していきます。
引き寄せの法則の5ステップ
人生で富を初めとする、あらゆる願望を実現するためには五つのステップがあります。
この五つのステップは後々に順を追って説明しますが、この五つのステップの内のステップ3が正にミッシング・シークレットに当たります。
それは私にとって大発見でした。
前にお話した通り、私にはホームレスだった時期があります。貧乏でもがき苦しまなくてはいけませんでした。では、どのようにして貧困から抜け出したのか。
どうやって、ホームレスから今の状況に移っていけたのか。
その答えはとりも直さず、引き寄せの法則を働かせるために、このミッシング・シークレットを発見した成果なのです。
ミッシング・シークレットを発見するための最も簡単な方法は、別の法則を作り出すことです。ここではひとまず反対意思の法則としておきましょう。
この法則については後のセッションで詳しく説明するつもりですが、私の今の成功はこの法則の結果です。
私は最初は起業家で次にマーケターになりました。私はいつも結果を求めています。それは私のビジネスの背景から生まれています。
このミッシング・シークレットについて学ぶ時、私が保証していると分かれば安心してもらえるのではないでしょうか?
あなたがミッシング・シークレットを理解し、この先で説明していくクリアリングを実際に行えば、自分が望んでいることを決定し達成することができます。
映画ザ・シークレットは引き寄せの法則を広め、多くの人を目覚めさせました。
しかし、ミッシング・シークレットが何かまでは踏み込んで説明していませんでした。
このミッシング・シークレットで私が紹介するテクニックの威力は絶大で、そこからは驚くべき効果が生まれてきます。
自分が求めているものを選択し、絶えずその目標を自分に引き寄せることができるのです。
ほとんどの人が読んでいるだけの魔法や奇跡を、私達は実際に実現できるのです。あなたはその生きた証になるでしょう。私自身その生きた証なのです。
ここまでで学ぶこと
ジョー・ヴィターレ博士が提唱する引き寄せの法則は、5つのステップに基づいて実践するものです。
しかしこの5つのステップを踏めば、願いの方から勝手にあなたの元へ舞い込んで来てくれるわけではありません。
ミッシング・シークレットのステップ1から学びたい人は、以下の記事で詳しく解説しています。
先程はジョー・ヴィターレ博士の引き寄せの法則と、世間の認知のズレについて2つのポイントを挙げましたが、もう一つ「勘違い」というものがあります。
それは、引き寄せの法則とは「願えば叶う法則」ではなく「心構えを変えることで、自ら進んで楽しみながら目標に向かっていけるようになる」ものであることです。
世間で「引き寄せることができなかった」と語る人のほとんどは「頑張れる自分に変わる」のではなく「願ってただ待っていた」人たちです。
これは、引き寄せの法則に限らず、ナポレオン・ヒルの成功哲学でもある「思考は現実化する」とも共通する部分でもあります。
引き寄せの法則は、きちんと活用すれば願いを叶えることができる法則であるのは間違いありません。
ただし、これは「努力する」ことは絶対に必須となり、引き寄せの法則は「頑張らなくても良い法則」ではないということです。
頑張らなくてもただ願って待っていれば良いのであれば、それこそ眉唾ものであると言われても仕方のないものになってしまいます。
正しく引き寄せの法則を理解して、願いを叶えられるように変わっていきましょう。