今回は自己啓発本は意味ないのかという疑問について解説します。
・本を読んでもセミナーに行っても現実が全く変わらない
・どうせ一時的なモチベーションアップで終わるんでしょ
こうした悩みや疑問をお持ちの人はたくさんいます。
自己啓発の本質を理解し正しいアプローチで学べる人は、確実に望む結果を引き寄せることができます。
しかし多くの人が、ただ情報を消費するだけのノウハウコレクターに陥り、お金と時間を無駄にしています。
そこで今回は自己啓発本は意味ないと言われる原因と、現実を変えるための実践的な学習の鉄則について解説します。
この記事を読むとノウハウコレクターから脱却し、学んだ知識を確実に結果へと結びつける方法が分かります。
それでは早速、学習を現実に活かすための鉄則について学んでいきましょう。
自己啓発本は意味ないと言われる根本的な理由
なぜ多くの人が自己啓発本やプログラムに投資しても、自己啓発本は意味ないという結論に至ってしまうのでしょうか。
まずはその根本的な原因から解説します。
読んで満足してしまい行動に移さないから
最大の原因は、本を読んだりセミナーに参加したりすることで「すでに成長した気になってしまう」という錯覚にあります。
人間の脳は新しい知識を得た瞬間にドーパミンを分泌し、強い快感を覚えます。
そのため、素晴らしい成功哲学を知っただけで満足してしまうのです。
そして、肝心の現実世界での行動を一切起こさない人が後を絶ちません。
どれほど優れた知識であっても、それを行動というフィルターを通さなければ現実は1ミリも変わりません。
知っていることと出来ることの間の深い溝に気づかない限り、何度新しい本を読んでも結果は同じままなのです。
学習の反復が足りず潜在意識に定着しないから
もう一つの原因は一度読んだだけで内容を完全に理解したと思い込み、反復学習を怠っていることにあります。
人間の脳は一度見聞きしただけの情報を「重要ではない」と判断し、すぐに忘れてしまうようにできています。
一時的にモチベーションが上がっても数日で元の状態に戻ってしまう。
これは、情報が潜在意識(無意識の習慣を司る領域)まで到達していないからです。
実際に反復学習が記憶と行動の定着に不可欠であることは、認知心理学の分野でも証明されています。
ワシントン大学教授のヘンリー・ローディガーらによる、学習の反復と記憶の定着に関する研究があります。
この研究では、次の2つのグループのテストの成績を比較するという実験が行われました。
A:学生たちにテキストを一度だけ読ませたグループ
B:間隔を空けて何度も反復して情報を引き出す(思い出す)学習を行ったグループ
その結果、反復学習したグループの方が長期的な記憶の定着率が圧倒的に高かったのです。
さらに、知識を応用する能力にも優れていることが分かったのです。
つまり、自己啓発本を一度読んだだけで分かった気になるのは、科学的にも間違った学習法なのです。
これこそが、自己啓発本は意味ないという誤解を生み出しているのです。
自己啓発本は意味ないという状態から抜け出す3つの学習鉄則
ノウハウコレクターを脱却し、確実に現実を変えるためにはどうすればよいのでしょうか。
ナポレオン・ヒルのPMAプログラムで推奨されている、実践的な3回反復の学習アプローチについて解説します。
1回目は全体を読み通して概要を掴む
新しいプログラムや書籍を学ぶ際の鉄則として、1回目は途中で止めずに初めから終わりまで一気に学び通すことが重要です。
細部が気になって何度も立ち止まってしまうと、全体の文脈や著者が本当に伝えたいメッセージの本質を見失ってしまいます。
まずは細かい疑問点を横に置き、全体像と流れを大まかに把握することに集中してください。
この1回目のプロセスによって、これから学ぶ知識の全体地図があなたの脳内に形成されます。
2回目は重要箇所に印をつけながら深く理解する
全体の流れを掴んだ後の2回目は、ノートやペンを用意し、マニュアルと照らし合わせながら深く理解していくステップです。
自分が直面している課題や目標を念頭に置き、「これは自分の状況にどう当てはまるか」を考えながら学びます。
重要だと思った箇所、あるいはまだ理解しきれていない箇所にはマーカーで印をつけます。
そして、分からない言葉は必ず辞書で調べてあやふやなままにしないことです。
この能動的な作業によって、単なる情報があなた自身の知識へと昇華されます。
3回目は再び全体を通して予習と復習を兼ねる
深く理解した後の3回目は、1回目と同様に再び「全体をスムーズに通して読む」というステップを踏みます。
細部を理解した上で再び全体を見渡すことで、点だった知識が線として繋がり、潜在意識へと強烈にインプットされます。
ナポレオン・ヒルはこの3回学ぶことを「学んだ事項の復習と、これから学ぶ予習を兼ねたベストの学習方法」としています。
この反復プロセスこそが、現実を変えるための土台となるのです。
自己啓発本は意味ないという罠を避けるための実践習慣
3回の反復学習に加えて、日々の学びを無駄にしないために必ず守るべき行動習慣について解説します。
途中で投げ出さず自分で決めた範囲をやり遂げる
学習に取りかかったらどんなに忙しくても、自分で決めたその日の範囲は必ず最後までやり終える習慣をつけてください。
「今日は疲れたからここまでにしておこう」と途中で投げ出す癖がつくのは良くありません。
これは潜在意識に「自分は物事を達成できない人間だ」という強力な自己暗示(NMA)を植え付けることになります。
学ぶ範囲がわずか1ページでも構いません。
自分で決めた約束を必ず守り抜くという小さな成功体験の積み重ねが、大きな目標を達成する強靭な意志力を育みます。
学んだアイディアを即座にノートに書き出す
学習中にひらめいたアイディアや疑問点は、記憶が新しいうちに必ずノートに書き出して視覚化してください。
自己啓発本は意味ないと感じる人の多くは、インスピレーションを得ても頭の中だけで処理しようとして翌日には忘れてしまいます。
脳は情報を保管するためではなく、考えるために使うべきです。
学んだことを自分の言葉で書き出し、それを翌日の行動計画に直結させる仕組みを作ること。
これこそが、学びを現実に変える最も確実なプロセスです。
編集後記
私も過去、本棚が自己啓発本で埋め尽くされているにもかかわらず、収入も環境も一切変わらない時期がありました。
そんな「ノウハウコレクター」だった私が変われたのは、ナポレオン・ヒルのプログラムを反復学習したからです。
新しい本を次々と買うのをやめ、まずは1冊の優れた本を3回、5回と繰り返し読み込んでみて下さい。
そして、そこに書かれていることを愚直に実践してみてください。
その地道な反復こそが、あなたの現実を動かす唯一の魔法になります。
- 自己啓発本は意味ないと感じるなら正しい学習法を身につけよう
- 自己啓発本は意味ないという悩みを捨てて行動を習慣化させよう
- 自己啓発本は意味ないと諦めず反復学習の鉄則を守ろう
\ ナポレオン・ヒル哲学の「全体像」を学ぶ /
ノウハウコレクターを卒業する「3つの本質」とは?
反復学習で知識を潜在意識に落とし込んだ後は、それを「何に向けて使うのか」という土台が不可欠です。
すべての出発点となる「明確な目標」の立て方や、20年の実践で辿り着いた成功哲学の本質を、以下のピラー記事で網羅的に解説しています。
