自己啓発でモチベーションを守るカギとなる5つの立て直し習慣

今回は自己啓発のモチベーションを守る方法について解説します。

・自己啓発の本を買っても最初の数日だけしか続かない
・自己啓発動画を見てやる気は出るのに数日後には元に戻ってしまう

こうした疑問や思いをお持ちの人はたくさんいます。

自己啓発のモチベーションが続くと小さな行動が自然と変わり、じわじわと生活全体が楽になっていきます。

そこで今回はモチベーションが続かない理由、状況別の立て直し方について解説します。

この動画を見ると自己啓発のモチベーションを安定させて、コツコツ続けられる方法が分かりますので是非最後までご覧ください。

それでは早速、自己啓発のモチベーションが落ちやすい理由から見ていきましょう。

自己啓発のモチベーションが続かない主な理由

自己啓発のモチベーションが続かない一番の理由は、やる気だけに頼って行動量を決めてしまうからです。

やる気が高いときには一気に本を読んだりノートを書いたりできますが、仕事や家の用事で疲れた日には同じ量をこなせません。

そのギャップに落ち込んで、自分には向いていない、やっぱり三日坊主だと感じてしまいます。

これが自己啓発のモチベーションが一気に下がっていく原因です。

もう一つの理由は、何をもって続いていると言えるかの基準が高すぎることです。

毎日1時間勉強できたら合格、それ以外は全部失敗という極端な基準を持つのはやめましょう。

なぜならこれだと少しでも崩れた瞬間に、もうダメだと感じてしまうからです。

本当は週に数回でも前より続けられていれば十分成長なのに、自分でその成長を打ち消してしまっているのです。

よくあるパターンを整理すると次のようになります。

パターンありがちな状態起こりやすい結果
気合いだけで決める初日から大きなノルマを設定すぐに苦しくなって中断する
基準が厳しすぎる少し崩れただけで失敗とみなす自己否定が強まり再開しづらい
比較しすぎるSNSなどのすごい人と比べる自己啓発のモチベーションが急落する

自己啓発のモチベーションを守るには、気分ではなく仕組みで続けられる量に調整することが大切です。

また完璧ではなく、前より少し良くなったらOKという基準を持つことで、自分の小さな成長も受け取りやすくなります。

ここを意識できると自己啓発のモチベーションは急に高くならなくても、長く安定して続きやすくなります。

自己啓発のモチベーションを守るための基本方針

自己啓発のモチベーションを守る基本方針は、やる気を上げることではありません。

正しくは、やる気が低い日でもできる形にしておくことです。

気分が乗っている日だけ動けるやり方だと、忙しい日や疲れた日のたびに止まってしまいます。

そうではなく、どれだけ疲れていてもこれだけならできるという最低ラインを決めておくのです。

こうすることで、モチベーションの波に左右されにくくなります。

自己啓発のモチベーションを安定させるとは、波を消すのではなくて波があっても沈まない船を作るイメージです。

この考え方が有効なのは、人のエネルギーは一日ごとに変わるからです。

仕事が詰まっている日もあれば、心配ごとが重なる日もあります。

そのたびに自己啓発のモチベーションをゼロから上げ直すのは、正直かなり大変です。

むしろ今日は疲れているから1ページ読むだけ、ノートに1行だけ書くといった形で小さな行動を許可してあげましょう。

続けられている感覚があると自分への信頼が少しずつ高まり、自己啓発のモチベーションも自然と戻ってきます。

例えば次のような基本方針を3つ決めておくだけでも変わります。

方針内容具体例
最低ラインを決めるどんな日でもやる「ひと口サイズ」の行動本1ページだけ読む/ノート1行だけ書く
全力の日と休息の日を分けるいつも全力ではなく波に合わせる週末だけ深く学び、平日は軽めにする
自分をほめるタイミングを作る「できた日」に意識的に注目するカレンダーに○印をつけて眺める

このように自己啓発のモチベーションを気分ではなくルールと仕組みで守ってあげます。

そうすると少しずつ、自分は続けられる人だという感覚が育っていきます。

その感覚が長期的なモチベーションの土台になっていきます。

状況別・モチベーションが落ちたときの立て直し方

自己啓発のモチベーションが落ちる理由は、人によって少しずつ違います。

忙しくて時間がない、飽きてきた、失敗して落ち込んだなど原因によって立て直し方も変わります。

漠然とやる気が出ないと感じるより、自分がどのパターンに近いのかを知っておくと、具体的な対策を選びやすいです。

ここではよくある3つのパターンと、そのときに試したい立て直し方を表にまとめます。

自分に近いものを一つ選んで、まずはそこから試してみてください。

パターンよくある心の声立て直し方の例
忙しさでペースダウン時間がなくて続かない行動を半分に減らし、期間を区切って再開する
飽き・マンネリ同じことの繰り返しで退屈本や教材を一度変えて、違う切り口に触れる
失敗・挫折やっぱり自分には無理失敗の中から一つだけ学びを言葉にしてノートに残す

例えば忙しさで止まってしまった人は、前と同じペースに戻さなきゃと思うほど再開が重くなります。

その場合は前の半分の量、前の三分の一の時間から再スタートするのがおすすめです。

飽きてきた人は一度ジャンルや作者を変えて、面白い自己啓発に触れることで気分を切り替えやすくなります。

失敗や挫折で自己啓発のモチベーションが落ちたときは、そこから学べたことをノートに書き残してみてください。

焦って予定を詰めすぎると続かない、夜より朝の方が勉強しやすいなど小さな気づきでも立派な前進です。

こうした状況別の立て直し方を持っておくと、やる気がゼロになったら終わりから抜け出せます。

ゼロになってもまた戻せると思えるようになり、自己啓発のモチベーションを長く保ちやすくなります。

ゲーム感覚で続けるための仕組みづくり

自己啓発のモチベーションを長く保つには、真面目に頑張るだけでは難しいです。

追加でゲーム感覚で続けられる仕組みを用意しておくことも大切です。

人は単純に楽しいことや、進み具合が目に見えることには自然とモチベーションが湧きます。

逆にただ淡々とこなすだけではどんなに良い習慣でも退屈に感じてしまい、やがて止まってしまいます。

ゲーム感覚で続ける仕組みを作るときのポイントは、次に挙げる3つがポイントです。

1,達成感が見える
2,小さなごほうびがある
3,他人ではなく過去の自分と比べる

これらを取り入れることで、今日はどこまで進めたかなといった形で自分の成長を視覚的に確認できます。

それが自己啓発のモチベーションを支える燃料になります。

具体的な仕組みの例を表にまとめてみましょう。

仕組み内容期待できる効果
〇×カレンダーできた日はカレンダーに○を書く一目で「続けている自分」が分かる
レベルアップ方式学びや行動をレベルに分けて記録少しずつ難度を上げる楽しさが出る
小さなごほうび1週間続いたら好きなものを許可続ける楽しみが増えモチベーションが維持しやすい

例えば自己啓発のモチベーションを見える化したいと思ったら、まずは〇×カレンダーから始めてみてください。

カレンダーに○が並んでいくと、せっかくここまで続けたから今日も少しだけやっておこうという気持ちが芽生えます。

完璧に毎日続けることより、○が増えるゲームを楽しむくらいの軽さで続ける方が結果的に長持ちします。

自己啓発のモチベーションを長く保つ心構え

最後に自己啓発のモチベーションを長く保つための心構えをまとめます。

いちばん大事なのは、モチベーションが落ちることを前提にしておくという考え方です。

やる気が落ちるたびに「自分はダメだ」と判断してしまうと、自己啓発そのものが苦しいものになってしまいます。

そうではなく人間だから波があって当たり前と認めたうえで、落ちたときにどう戻るかを準備しておく方がずっと現実的です。

もう一つ大切なのは、できなかった日よりもまた始めた日に注目することです。

三日坊主になっても、四日目に少しでも再開できればそれは大きな一歩です。

途中で止まったから意味がない、ではなく止まっても戻ってこようとした自分を評価してあげることです。

これだけで自分への信頼が少しずつ育っていきます。

その信頼こそが自己啓発のモチベーションを支える土台です。

例えば今週は忙しくてほとんど何もできなかったという週があったとします。

そうしたら週末に10分だけノートを読み返したり、一行だけ感想を書いたりするだけで構いません。

その小さな再開を「やっぱり自分は戻ってこられる」と受け止められれば良いのです。

これだけで失敗が怖くなくなり、挑戦のハードルも下がります。

自己啓発のモチベーションを長く保つとは、決して止まらないことではありません。

止まっても何度でも再スタートできる自分でいることだと考えてみてください。

編集後記

自己啓発とモチベーションの相談を受けていると「続けられない自分が情けない」と言う人が本当に多いと感じます。

私自身もやる気が高いときに予定を詰め込みすぎて、数日後に息切れして落ち込むことを何度も繰り返しました。

そこで試して効果があったのが「今日はこれだけできたら合格」という一行を机の見えるところに貼っておく方法でした。

忙しい日ほどその紙を見て「一行だけ書けばOK」と自分に言い聞かせると、不思議と再開のハードルが下がります。

もし自己啓発のモチベーションが重たく感じているなら、これだけできたら合格のラインを一度決めて貼ってみて下さい。

まとめ
  • 自己啓発のモチベーションは小さな基準で守る
  • 自己啓発のモチベーションは状況別に立て直す
  • 自己啓発のモチベーションはゲーム感覚で続ける