引き寄せの法則を一歩進化させる秘訣｜ザ・シークレットで語られなかったエイブラハムの秘密

今回は、引き寄せの法則を一歩進化させるために必要なノウハウについて解説します。

今回の動画の内容の基礎になる前半エピソードは、右上か概要欄のリンクからご覧ください。

引き寄せの法則で願いを叶えるために、感情を上手に扱うってよく聞きますよね。

・引き寄せるために感情をどうしたら良いか分からない
・引き寄せの法則と感情がどう繋がっていくの？

こうした疑問をお持ちの人もたくさんいます。

感情を上手に扱える人は、願いを引き寄せる確率も格段に高くなります。

しかし、感情を使いこなすことができれば味方になりますが、使われてしまっては敵になります。

こうした事実を知らないことで、感情が敵に回ってしまって損をしている人も多いです。

そこで、今回は感情を味方につけて、引き寄せの法則を進化させる方法について解説します。

この記事を見ると、引き寄せの法則と感情が持つ力、その扱い方が分かりますのでぜひ最後までご覧ください。

それでは早速、賢人エイブラハムとして登場したジョー・ヴィターレ博士の見解から学んでいきましょう。

人生は自分の創造物

精神や思考や信念は、伸ばしたり縮めたりできる粘土のように、いろいろな形に変えられるものです。

しかし、ヒューレン博士は次のように言っています。

「あなたが現実を作っています。だから、あなたの世界に現れた人は、あなたが作り出しているのです」

少し間を置いて、私はじっくり考えてみました。

ヒューレン博士は病院に勤務し、卑劣な犯罪者のカルテを読み、自分が抱く感情を消そうとしているのです。

それを、聖なる存在に伝えるフレーズが「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」です。

犯罪者に対して心に湧いてきた怒りなどの感情を、このように唱えるのです。

そうして、彼の内面でその感情が消えると、患者からも消えていくというわけです。

これが100%の責任、すなわち自分の人生の中に現れてきた全てのことに責任を負うということです。

それが例え精神病患者であれ、隣人であれ上司であれ、全てのことに責任を負うのです。

たまたま目の前に現れた人物が誰であろうと、それはあなたが作り出したのです。

ヒューレン博士が説明していたのは、外部の世界は、自分の内面を投影したものであるということです。

多くの点で、それは幻影であり、心の中にあるものを外に映し出しているだけなのです。

あなたの意識には、信念、思考、感情、過去の記憶が含まれています。

そして、先にも述べましたが宇宙を動かしているのは、まさにこの信念なのです。

内面にある信念が、外部に投影され現実を作っているのです。

引き寄せの法則は、ここで全く新しい段階に達します。

ヒューレン博士は、他人を含め全てのものをあなたが作り出していると言っているのですから。

では、もう少し詳しく調べていくことにしましょう。

私も含めほとんどの人は、現実を作っているのは自分自身であるという言葉を聞いたことがあるはずです。

それは自分の言動、思考、感情が自分の現実を作っているという意味だと理解しています。

そして、さらに一歩進めると、私達に起きる全ての状況や出来事も、人生に引き寄せていることが分かります。

ところが、ヒューレン博士の新しい治療、および現実を創造する方法では、自分だけではありません。

他の人物やその人物の経験も含めた全てを、あなたが作り出しているということになります。

今でも、私はこの考えを完全に理解している、と言い切る自信はありません。

そのため、ここでも少し時間を使って、この点について考えていきたいと思います。

ヒューレン博士は四年間、精神病院に勤務していました。

彼は着任後、すぐにホ・オポノポノという方法を利用し、数ヶ月後には患者の症状が良くなり始めたといいます。

暴れていた患者たちに鎮静剤の必要はなくなり、拘束衣を着せなくてはならない患者もいなくなりました。

この病院に勤める人々も、毎日きちんと出勤するようになり、仕事を楽しめるようになったそうです。

病院にいることが苦痛ではなくなり、ヒューレン博士が魔法をかけた精神病棟に勤務したくなったのです。

患者のほとんどは、彼が一体何をしているのか全く分からなかったでしょう。

なぜなら彼は、はたから見れば診察室に入ってドアを閉め、カルテをパラパラめくっているだけなのですから。

しかし、彼はカルテを調べているとき、心に抱いたあらゆる感情をクリアにしていたのです。

私はヒューレン博士に質問を続けました。

「クリアにするって一体何を？カルテを見たり、患者に責任を持つということは理解しますが」

実のところ、私は説明してもらっている時点で、博士の説明がピンときていなかったのです。

それで、私は「実際に何をやったのですか」と尋ねてみると、彼は再び次の点を強調してきました。

「まず完全な責任を負うことです。人生に現れる人、植物、動物の全て、人生で起こっている出来事すべてです」

「自分の言動だけでなく、他人の言動全てに責任を負うのです」

「あなたの人生における全てのことは、あなたも共同して作り出したものです」

「だから、全てに責任を負わなくてはいけません。受け入れるのは難しいと思いますが、これが肝心なのです」

映画ザ・シークレットを見たり、初めて引き寄せの法則を耳にした時には、それが真実かと疑問を抱くでしょう。

本当に、自分が全てのものを作り出したのだろうか。

ヒューレン博士は次のように言っています。

「あなたの現実や経験だけでなく、隣人、同僚、販売員、顧客まで、全てあなた自身が作り出したのです」

これが、ホ・オポノポノを理解する第一段階である全ての責任を負うことです。

これは、今日の残りの時間、ずっとあなたに考えてもらいたい重要なことなのです。

私はヒューレン博士と最初に話して、数年経った今でも考えています。

全ての責任を負うことに加えて、彼が指摘することがあります。

「誰かを心の中で嫌だと思ったり、怒りを感じたり、挫折を感じたとき、その感情を聖なる存在に伝えるのです」

ヒューレン博士が言う聖なる存在とは、全ての人間よりも偉大なパワーを持つもののことです。

神と呼ぶ人もいれば、それ以外の名称で呼ぶ人もいるでしょう。

しかし、ヒューレン博士や私にとって聖なる存在と呼ぶのが、政治や文化に縛られない、最も無難な呼び方なのです。

ここまでで学ぶこと

まず知っておくべきことは、あなたの感情があなた自身と周囲を作り上げているという事実です。

この事実は、ウィスコンシン大学の教授で心理学者のリチャード・デビッドソンの研究があります。

彼は、チベット仏教の指導者であるダライ・ラマとも交流があり、瞑想の実践者の脳を研究しました。

具体的には、感情が脳の活動や構造に与える影響、特に感情の調整が脳に与える影響を研究しています。

この研究により、瞑想やマインドフルネスが脳の神経可塑性を促進し、精神と身体的に役立つことが解明しました。

マーフィーの法則の瞑想アファメーションについて知りたい人は、右上か概要欄のリンクからご覧ください。

あなた自身を作り上げるというのは、一番ポピュラーでファーストステップでもある引き寄せの法則です。

引き寄せの法則を知ったばかりの人にとっては、疑わしく信じられないかもしれません。

しかし、これは接客シーンでロジカルに考えてみると非常に腑に落ちやすいです。

例えば、あなたが接客する側だとして、全てのお客様に常に好対応を意識して接客したとします。

すると、好対応を受けたお客様は気分が良くなり、人によっては好対応で返してくれたり、お礼をくれたりします。

これによって、あなた自身も気分が良くなり、さらに接客に身が入るようになります。

逆に、あなたがイライラしながら接客すれば、どんな相手をも不快や不機嫌にさせる事ができます。

これが、引き寄せの初歩である、感情があなた自身を作り上げる事で相応の結果を引き寄せるという事です。

ですので、まずは望む結果に必要な感情や思考を、自ら進んで取り入れることを心掛けましょう。

そうすれば、あなた自身が変わることで、いま在る世界を変えていくことができます。

これは、マーフィーの法則でも触れられていますので、知りたい人は右上か概要欄のリンクからご覧ください。

では、次のステップのあなたが周囲を作り上げているとはどういう事でしょうか。

例えば、接客相手が態度の悪いお客様だとしても、好対応をすることで相手の態度が良くなることもあります。

もちろん、好対応でも相手の態度の悪さが変わらないこともありますが、あなたも態度を悪くすれば火に油を注ぎます。

そして、相手の態度の悪さにイライラしたまま、次のお客様を迎えれば今の感情が目の前の相手を作り上げます。

これが、あなたの感情があなたの周囲を作り上げるという事です。

つまり、あなたの心持ち一つで、あなたを取り巻く状況や環境は変化させる事ができます。

もし、あなたが現在の状況や環境に悩んでいるのであれば、それに流されずに必要な感情を持ちましょう。

そうすれば、自然と周囲もそれに応じて変化させることができます。

そして、さらに一歩先の引き寄せの法則が、今回の本題であるあなたの世界のすべてが対象であるという事です。

つまり、先程の態度の悪いお客様や悪いこと、あなたが認知した酷い人や困ることもすべてです。

これらに対して責任を負うことが一つ目のポイントですが、最初の内は非常に難しく感じるでしょう。

なぜ責任を負わなければならないのか、無関係の人にまで関わる必要があるのかと疑問になります。

実際に私も最初に知った時はそうだったので、皆さんの気持ちは非常に良く分かります。

しかし、実際にやってみれば分かりますが、これで自分の中のマイナスの信念をクリアにできます。

この点が、引き寄せの法則にとって非常に大きな効果を生み出します。

引き寄せの法則でマイナスの信念を発見し、クリアにすることについては右上か概要欄のリンクからご覧ください。

そして、もう一つは「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」と唱えることです。

これについても、多くの人が疑問に思うことは理解できますが、ものは試しに取り組んでみて下さい。

すると、自分の気付けなかった思考に気づいたり、マイナスの信念を発見できたりします。

人によっては、卑屈であったり陰険であったり、ひねくれている自分に気づくこともできたりします。

これを実践することで素直になり、視野が広がり、分析能力が向上して、行動が反省を活かしたものになります。

これが、結果的に自分を変えることに繋がり、願いを引き寄せるための準備が整うようになります。

感情と責任にまつわるクライアントの実話

実際に、私のクライアントでも感情をコントロールして、責任を負うことで実績を挙げた実例があります。

あるアパレルショップ経営の女性は、自らも店舗で接客しながらお店を切り盛りしていました。

そして、これまで以上に売上を上げるためにはどうしたら良いかと試行錯誤していました。

その時、引き寄せの法則の書籍を思い出して実践してみましたが、思うようにうまくいきませんでした。

そこで、具体的にどうしたら良いかを知るために、模索していたところで私達と繋がりました。

この女性は、自らも店舗に立っているとのことでしたので、まずは自身で体感してもらうことにしました。

まず、全てのお客様に対して「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」と唱えてもらいました。

これにより、女性は一人ひとりのお客様に対して、何を謝り、何に許しを請うかを考えました。

また、何に感謝して、何に愛を感じたかについても同時に考えるようになりました。

すると、店舗内の改善点や接客時の対応について、次々とアイデアが浮かぶようになりました。

そして、それを一つずつ改善していくと、お客様の対応が変わってきたことに気付きました。

さらに、店舗に入って買わずに出ていくお客様が減り、購買率が上がっていくようになりました。

こうして、問題点と売上を上げるポイントに気づけた女性経営者は、店員にも周知徹底させました。

結果的に売上は伸び続け、今では店舗数を三店舗に増やし、店員を店長にして今でも切り盛りを続けています。

編集後記

引き寄せの法則について学んでいくと、本当かどうかと疑問に感じてしまう内容も多いですよね。

実際に、私も一番最初に引き寄せの法則に対して抱いた感情は「またまたぁ」といったものです。

しかし、私のイメージで食わず嫌いしていたものも、きちんと理解を進めていくと全く別のものになりました。

それは、意外とロジカルで筋が通っているものであるということです。

私の場合は、まずは自分でその通りにやってみて、実際にどう感じて何が変わるかを実証します。

今回の内容も、ただ聞いているだけでは胡散臭く聞こえるのは無理もない話です。

しかしホ・オポノポノも、実際に国連でも教育プログラムとして取り入れられているものです。

ものは試しにやってみると、以外な発見を得られるかもしれませんので取り組んでみて下さい。

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

今日学んだ内容を実践してみて、一緒に一歩進んだ明日を迎えましょう。

それでは最後に今回の記事の要点です。