自己啓発中毒に陥りやすい人の特徴と原因、改善点まで専門家が解説
自己啓発中毒に陥りやすい人には原因と特徴があります。
◯◯中毒という言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
自己啓発にも「自己啓発中毒」という言葉があります。
本人には自覚がなくても周囲から見たら完全に自己啓発に依存しているような状態であれば、それはもう既に自己啓発中毒の状態です。
・自分が自己啓発に依存していないか不安
・自己啓発中毒に陥る人はどのような人なのか
このような想いを抱えて検索をしている人もそれなりの人数がいます。そこでこの動画では
・自己啓発中毒になりやすい人
・自己啓発中毒になる人の特徴と原因
・自己啓発中毒に陥る人の改善点
これらについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家がひとつひとつ詳しく解説していきます。
自己啓発中毒に陥りやすい人の特徴
自己啓発を上手に活用して、自身の成長や成果へと繋げることはとても素晴らしいことです。
しかし自己啓発中毒レベルまで依存し、その結果何も得られていない、マイナスで終わっているようでは自己啓発に取り組んでも全くもって意味がありません。
基本的に自己啓発中毒に陥る人と、自己啓発中毒にさせようとする悪質な自己啓発のガワを被った詐欺やカルト集団は共依存の関係にあります。
自己啓発中毒に陥る人はこれから述べる特徴や原因から、現在抱えている問題の解決ではなく理解や認めてくれる相手を求めます。
そして、悪質な自己啓発のガワを被った詐欺やカルト集団からしたら、こうした人は頷いているだけでお金を絞り取ることができる絶好のカモなのです。
悪質な自己啓発セミナーなどで洗脳されないために必要なノウハウを知りたい方は、以下の記事も参考になります。
これまで私が20年間自己啓発の業界に従事してきた統計で、自己啓発中毒に陥りやすい人の特徴は次のようになります。
・無目的、無目標
・周囲に相談できる相手や友人などが極度に少ない、いない
・承認欲求が異常に高く、自己承認欲求が異常に低い
無目的・無目標
自己啓発と上手に付き合うことが出来ず、中毒レベルまで嵌ってしまう人の特徴としてまず最初に挙げられるのが無目的や無目標です。
自己啓発を行うことは、あくまで手段であって目的ではありません。
通常であれば目的や目標があり、それを達成させるための手段として自己啓発を取り入れます。
しかし無目的や無目標の人は自己啓発を行うこと自体が目的になってしまい、結果的に自己啓発中毒になってしまうのです。
自己啓発を取り組む際に、目的を持つことの重要性については以下の記事も参考になります。
これは分かりやすく例えるなら、ノウハウコレクターと同じです。
自己啓発を学んでも行動に移すことなく、永遠に学びを続けているだけの人をこのように呼ぶのですが、これと全く同じ状況になってしまっているのです。
周囲に相談できる相手や友人などが極度に少ない、いない
続いて自己啓発中毒に陥りやすい人の特徴は、周囲に相談できる相手や友人などが極度に少ない、もしくはいないことです。
この動画をご覧の人は、ほぼ成人されていらっしゃるはずですのでその前提でお話を進めますが、人は一人では生きていけません。
なぜなら、生きていく上でどんな場面でも必ず対面の機会があるからです。
しかし時代が進化するに連れて、腹を割って話せる友人関係というものはとても少なくなり、友人関係自体も昔に比べると希薄になりつつあります。
すると人と触れ合う機会が少ない人にとって、行動という形でアウトプットを行う自己啓発がとても新鮮で懐かしくなり、居心地が良くなってしまうのです。
承認欲求が異常に高く、自己承認欲求が異常に低い
最後の自己啓発中毒に陥りやすい人の特徴は承認欲求が異常に高く、自己承認欲求が異常に低いことです。
承認欲求とは他人に自分を認めてもらいたい欲求で、自己承認欲求とは自分に自分を認めてもらいたい欲求のことを指します。
このように表現すると
「自己啓発とは自分を許すことか!」
「自分を認める今の手法は合っているのか!」
といろいろな解釈違いを起こしますので、正しい自己啓発を表すために一言だけ加えます。
正しい自己啓発とは「成果を出した際に承認欲求は低く、自己承認欲求は高く在る」状態を維持することです。
自己啓発中毒に陥ってしまう原因
ここから先は、自己啓発中毒に陥ってしまう原因について解説していきます。
これまで私が20年間自己啓発の業界に従事してきた統計から、自己啓発中毒に陥ってしまう原因は以下になります。
・依存症
・外的要因に囚われ、内的要因に目を向けない
・情報精査を行わず、流されやすい
依存症
自己啓発中毒に陥りやすい一番の原因は依存症です。
何かに依存しやすい人は冒頭で述べた通りですが、詐欺やカルト集団などが自己啓発を名乗って活動している悪質なものに騙されやすい傾向があります。
依存症の人は基本的には精神的に弱っている人ですので、自己啓発を取り入れたところで依存症が治ったりすることはありません。
自己啓発で病む人の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
「もしかしたら自分は依存症なのかも?」などの疑問や不安がある人は自己啓発の相談ではなく、病院へ相談に行くようにしましょう。
外的要因に囚われ、内的要因に目を向けない
次に自己啓発中毒に陥りやすい原因は外的要因に囚われ、内的要因に目を向けないことです。
こちらは意外に思われるかもしれませんが
・内的要因(原因が自分にある)に目を向ける人
・外的要因(自分以外に原因がある)に囚われている人
このような場合には後者の方が悪質なものに嵌まり、自己啓発中毒になりやすい傾向があります。
これは何故かというと、外的要因に囚われている人は基本的に責任のすべてを自分以外の他のものへと向けるからです。
これは、自己啓発を騙った詐欺やカルト集団からしたら絶好の獲物なのです。
自己啓発の周囲に蔓延る詐欺やカルトの実体験については、以下の記事で詳しく解説しています。
責任のすべてを外的要因へと向ける周囲から避けられてしまうような存在の人は、自然と日常生活でも他人と関わりを持つ機会が極端に少なくなります。
すると、自分の意見や主張に賛同してくれる人には驚くほどあっさりと心を開き、無防備になるのです。
詐欺やカルト集団というものはこうした心の隙間に入り込んできますので注意しましょう。
情報精査を行わず、流されやすい
最後の自己啓発中毒に陥りやすい原因は、情報精査を行わず流されやすいことです。
基本的に相手の意見を信じて確認することをせず鵜呑みにしてしまう時点で、これはノーガードのYESマンのようなものです。
例えるならパソコンやスマホで出てきたポップアップ全てをクリックしたり、受信した迷惑メール全てにご丁寧に返信して、指示に従ったりするようなものです。
「そんな馬鹿なことするはずないでしょ」
と思われるかもしれませんが、情報精査を行わず相手の意見を鵜呑みにし、流されるがまま指示に従うとはこういうことなのです。
これは古くからインターネット上にある名言ですが「嘘を嘘と見抜けない人はインターネットを使うべきではない」という言葉があります。
・フィッシング詐欺が無くならないのも
・オレオレ詐欺が無くならないのも
・自己啓発を騙った詐欺やカルト集団があなたを騙して自己啓発中毒にしようとするのも
これらはすべてそれに引っ掛かる人がいるからに他なりません。
もちろん詐欺をする人間が一番問題で諸悪の根源なのですが、それに引っ掛からないように気をつけることも同じくらいに重要です。
次に自己啓発中毒に陥ってしまう人が改善しないといけないポイントについて、詳しく解説していきます。
自己啓発中毒の人が改善しないといけないポイント
ここからは、自己啓発中毒に陥る人が改善しないといけないポイントについて解説していきます。
こちらはとてもシンプルですので、今すぐに誰でも出来ることです。
それは「常に自分一人で何かを決めず、必ず信頼できる相手に相談してから決めること」です。
・相手の情報を鵜呑みにしないこと
・自分一人で決めないこと
・決める前に信頼できる相手に相談すること
たったこれだけでほとんどのトラブルを未然に防ぐことができ、自己啓発中毒に陥ることはなくなります。
「えっ…そんな小さい子供の躾みたいな状況になるんですか?」
と言われてしまいそうですが、残念ながらそうなります。
依存とは自分で辞められない状態にあることを指しますが、中毒とは依存よりも酷い状態で、既に悪影響が出ている状態を指します。
これは「中毒」という言葉がつく他のものを想定して貰えれば、すぐに理解してもらえるはずです。
ニコチン中毒、アルコール中毒、薬物中毒、カフェイン中毒など自己啓発中毒と言われる程なのであれば、これらと同じで既に有害な状態だということです。
それであれば自分ひとりでどうにかできる次元はとうに超えていますので、今すぐに他人の助けを借りるか病院へ相談に行きましょう。
自己啓発を正しく活用し、成長や成果へと繋げるために
自己啓発はきちんと歴史と実績があるものをフォローがある状態で正しく活用しないと、悪質なものに騙されて人生を破滅させてしまうことにも繋がりかねません。
自己啓発中毒状態になった人に対しての改善法が病院へ相談に行かせることでまとめるのは、見方によっては不親切に感じられるかもしれません。
しかし、何かに依存していたり中毒化している人を素人がどうにかできるものではありませんし、ましてや自己啓発でどうにか治せるものでもありません。
自分が今、どれだけまずい状態に置かれているのかを、きちんと把握することはとても大切なことです。
そして、騙されてしまうのが嫌で不安な人は必ず一人で何かをしようとせずに、相談相手がいる状態で相談してから決めましょう。
たったこれだけで自己啓発中毒になる人もいなくなり、騙す相手がいなくなれば自然と悪質な詐欺師やカルト集団もいなくなります。
- 自己啓発中毒に陥らないためには交友関係を広く深く持つようにしよう
- 自己啓発中毒に陥らないためには依存せず、外的要因に全てを向けず、流されないこと
- 自己啓発に依存していたり中毒化している自覚があるなら病院へ相談に行こう