【マーフィーの法則】あなたの中に秘められた驚異の力と潜在意識の基礎知識|ジョセフマーフィーの潜在意識活用法
今回の潜在意識の力を活用する、マーフィーの法則のエピソードは、マーフィー博士による潜在意識の持つ力と、潜在意識の基礎知識についての解説です。
マーフィーの法則は、潜在意識の力を用いて望みや願望を叶えたり、現状を変える力を持っているので、そのためには潜在意識について知っておく必要があります。
そして、日常から潜在意識のメンテナンスに励んでいれば、いざ活用したい場面に遭遇したときでも、いかんなくその力を発揮させることができます。
・潜在意識ってよく聞くけど実際良く分からない
・何で潜在意識が重要になるの?
こうした疑問をお持ちの人も多いので、この記事では
・潜在意識に対する認識とその力
・潜在意識が働く基準とその作用
これらについて、ジョセフ・マーフィー博士の解説を元に、マーフィーの潜在意識の法則に20年従事している専門家が、一つ一つ解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
あなたの中に秘められた驚異の力
もし、あなたが潜在意識に秘められた驚異の力を引き出し、うまく利用できれば、あなたは今よりももっと大きな力や、健康、そして幸せを得ることができるでしょう。
そして、素晴らしいことに、あなたはその驚異の力を得ようと努力する必要がないのです。なぜなら、あなたにはその力が既に備わっているからです。
だから、あなたは自分の人生において、潜在意識の利用法を学びさえすれば良いわけです。
マーフィーの潜在意識活用法では、そのテクニックと手順を詳しく紹介していきますから、それに従えば必ずマスターできます。
そして、あなたは一つの願望を実現した後も、次々に新しい願望を実現させる潜在意識を開発していくことになります。
そうやって、あなたの人生はあなたの望み通りになっていくのです。潜在意識は、常にあなたが望んだ通りの結果を与えてくれます。
あなたが望めば、理想通りのパートナーや協力者を得ることもできるし、あなたが不動産を処分したいと思えば、ぜひ買いたいという人が現れてきます。
また、あなたが十分に人生を謳歌できるような、金銭的自由が欲しいと思えば、それも手に入れることができるのです。
もし、あなたに何か障害が起きたとしても、あなたの潜在意識はその問題を見事にクリアするでしょう。
数々の問題があなたに訪れても、必ずあなたの望んだように物事は進みます。そのとき、改めてこの不思議で偉大な力を知ることになるでしょう。
あなたが知れば知るほど、その力は増幅され、あなたが傷ついたとき、悩むとき、そこから救い出してくれます。どんな苦痛からも、解き放ってくれるのです。
ここまでで学ぶこと
潜在意識の力というものは、まずはそれが働いていることを認識するところからすべてが始まります。
あなたの心の内面に、既にこの潜在意識の力というものは存在しており、これまでに起きたことなども、そのほとんどは潜在意識の力の作用によるものです。
なぜなら、潜在意識というものがあなたの在り方や思考、習慣を司る部分であり、潜在意識の内容が、これら全てに色濃く反映されるようになっているからです。
そうは言っても、これだけでは抽象的で信じられない人が多いでしょうから、ここで簡単な例を挙げてみましょう。
例えば、現在あなたの潜在意識の状態が消極的な情報で満たされていれば、自然とあなたの在り方も自信を失わせ、どんよりとした雰囲気で、思考も消極的になります。
そして、何かをしようとしたり取り組もうとしても、消極的な情報で満たされていれば、始める気力もなく、継続させる精神力もなく、先延ばししたくなります。
一方で、潜在意識が積極的な情報で満たされていると、これまでの全てが正反対の状態になるので、物事がうまく行きやすくなります。
また、潜在意識に自分が望む願いを落とし込むことが出来ると、それはあなたの生活や思考の中心となり、どんな時でもその事が頭から離れなくなります。
この現象を分かりやすく例えるなら、意中の人に恋をしている時や、自分のすべての脳力を使って乗り越えられるかどうかの窮地に立たされた時の心理と同じです。
これらの状況に立たされた時、自分がどういった状態になっていたかを思い返してみて下さい。
きっと、そのことだけに集中し、他のことや他の人など気にせず、どうしたらそれを達成できるかだけに注力して、考えも行動もすべてそれを基準にしていたはずです。
世の中でも、よく「ゾーンに入った」などの表現を用いられているシーンが、潜在意識の力を活用できている状態ということです。
この状態を日常にしておくためには、潜在意識というものの状態を、常に自分が望む情報で溢れ返るようにしておかないといけません。
そうすれば、あなたは決して立ち止まることなく、前に進み続けることができるようになります。
ジョセフ・マーフィー博士の例を用いるなら、強い結婚願望が潜在意識に根付いていれば、理想の相手と出会えるまで、諦めることなく探し続けて達成させます。
しかしこの時、潜在意識に「理想の相手なんて見つかるだろうか」「私が結婚なんてできるわけ無い」といった願望が根付いている場合には、折れてしまいます。
ここで重要なポイントは「どちらもあなたの願望である」ということです。ですので、あなたの潜在意識の状態が重要視されるのです。
もし、潜在意識の力を活用して、願望や願いを実現させたいのであれば、潜在意識の状態を常に積極的な状態にしておくことを心掛けましょう。
それでは続いて、具体的に潜在意識の状態を変化させることについて、マーフィー博士の見解を見ていきましょう。
潜在意識の基礎知識
どんなに素晴らしい素質や、脳力のある人でも、それをうまく使いこなさなければ何の意味もありません。
どんな分野でも、基礎をマスターすることは必要です。もちろん、潜在意識についても同じことです。
潜在意識を使いこなしたければ、その基礎知識を十分に、自分のものにすることが先決です。そうすれば、結果は確実にあなたの望んだものとなっていくでしょう。
今、私は一個のオレンジを持っています。手を離せばオレンジは床に落ちます。当然のことですね。物質は熱すれば膨張する。これも当たり前のことです。
日本だから、アメリカだからといって、この原理が変わることなどあり得ません。これは潜在意識でも同じことが言えます。
電流はプラス極からマイナス極へ流れるという法則があるように、潜在意識にも法則があります。それは「信念に従って働く」という法則です。
では、信念の法則とは一体、何でしょうか?それは、とても簡単なことです。つまり「信じる」ことなのです。
あなたが心に思うこと、願うこと、そして、あなた自身の力を信じるということです。
信じた結果、あなたに起こる出来事やあなたの状態、あなたの経験、それらすべてが、潜在意識の働きと考えて良いでしょう。
いいですか。よく聞いてください。結果を引き起こすのは、信じる対象物、例えば十字架や仏像ではなくあなた自身、つまりあなたの心の中の想いなのです。
このことを決して忘れないでください。誤った信念や恐怖、迷信などに囚われてはいけません。
これらのネガティブ、つまり消極的な考えや感情は、真実からあなたを遠ざけてしまうだけです。
いつでも心の調和を保って、健康で平和な状態を維持しておいてください。いつでもポジティブ、つまり積極的な生活状態でいてください。
そうすれば、あなたの人生に奇跡が起こります。
ここまでで学ぶこと
潜在意識は信念に従って働く、というのは非常に重要なポイントであり、これを土台として構築しておかないと、後で道を踏み誤ることにも繋がります。
潜在意識、それに信念と目に見えないものが二つも並び始めると、段々現実味を帯びないような気がしてくるのも分かりますが、少しお付き合い下さい。
先程の解説部分の終わりのところでも述べましたが「こうしたい」と「こうなりたくない」は、どちらもあなたの願望であることに間違いありません。
つまり、潜在意識へこの二つの情報を落とし込んだとき、あなたの信念はどちらにフォーカスしていますか?というのがマーフィー博士の説いている内容です。
この二つの想いに対して、あなたの信念がフォーカスしている方向に従って、潜在意識というものは働くようになっています。
私は、この状況をよく天秤に例え、重たく傾いている側が叶うとしています。ただ、これだとまだ足りない部分が多いので、次のように加えています。
潜在意識というものは、あなたがより強く、長く、重く捉えている考えを、あなたの願いとして実現させる習性を持っています。
なぜなら、二つの思いが落とし込まれた状況というのは、どちらか一方にだけフォーカスしている状況よりも、焦点が揺れ動いていることの方が多いからです。
例えば、少しでも良い結果が出れば「こうしたい」にフォーカスして信じますが、状況が悪くなれば「こうなりたくない」にフォーカスしてしまうのが人間です。
つまり、人間というものはそれほど精神的には脆い存在であり、心の力に依存している状態であり、都合良く考える生き物である、ということです。
しかし、だからこそ心の力が重要であり、人間をいとも簡単に脆くもできる潜在意識の力を使いこなせば、それは最大のパワーともなり得るということです。
そのためには、まずは心という潜在意識の力を信じ、そしてその潜在意識に、余計なものを取り入れないようにする習慣を身につける必要があります。
分かりやすくイメージするのであれば、あなたの心の中で、常に天使と悪魔が裁判をしていると思って下さい。
天使と悪魔というそれぞれの弁護士が、あなたの潜在意識の中に在る情報から、それぞれ自分側にとって有利な情報を集めてきて、それを元に主張を繰り広げます。
この裁判の判決を下す、裁判長があなたの潜在意識です。裁判長ですので、どちらかに損得や有利になるような判決は下さず、情報を元に公平に判断します。
ですので、あなたにとって悪魔に該当する側の有利になるような情報は、潜在意識へ落とし込まないようにするのです。
例えば、ネガティブなニュースや情報、周囲の愚痴や不平不満というものでも、日常的に反復させれば、それは刷り込みによってあなたの潜在意識に落とし込まれます。
ですので、こういった情報が氾濫しているものからは離れるようにしたり、自分から立ち入ることはしないようにしましょう。
具体的には、倒産や破産といったニュースを見るくらいなら、上場報告や成長企業の情報を取り入れるようにするのです。
あなたが潜在意識の力を信じ、そして日常的に潜在意識を積極的な情報で満たされるようにしていれば、自然とあなたの人間性や言動もそれに基づいて変化します。
潜在意識の力を活用したい場合には、まずは自分の食生活を望ましいものへ変えるように、心に与える情報も望ましいものへ変えるようにしていきましょう。