積極的心構えを生み出す方法|ナポレオン・ヒルの成功哲学

ナポレオン・ヒルの成功哲学では、積極的心構えを生み出すための九の方法がある、とされています。

これから挙げる九の内容は、どれか一つを行えば良いわけではなく、すべての内容をきちんとこなす必要があります。

なぜなら、人間が必要な栄養素を取り入れるためには、一つの栄養素ではなく、バランス良く、すべての栄養素を取り入れないといけないのと同じだからです。

そして、そもそも積極的心構えとは、どういったものかを正しく理解することも必要となります。

・積極的ってプラス思考であれば良いんでしょ?
・良くなる良くなる!って考えていれば良いんだよね?

こうした誤った考え方のままで、後述する九の方法を実践しても、完成する心構えは、本来のものとは異なったものとなってしまいます。

そこでこの記事では

・積極的心構えを身につける具体的な方法

これらについて、ナポレオン・ヒルの成功哲学に20年従事している専門家が、ひとつひとつ詳しく解説していきます。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。

積極的心構えを身につける九の方法

積極的心構えを身につけるためには、これから挙げる九の内容を、バランス良く継続させる必要があります。

現在の心構えが消極的であったり、楽観的である場合には、これから説明する内容に取り組む際には、違和感や嫌悪感を覚えるかもしれません。

しかし、それらを乗り越え、習慣化させた際には、あなたの心構えを積極的なものへと変化させることができます。

それでは早速、ひとつずつ見ていきましょう。

積極的心構えを身につけるための一つ目の取り組み

まず、はっきりとした願望や目標を設定し、それに向かって進むことです。

何を望むかを知り、そのために必要な努力や労力を惜しまず、今すぐにどんな些細なことからでも、できることを始めましょう。

「楽をして成功した者はいない」という真実を、噛み締めて下さい。

欲求や希望の対象は、あなたにふさわしいものでなくてはなりません。

もし、それが現在のあなたには大きすぎる夢ならば、直ちにそれにふさわしい自分を作ることです。

そうすれば、必ず必要な高さにまで、あなたは成長するでしょう。

その際、正義や道徳も大切にすべきです。

ここで「あなたにふさわしい」という言葉の意味について、もう少し詳しく説明しましょう。

もし現在のあなたが、毎日八時間一生懸命に働いて、月30万円稼いでいるとすれば、それをいきなり70万円にすることは、まず不可能です。

脳力の裏付けも無しに、法外な期待を持つことは、愚かな夢です。

目標を高く掲げることは良いことですし、最終目標は当然、高いものでなくてはなりません。

しかし、そのためには、まず当面の目標を実現可能な範囲内に設定し、それを確実に達成することから始めるべきです。

明確な願望、あるいは明確な目標とは、それが合理的で、達成可能なものであることも意味します。

願望、目標は小さくてはいけません。

しかし、自分に不釣り合いなほど、大きな目標を設定するのも、間違いです。

ここまでで学ぶこと

一つ目の内容は「目標を設定し、行動すること」です。

しかし、ほとんどの人が、目標を曖昧にしたまま行動を起こすか、目標だけ設定して、その計画を立てずに「とにかく行動だ!」と道を踏み誤ります。

積極的心構えを形成したいのであれば、達成計画を作り上げることは、必須の項目です。

また、目標は自分が達成できるもので設定していかなければ、意味がありません。

目標設定しても、毎回未達で終わってしまう人というのは、自分の脳力を見誤っている人です。

まずは自分と向き合って、現在の自分はどのレベルなら達成できるかを、しっかりと把握してから、目標を設定していきましょう。

積極的心構えを身につけるための二つ目の取り組み

自分の求めるものに対して、常にイマジネーションを働かせることが大切です。

もし、あなたが会社の経営者になりたいのでしたら、経営者になった自分自身を、常にイメージすることです。

もし、あなたが今、銀行に10億円を持っていたとしたら、そのお金はあなたにとって、どのような意味を持つでしょうか?

それは、あなたに勇気を与えるでしょうか?

何かの助けになるでしょうか?

もちろん、大きな力を与えてくれます。

また、もし仮にそのお金が、老後のために蓄えられたもので、手を付けることのできないものだとしましょう。

それでも、役に立つでしょうか?

役に立ちます。

それは力の裏付けとなり、あなたに行動の意欲と自信を与えます。

一度、願望や目標を設定したら、完全にその結果を信じなければいけません。

次の仕事のことを考えたり、支払いの心配をしたり、あるいは何か悪いことが起こるのではないか?と恐れていたりしては、良い結果を得ることはできません。

人間の心には、良いものは良いものと引き合い、悪いものは悪いものと引き合うという法則があります。

建設的な思想と、敗北の思想とを、同時に持つことはできないのです。

どちらか一方を、選ばなくてはなりません。

もちろん、それを決めるのはあなたです。

一度、明確な願望を持つようになれば、青写真ができるのは時間の問題です。

もちろん、たゆまぬ努力は当然の事として。

ここで借家住まいの貧しい少女、アニーの話を致しましょう。

彼女は五番街にある、上流階級専門の仕立て屋に雇われ、使い走りや見本合わせ、仮縫いの糸を抜く仕事をしていました。

それでもアニーは、自分の仕事を愛していました。

金額のついた服を、鏡の前で貴婦人たちが美しく着飾っている姿を見ることに、彼女は胸をときめかせたものです。

やがて、彼女の胸の中にも、希望の灯火が灯るようになりました。

彼女自身が、店の主人になることです。

鏡の前を通る度に、あるいは将来の自分を夢見て、うっとりとしたものです。

もちろん夢は、まだアニー一人のものです。

しかし彼女は、いつの間にか、女主人を演じるようになっていました。

まもなく店の主人は、アニーの優雅な物腰と、入念で細やかな心配りに、気付くようになりました。

こうしてアニーは、徐々に有名になっていきました。

使い走りのアニーから、一個人としてのアネットになり、次にスタイリストのアネットになりました。

そして最後には、富豪や著名人を顧客とする、有名なコスチュームデザイナー、マダムアネットになりました。

有名な「ホーソーンの大きな石の顔」という物語にも、同じような教訓が含まれています。

偉人たちの像が刻まれた山々を見て育った少年は、街にやってくる人々の姿に、偉人たちのイメージを重ね合わせ、その写し身を求めて止みません。

しかし、どれほど待ち望んでも、生きた偉人は彼の住む街にはやって来ないのです。

そんなある日、ふとしたきっかけで、彼は自分自身があの偉大なストーン・フェイスを持つ人間であることに気付きます。

長い間、心の中に刻み込まれた像は、決して幻影ではありません。

それはやがて、現実にその通りになる種子なのです。

十の基本的なモチベーションのうち、できるだけたくさんのモチベーションを、あなたの願望と関係付けて下さい。

そして、願望と結び付けられたモチベーションが、あなたを強く刺激するようなら、良い結果を期待することができます。

常に自分の願望と、モチベーションを思い出して下さい。

もし、あなたの目標が素晴らしい家や、素敵な自家用車を買うために、貯金をすることであれば、その家や自家用車を、心の中で繰り返し思い描いてみることです。

素敵な車を運転したり、真新しい自宅の居間で、くつろいでいる自分をイメージし、時には、そんな将来の自分を演じてみるのも良いでしょう。

欲求が高まるにつれて、ますます人は、意欲的になるものです。

そのためにも、あなたのイマジネーションは、大いに活用すべきです。

ある聖職者が、雨乞いのために、人々を呼び集めました。

そして、集まった人々を見渡しながら、こう言いました。

「あなた方は大変素晴らしいキリスト教徒です。しかし、あなた方の信念は、どこにあるのでしょうか?」

私は、あなた方に雨乞いのために集まってもらいましたが、誰一人として、傘を準備してきてはいない、というのはどういうことでしょうか?」

彼らは、傘を忘れてきたのですが、本当は信念を置き忘れてきたのです。

これでは、いつまで経っても、確固たる確信を持つことはできません。

ここまでで学ぶこと

二つ目の内容は「イマジネーションを活用すること」です。

自分の目標や願望について、想像を巡らせるのですが、この時に達成計画についても、活用することをお勧めします。

なぜなら、この時に想像する内容が、絵空事である場合には、達成計画も絵空事であることが多いためです。

想像の世界では、どのような内容でも創造できますが、目標や願望、そして達成計画について想像する時は、現実的に、そして詳細にイメージする必要があります。

なぜなら、現実的に、そして詳細にイメージすることで、現在の問題の課題を見つけることができるためです。

消極的心構えにとらわれている人も、使うベクトルが間違っているだけで、きちんと想像力を使いこなすことができています。

その力がどれだけ強いかは、常にその力を使いこなしている自分自身が、一番わかっているはずです。

それであれば、それを望むべき方向へと、切り替えてあげましょう。

積極的心構えを身につけるための三つ目の取り組み

あなたの願望や目標、及び、それによってもたらされる利益を全て書き出し、繰り返し読み上げて、完全に覚えてください。

これは、深層自己説得によって、あなたの意識を強化する方法です。

成功を引き寄せるには、大変効果的なトレーニングの一つです。

現在、あなたの置かれている地位が、不本意なものであったとしても、将来の自分を常に思い描き、それを自分に語り続ける事で、現在とは異なる未来が訪れるのです。

ここまでで学ぶこと

三つ目の内容は「深層自己説得」というものです。

「あなたは、あなたの考えた通りの人間になる」とナポレオン・ヒルの成功哲学では語られています。

これは正にその通りで、自分が考えたことは、その通りにきちんと現実化します。

「絶対に達成するんだ!」(って言っても、多分無理なんだろうな)

このように考えていれば、声の有無や大小に関わらず、あなたがより重く、より深く、より長く考えていて、信じている方が、きちんと現実化するのです。

ですので、明確な目標や願望と、その達成計画を何度も見返すことで、それを現実のものへと変えるための、確信を得ることが可能になります。

これが深層自己説得というものです。

積極的心構えを身につけるための四つ目の取り組み

あなたの目標に、共感を寄せる人々との交際を、習慣にしましょう。

これは、マスターマインドの活用の、最も理想的な姿です。

ここに、一人の有名な保険外交員の話があります。

彼の妻は、夫の営業成績が不振なとき、いつも励ましてきました。

つまり彼女は、夫にとっては、勇気の泉だったのです。

仕事の見通しが悪かったり、契約がなかなか取れないとき、セールスパーソンである彼は、妻に言います。

「アリス、どうも僕はセールスの仕方を間違えているようだな。今日も、契約が取れそうになくってね」

そんなとき、古い記録を持ち出して夫に話しかけるのが、アリスの役目です。

彼女は記録を指さして、こう尋ねるのです。

「あの一万ドルの保険を契約したのは、誰だったかしら。かなりすごい人ね。その上、彼はその週に三万ドルも売ったのよ」

「やれば必ず、もう一度できるわ。元気を出して出かけていらっしゃい。もうじき、次の赤ちゃんができるのよ」

自信を持たせること。

背中をポンと叩いてやること。

「あなたにはできる」と言ってあげること、それが何よりです。

そうすれば、夫はカバンを持って出かけていき、契約を取るまでは、妻のところへは戻らないでしょう。

私達は皆、常に勇気付けられることを望んでいます。

ここまでで学ぶこと

四つ目の内容は「マスターマインド」というものです。

マスターマインドとの提携は、積極的心構えを生み出すには、最高の環境となります。

なぜなら、自身の周囲に常に萎縮して、仲間もいない孤立無援な状態では、あなたの願望を実現することは、ほぼ不可能だからです。

自分と同じ信念を持ち、励まし合える関係というものは、あなたに積極的心構えを芽生えさせ、そしてそれを強固にするだけの力があります。

明確な目標や願望を実現した際の、自分の周囲には、必ず他の人達の存在があるはずです。

切磋琢磨し合える関係を築くことは、積極的心構えを形成する王道となります。

積極的心構えを身につけるための五つ目の取り組み

願望や目標を実現するための努力は、例え一日でも欠かしてはいけません。

根気が大切です。

職人がレンガで家を作るとき、まず初めに砂と砂利で土台を築き、次にレンガ、モルタル、足場用の木材を注意深く丹念に組み上げていきます。

あなたの願望や、目標を構成する要素がレンガに相当します。

一つ一つのレンガが、全体の出来不出来を左右するのです。

ここまでで学ぶこと

五つ目の内容は習慣形成力についてです。

日々の積み重ねというものが、確実に力になることは、人間が生きていく上で、どのようなことにおいても当てはまる、成功には欠かせない要素です。

ナポレオン・ヒルの成功哲学で語られている、このレンガの積み重ねという表現は、非常に核心を突いている、重要な部分です。

なぜなら、これは「とりあえず毎日こなせば良い」というわけではなく「毎日の積み重ねの質によって、完成品の質が変わる」ことも意味しているからです。

つまり、日々の努力の質にも、きちんと気を配る必要がある、ということです。

積極的心構えを身につけるための六つ目の取り組み

既に成功を手にした信頼できる人物を、あなたのペースメーカーに選びましょう。

そして、その人に追いつくだけではなく、追い越すことを決意しましょう。

けれども、そうした内心の決意や決断は、人々に言いふらすような性質のものではありません。

不言実行が大切です。

何年か前、私ナポレオン・ヒルが、カリフォルニアのロングビーチ公園に出かけたとき、ペースメーカーの価値を思い知らされたことがあります。

それは、ひどく霧の深い夜のことでした。

高速道路を走ってる私の目には、車線を表示する白線以外は何も見えず、ライトの届かない霧の中を、這うように進んでいきました。

そして、そろそろと車を走らせていくと、フォグランプとかなり遠くまで照らし出すことのできる、高性能のスポットライトを備えた、一台の自家用車を発見しました。

その車は、私と同じ方向に進んでいました。

それが私にとって、ペースメーカーだったのです。

おかげで私は、ほぼ通常の速度で走ることができました。

先導車と同じように走ることで、危険を避けることができたのです。

人生もそれと同じです。

あなたが選んだ道を、もう既に歩き始めている人がいれば、彼の歩いた道は、大変貴重な経験になります。

しかし、あなたは決して、手ぶらでその道を歩くことはできません。

荷物は、自分で運ぶものです。

つまり、いつかは自分がペースメーカーになるつもりでいることです。

ペースメーカーを選ぶにあたっては、あなたと同じ速度か、あなた以上の速度で走れる人を選ぶべきです。

そしてもし、彼が大幅にスピードダウンしたり、脇道へ逸れるようなら、別の車をペースメーカーにしなければなりません。

ここまでで学ぶこと

六つ目の内容はプラスアルファの魔法です。

この内容を見ると、目標や願望の設定、あるいはチームワークと勘違いされてしまいがちな部分ですが、正確にはプラスアルファの魔法となります。

ナポレオン・ヒルの成功哲学における、プラスアルファの魔法とは、受け取る以上に与えることと、自ら進んで一歩余分に進むことを指します。

自ら進んで与えることと、一歩余分に進むことは、心構えに余裕をもたらし、周囲の協力を得ることで、積極的心構えを形成するのに役立ちます。

積極的心構えを身につけるための七つ目の取り組み

他人の成功や、しっかりした内容の、願望実現のための書物、写真、標語などをあなたの身の回りに置きましょう。

成功や実現のムードを、自分の周りに作り出すことは、とても有意義なことです。

偉大な人物や、指導者の周りには、常にそうした雰囲気があります。

標語には、大変大きな力があります。

それを示す実例としては、ジョージア州にあるR・G・ルトルノーの会社で行われた組織の改造が有名です。

労務管理の上で、とても大きな問題を抱えていたその会社では、社員の士気は低下し、様々な問題が起きていました。

そこで社員は一丸となって、一年半の歳月を費やし、組織の活性化と、生産性の向上に取り組みました。

その時、会社が用いた戦術が、構内に一定の期間、一つの標語を掲げ、それを次々に新しい標語と取り替えることでした。

ルトルノーの会社で使われた標語は、ナポレオン・ヒルの成功哲学にも、度々登場します。

例えば「あなたの唯一の限界は、自分で心の中に設けている制限である」

あるいは「あなたの心の上司は、あなたの下で働いている人々である」

何気なしに触れた新聞や雑誌、出版物や印刷物の気の利いた言い回しを書き留めることは、とても良い勉強になります。

ここまでで学ぶこと

七つ目の内容は的確な思考の力です。

的確な思考と、その思考習慣というものは、日々の何気ない日常が、とても大きな影響を及ぼす、とナポレオン・ヒルの成功哲学では語られています。

コントロールされた思考を手に入れるためには、あなたの日常をコントロールする必要があります。

こうすることで、自然と積極的心構えも育まれていくようになるのです。

積極的心構えを身につけるための八つ目の取り組み

不愉快な状況からは、決して逃げ出してはいけません。

それが、劣等感や引け目になる前に、真正面から問題に取り組み、それを克服すべきです。

不愉快な状況を十分に分析し、その原因を究明すると共に、自分自身を見つめ直すことが必要です。

それは、個性と独創性の啓発にも繋がります。

自己省察ができるようになるまでは、軽々しく他人を非難してはなりません。

逆境は、目標をさらに壮大なものにしてくれる、大きなチャンスです。

「私達は、自分が考えた通りの人間になる」

この言葉を忘れてはいけません。

物事を引き延ばしてはいけません。

十人のうち九人まで、その最大の欠点は引き延ばすことです。

願望の実現を妨げているのも、それです。

しかし、私達の辞書には「引き伸ばし」という言葉はありません。

ここまでで学ぶこと

八つ目の内容は逆境と挫折からの利益です。

逆境や挫折というものには、必ずそれと同等か、それ以上の利益の種子が含まれています。

逆境に立ち向かおうとする姿勢は、積極的心構えを強固にするものです。

それによって、更に大きな逆境や挫折とも、向き合えるようになっていきます。

積極的心構えを身につけるための九つ目の取り組み

価値あるものを手に入れるためには、代償が必要です。

楽をして、価値あるものを手に入れることはできません。

そして、あなたの標語は「持続」であり、物事を引き伸ばす傾向や、怠惰と戦うことです。

「明確な目標の不断の追求こそ、怠惰の特効薬である」

とエマーソンも言っています。

ここまでで学ぶこと

九つ目の内容は自己訓練です。

感情をコントロールできるようになることは、あなたの潜在意識を形成して、積極的心構えを生み出すきっかけになります。

代償を支払うことや、集中力によって継続性を生み出すことは、自己訓練無しには成し得ません。

自己訓練は、習慣形成力と共に成長させることで、現在のステージを一つ上げることにも繋がります。

積極的心構えの形成は成功に必要な要素を作り上げる

これまでに解説したように、積極的心構えを形成するための、九の方法を実践することによって、他の成功哲学の要素も形成することができます。

こうして、初めて出来上がるのが、積極的心構えというものです。

普段から私が、耳にタコができるほど反復させている「成功哲学は歯車のようなもの」という言葉の意味が、ご理解頂けたことでしょう。

現在の自分に足りないものを分析して、自分の習慣へと変えていきましょう。