自己啓発はくだらないと言われる原因と成果に繋げる3つのポイント

自己啓発とは個人的な成長や発展を促進するための有益なプロセスであり、決してくだらないものではありません。

なぜなら、自己啓発を通じて自己理解や自己改善、自己実現などの目標を達成することができるからです。

もしあなたが自己啓発をくだらないと思うのであれば、自己啓発に取り組むことがなぜ重要なのか、自分自身の目標や夢を明確にすることがなぜ必要なのか、これらを一度真剣に考えてみることをお勧めします。

なぜなら自己啓発をくだらないと言っている人のほとんどが、失敗している人だからです。

分かりやすく例えるなら、ダイエットなんてくだらないと言っている人と同じです。

ダイエットはくだらないと言っている人に、ダイエットに成功した人は一人もいないことは誰でも理解できるでしょう。

自己啓発する人は頭が悪いと言われていることの真実については、以下の記事で詳しく解説しています。

さらに自己啓発は、仕事や人間関係などの様々な分野において、成功を収めるために必要なスキルや知識を身につけることもできます。

一例を挙げると本やウェブサイト、セミナー、コーチング、瞑想など、様々な方法があります。

これらの方法は自己啓発に取り組む人が自分に合った方法で学び、成長することができるようになっています。

しかし、自己啓発セミナーの中には世間がくだらないという評価を下すに値する、詐欺やカルトなども紛れていることが多いので注意することが必要です。

自己啓発セミナーで怪しいものに騙されないコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。

したがって自己啓発は非常に有益で、人生において重要な役割を果たすものです。しかし

  • 自己啓発に興味はあるけどネットを見るとくだらないという意見があって不安…
  • 自己啓発はくだらないという意見が多いけど実際のところどうなの?

上記のような不安や疑問を抱えて、なかなか一歩踏み出すことが出来ずにいる人も多いことでしょう。

この記事で分かること
  • 自己啓発はくだらないと言われる根本となる原因
  • くだらない自己啓発の罠に嵌まらないようにするためのポイント

自己啓発の業界に20年従事している専門家が自己啓発がくだらないと言われる原因と、世の中に蔓延るくだらない自己啓発へ時間とお金を無駄に投資しないようにするためのポイントについて、一つ一つ解説していきます。

この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。

ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。

以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)

現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。

自己啓発がくだらないと言われる原因

自己啓発がくだらないと言われる最たる原因は、効果的な手法を選べていないことです。

なぜなら一部の自己啓発書やトレーニングは、誤った信念や実践法を伝えることがあり、不適切な方法で自己啓発に取り組むと、むしろストレスを増やすことにつながる可能性や、自己啓発などくだらないものだ!と感じてしまう状況に陥ることがあるからです。

また、過剰な自己啓発によって現実逃避や他者からの切り離しを引き起こすこともあります。

例えば、自己啓発本とビジネス書は全くの別物になります。

自己啓発本とビジネス書の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

自己啓発には人生やキャリアの方向性を見出したり、個人的成長を促進したりするための役立つアイデアや知識がたくさん含まれています。

これらのアイデアや知識は自分自身の強みや弱みを理解し、自分自身をよりよく知り、自己意識を高めるのに役立ちます。

これらのメリットだけでも、十分くだらないものではないでしょう。

一方で世間でくだらないと称されるような自己啓発は、中ば宗教のようであったり、精神論や根性論であったり、酷いものだとカルトのようなものまで混在しています。

自己啓発セミナーで洗脳などから身を守るために知っておくべきことについては、以下の記事で詳しく解説しています。

自己啓発は自分自身をより良くするためのプロセスであり、個人によって最適な内容も取るべき手段も異なるものです。

もし、あなたが自分自身をより良くするための意欲がある場合には、自己啓発に取り組むことはくだらないことではありません。

自己啓発に取り組む際には自分自身に合った方法を選び、常にバランスを保ちながら取り組むことが重要です。

自己啓発をくだらないとする人がいる事実

私たちは自己啓発をくだらないと結論づける人がたくさんいる事実から目を背けてはいけません。

なぜなら、自己啓発をくだらないと結論づけた人のほとんどが、興味があって手を出してみたものの、うまくいかなかった人たちだからです。

自己啓発が意味ないと言われる所以については、以下の記事で詳しく解説しています。

それでは、具体的に自己啓発はくだらないという人たちの2つの特徴について見ていきましょう。

よく分かっていない場合

自己啓発はくだらないという人たちの1つ目の特徴は、よく分かっていないというケースです。

例えばですがあなたがやったこともない、知りもしないものを「くだらない」と否定することはしませんよね。

なぜなら、知らないものであれば否定する材料はおろか根拠も何もないからです。

もしそうだとしたら、それは意見でも評価でもなくただの偏見です。

そのような偏見に自分の考えを惑わされることがあってはなりません。

この事実を分かりやすく例えるなら、近しい表現で「怪しい」という言葉があります。

あなたがもし、この「怪しい」という言葉を何かに使って下さい、と言われたら「どのようなもの」に使いますか?

そのほとんどが、「よく知らないもの」に対して使うはずです。

間違っている場合

自己啓発はくだらないという人たちの2つ目の特徴は、間違えているというケースです。

では、自己啓発に興味があって手を出してみたものの、うまくいかずに「くだらない」という人たちは一体何が原因でそうなってしまったのでしょうか?

その多くが、実はよく分かっておらずに取り組んでいたり、行動することを自己啓発と勘違いしてしまっていることが挙げられます。

例えば、ランニングすることが自己啓発だとする人もいます。

また、読書をすることが自己啓発だとする人もいます。

しかし、正しい自己啓発とは「自身で教えや導きなどから自分を見つめ直し、物事を明らかにするための心構えを整えること」を指します。

もちろんその過程としてランニングを行ったり、教えや導きを得るために読書をすることは有効です。

しかし、ランニングや読書をしたから完了するか?といったらそんなことはないのです。

自己啓発でランニングを考えている人が知っておくべきポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

いかがでしょうか?

世間で自己啓発とされているものや、これまであなたが自己啓発だと思って取り組んでいたことは、正しいものでしたか?

因縁生起という言葉があるように、物事には全て原因が存在します。

自己啓発がくだらないとされたことにも理由があり、取り組んでもうまくいかなかったことにも必ず理由があるのです。

自己啓発がくだらないものにしないための3つのポイント

続いて、せっかく行った自己啓発が無駄に終わってしまい、世間のくだらないという意見に賛同する羽目にならないために知っておくべき3つのポイントとは以下の通りです。

自己啓発というものを正しく理解しよう

自己啓発をくだらないもので終わらせないための1つ目のポイントは、正しく理解することです。

なぜなら、よく分からない状態や理解していない状態では、先程も述べた通りで「怪しい」の域を出ることはないためです。

自己啓発が嘘と言われる原因については、以下の記事で詳しく解説しています。

自己啓発というものは「自身で教えや導きなどから自分を見つめ直し、物事を明らかにするための心構えを整えること」です。

この大前提がズレていると、着地もズレてくだらないものだと感じてしまいます。

まずは自己啓発とは知識や行動ではなく、心構えを整えることであることを知りましょう。

教えや導きを学ぶところから始めよう

自己啓発をくだらないもので終わらせないための2つ目のポイントは、教えや導きを学ぶことです。

なぜなら、学びなき行動というものは無駄を生み、時間や資金や体力を消費し続け、あなたを挫折へと導く要因となるものだからです。

学びなき行動というものを分かりやすく例えるなら、勉強せずに永遠と受験し続けるようなものです。

受験は勉強しなくても誰でもできますが、合格は誰でもできるわけではありませんよね。

教えや導きを学ぶ際には絶対にコレ!というものはありませんが、少なくとも世界的に歴史と権威と実績があるものを選ぶべきです。

なぜなら、そうすることで騙されてしまったり被害に遭うことを避けることができ、くだらないと思うこともなくなるからです。

自己啓発というものは、日本だけに限られたものではなく全世界共通で取り入れられているものです。

世界中で自己啓発が行われている事実については、以下の記事で詳しく解説しています。

そして自己啓発に秘伝の奥義や、一部の人だけに隠されたノウハウなどというものはありません。

世界的に著名なものであれば、カルトや詐欺集団などの被害に遭うことを避けることが出来ます。

サポートチームがあるものを選ぼう

自己啓発をくだらないもので終わらせないための3つ目のポイントは、サポートチームがあるものを選ぶことです。

なぜなら自己啓発というものはとても奥深いものなので、サポートの有無はとても大きな差となるからです。

人類史のどのような状況を見渡してみても、成功する人の隣には有能なサポートがあるのは当たり前の事実です。

大企業の経営者であれば有能なコンサルチームを形成していますし、一流のスポーツ選手であれば有能なコーチがついていますよね。

自己啓発を行う際にも同様で、必ずサポートチームがある状態をつくるようにして下さい。

世間で自己啓発がくだらないという人は我流で行っていたり、サポートがない状態でどうにかしようとした結果、うまくいかなかった人がほとんどなのです。

これは自己啓発に限らずなんでもそうですよね。

自己啓発をやめた人の具体的な特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。

つまり我流でダイエットやってみたけどうまくいかない、だからダイエットなんてくだらない!というのと一緒なのです。

自己啓発を正しく理解、実践すれば自己成長に繋がる

自己啓発は正しく理解して実践すれば、自己成長に繋げることが出来ます。

あなた自身が自己成長することは夢の実現や現状の改善など、さまざまなシーンで役立つことでしょう。

それは何も誰もが羨むような大成功のようなものである必要はありません。

ネガティブな自分がポジティブに変われた、集中力が身についた、遅刻しなくなった、コミュニケーションが取れるようになったなど、その効果も人それぞれです。

自己啓発はくだらないという人たちも、本来であれば上記のような目標や願望を持って取り組んだはずなのですが、途中で挫折してしまったり、諦めたり、そもそも間違っていたというだけなのです。

時間もお金も体力も有限ですので、費用対効果をきちんと得られるように正しく自己投資していきましょう。

まとめ
  • 自己啓発がくだらないと批評する前に、何が原因で失敗したのかを見つめ直そう
  • 自己啓発はくだらないという失敗した人の意見に流れされるのはもったいない
  • 正しく学び、きちんと理解し、サポートがあれば無駄になる可能性はほとんどない