自己啓発ブログを眺めるだけから成果へつなげる効果的な活用法

今回は自己啓発ブログの読み方と活用法について解説します。

・自己啓発ブログで自分と同じ立場の人がどう乗り越えたか知りたい
・自己啓発ブログでもっと身近な実例や本音を知りたい

こうした疑問や思いをお持ちの人はたくさんいます。

一方で自分に合う自己啓発ブログを見つけて、考え方や行動を変えて日常の選択も迷いにくくなっている人もいます。

この違いは自己啓発ブログを流し読みではなく、目的と選び方と使い方を決めて成長につながる読み方をしているかどうかです。

そこで今回は自己啓発ブログを読むと何が得られるのか、自分に合うブログの探し方について解説します。

この動画を見ると成長につなげる読み方と、行動メモの作り方が分かりますので是非最後までご覧ください。

それでは早速、自己啓発ブログを読むと何が変わるのかから見ていきましょう。

自己啓発ブログを読むと何が得られるのか

自己啓発ブログを読む一番のメリットは、自分と近い立場の人のリアルな試行錯誤や感情の動きを知れることです。

本や講演はどうしてもきれいな成功ストーリーになりがちです。

個人のブログには途中経過や弱音、うまくいかなかった話も含まれています。

これらに触れることで完璧じゃなくても大丈夫、同じように迷いながら進んでいる人がいると実感しやすくなります。

すると自己否定が和らぎやすくなります。

また自己啓発ブログは、書き手の生活スタイルや価値観が文章全体ににじみ出ます。

そのためこういう考え方を真似してみたい、この人の時間の使い方は参考になると具体的なモデルを見つけやすいです。

つまり抽象的な名言ではなく、ある一人の生活の現場でどう実践しているかを覗き見できる教材になります。

・この行動は自分にも取り入れられそう
・この考え方は合わないから距離を置こう

こうした取捨選択ができるようになり、自分なりの自己啓発の軸が見えてきます。

そして同じブログを長く読み続けることで、この人は半年前よりこう変わったと時間軸の変化も感じられます。

これは自分の変化を信じにくいときほど、心強い材料になります。

読み手の自分も昨日今日だけで変わろうとしなくていい、と思えるようになります。

ですので焦りすぎず、一歩ずつ自己啓発の実践内容を積み重ねやすくなります。

自分に合う自己啓発ブログの探し方

自己啓発ブログを効果的に活用するためには、自分に合う書き手を見つけることが大切です。

どれだけ評判が良くても自分の価値観や生活とあまりにかけ離れていると、すごいけど真似できないで終わりがちです。

ですので、自分にとってちょうど良い距離感のブログをいくつか持っておきましょう。

そうすると、悩んだときはこの人の記事に戻ってくるという心の拠り所になります。

まずブログランキングや検索から、自己啓発・ライフハック・メンタルケアなどのカテゴリーを見てみましょう。

そして気になるタイトルの記事をいくつか読んでみます。

このときに見るべきポイントはこの人の悩みや背景が自分に近いか、前向きさとリアルさのバランスの天秤です。

またnoteやSNSでは、自己啓発ブログ・自己啓発本・成長記録などのタグで探すと、個人のリアルな発信に出会えます。

実際に読んでみてこの人の言い方は少しきつい、前向きすぎてしんどいと感じたら、無理せず距離を置いて構いません。

読むブログは自分を責める材料ではなく、少し楽になったりやる気が戻ったりするきっかけにしたいからです。

最終的にはメインで読み続けるブログを2〜3つに決めます。

そしてそれぞれを仕事・メンタル・習慣づくりなど役割分担させるイメージで選ぶと、情報に振り回されにくくなります。

成長につなげる自己啓発ブログの読み方とメモ術

自己啓発ブログはただ読み流すよりも、目的とメモをセットにした方が成長への影響が大きくなります。

なぜなら文章を読んだだけでは、数時間後には内容の多くを忘れてしまうからです。

ここで心に残った一文と、そこから自分がどう動くかをメモすることで脳が大事だと認識しやすくなります。

読み方の基本は共感する部分・違和感を覚えた部分・真似したい行動の三つを意識しながら読むことです。

共感したところは、自分も同じだと安心を与えてくれます。

違和感を覚えた部分は、自分はどう考えたいかをはっきりさせる材料になります。

真似したい行動は、そのまま明日からの自己啓発の具体策になります。

この三つを探しながら読むだけで、読むだけで終わるブログ時間から自分の考えを深める時間に変わります。

メモ術としてはノートやメモアプリに、自己啓発ブログメモという1つのページを作りましょう。

そして次のようなフォーマットで簡単に残すのがおすすめです。

・ブログのタイトル/書き手の名前
・心に残った一文
・自分なりの気づき一行
・明日から試す行動一つ

これを1記事につき1〜2分で書くだけでも、後から見返すことができます。

この時期はこういうことで悩んでいた、この行動は今も続いていると自分の成長の軌跡が見えるようになります。

自己啓発ブログを読む時間をこうした小さなメモとセットにしましょう。

すると読書ノートやジャーナルのように、長期的な自己成長の土台に変えていけます。

読んだ自己啓発ブログを日常の行動に落とし込むステップ

自己啓発ブログから多くを学んでいても、日常の行動が変わっていないと感じることは少なくありません。

ここで大事なのは行動に移す量を増やすのではなく、一つの気づきから一つの行動だけ決めることです。

ブログの内容すべてを取り入れようとすると、負担が大きくなって結局何も変わらなくなってしまいます。

行動に落とし込むステップは、とてもシンプルです。

まず読んだ記事の中から、これは今の自分に必要だと感じた一文か一つの考え方を選びます。

次にその考え方を具体的な行動に変換します。

例えば朝の時間を大切にするというテーマなら、朝は起きてすぐスマホではなく、3分だけ深呼吸すると決めます。

そしてその一歩だけを一日やってみて、夜にできたかどうか・どう感じたかを数行メモします。

この流れを続けていくと、書き手の言葉が少しずつ自分の習慣に変わっていきます。

重要なのは行動のサイズを小さく保つことと、できなくても自分を責めずに次の日から一歩を再開することです。

自己啓発ブログは完璧な人生を見せる場所ではありません。

むしろ不器用な一歩の積み重ねを共有する場所だと捉えておくと、行動へのハードルも下がります。

読むだけから一歩進めたい人の自己啓発ブログの書き始め方

自己啓発ブログを読むうちに、自分も少し書いてみたいと感じる人もいます。

そのときいきなり本格的なブログを立ち上げようとするのはおすすめしません。

なぜなら設定やデザインで疲れてしまい、肝心の文章を書く前に挫折しがちだからです。

読むだけから一歩進めたい場合は、小さく書き始めることと完璧を目指さないことをルールにすると動きやすいです。

最初の一歩はnoteや既存のブログサービスで、公開メモのような感覚で始めるのがおすすめです。

最初から立派な記事にしようとせず、ごく短い記事で構いません。

・今日読んだ自己啓発ブログからの学び一つ
・この一文を今日の自分の合図にする

タイトルも「今日の気づき」「今週の振り返り」程度で問題ありません。

読み手が少なくても、自分の頭を整理するために書いていると割り切ってしまえば気が楽になります。

書き始めの型としては、きっかけ・学び・これから試すことの三つを書くだけで十分です。

・最近読んだ◯◯さんのブログで、朝の過ごし方についての話が印象的だった
・自分はついスマホを見てしまうけれど、この一文を読んで少し変えたいと思った
・明日からは起きて最初の3分だけはスマホを見ずに深呼吸してみる

このような流れなら、数百文字でも立派な自己啓発ブログの一記事になります。

読むだけでは整理しきれない感情や考えが、自分の言葉として積み上がっていく感覚も得られます。

収益化を考えるときの自己啓発ブログの注意点

最後に自己啓発ブログを長く読んでいると、自分もいつか収益化できたらいいなと考える場面も出てくるかもしれません。

ただし収益化を意識し始めると、読者のためではなくお金のために文章やおすすめが歪んでしまうリスクがあります。

特に自己啓発の分野は、読む側が不安や悩みを抱えていることが多いです。

ですので誇大な表現や無責任な宣伝は、読み手への大きなダメージにつながりかねません。

基本的な注意点は、次に挙げる三つです。

1,自分が本当に使って良かったと思える本やサービスだけを紹介する
2,記事のほとんどは純粋なコンテンツにする
3、読者の不安を必要以上に煽らない

具体的な収益化の手段としては書評記事からの書籍紹介や、実際に受講して良かった講座のレビューなどが考えられます。

ですが、それも読者にとって役に立つ情報かどうかを軸に判断することが重要です。

収益化された自己啓発ブログを読むときは、次に挙げる視点で記事を見ると安全かどうかを見分けやすくなります。

・この人はどこまで自分の体験として話しているか
・メリットだけでなくデメリットも書いているか

収益化そのものが悪いわけではなく、読者と自分の成長を守る姿勢があるかどうかが一番大切なポイントになります。

編集後記

自己啓発ブログって、気づけば夜中まで読み漁ってしまうこともありますよね。

私自身も落ち込んでいた時期に、無名だけれど正直な気持ちを書いているブログに何度も救われた経験があります。

その中で一番効いたのは「全部真似しなくていい。自分に合う一行だけ持ち帰ればいい」という感覚でした。

読む側としても書く側としても、大事なのは今日の自分が少し楽になる一歩を見つけることです。

もし情報の洪水に疲れているなら、まずはお気に入りを2〜3個に絞ってそこから一行だけ行動を決めてみてください。

その小さな一歩が、数か月後の自分を意外なところまで連れて行ってくれます。

まとめ
  • 自己啓発ブログは自分に合う書き手を選ぶ
  • 自己啓発ブログは一行メモで行動に変える
  • 自己啓発ブログは必要なら小さく書き始める