自己啓発する人は頭悪いって本当?噂の真実と発言者の見極め方を解説
自己啓発をする人は頭が悪いという考えを持っている人がおり「自己啓発 頭悪い」と検索する人も少数ですが一定数います。
しかし「自己啓発は頭悪い」という考え方を持っているのだとしたら、改めるようにした方が今後の人生をより良い方向へと変えることができるでしょう。
ただ、私自身の意見として申し上げておきたいことは自己啓発をしている人や経験がある人、自己啓発に肯定的な人のすべてを擁護する気は全くありません。
また、自己啓発を否定する人すべてを敵視する気も全くありません。
なぜなら、自己啓発に限らずどのようなことでも賛否両論があることは素晴らしいことですし、日本の政治でも国会では同様の形が取られていますよね。
この記事へ辿り着く人のほとんどは
・自己啓発って何で否定的な人が多いの?
・自己啓発に興味があるんだけど実は結構ヤバいヤツ?
・自己啓発して頭悪いって思われるの嫌なんだけど何とかならないの?
このような考えをお持ちの人が多いことでしょう。
自己啓発を頭が悪いと批判する人は、さまざまな理由からそのような意見を持つことがあります。
・自己啓発を真剣に取り組む人を理解していない
・自己啓発の重要性や効果について、不適切な情報を持っている
・自己啓発に対する先入観や偏見を持っている
こうして自己啓発を頭悪いと軽蔑する人々の背景や経験はさまざまですが、こうした見解は多くの場合、誤解や無知から生まれるものです。
そこでこの記事では
・自己啓発は頭悪いという相手から学びを得る方法
・自己啓発は頭悪いという相手の意見を参考にする方法
これらについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家がひとつひとつ詳しく解説していきます。
自己啓発する人は頭が悪いって本当?
自己啓発をする人が、頭が悪いという考え方は一般的には間違っています。
なぜなら自己啓発をする人は自分自身を向上させるために努力し、新しいスキルや知識を獲得しようとする意欲を持っているためです。
これらはむしろ知的好奇心や成長意欲の表れであり、多くの場合は高い学習能力や柔軟性を示しているからです。
このような人が頭悪いということは、世間一般の常識から考えてみても考えられないことでしょう。
こうした努力を無駄にしないためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
例えば職場で今よりも仕事ができるようになりたいと、前向きな精神で自己啓発や能力開発、自己研鑽に取り組む人は決して頭の悪い人ではありませんよね。
自己啓発等能力開発との違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
自己啓発は個人の能力や才能を最大限に引き出し、より充実した人生を送るための重要なプロセスとなります。
それでは続いて自己啓発を頭悪いとするなら、頭の良い人はどのような人なのかについて詳しく解説していきます。
自己啓発する人が頭悪いなら頭良い人はどんな人?
自己啓発に興味がある人に向けて「自己啓発は頭悪い」と批判的な意見を持っている、相手のレベルが一言で見極められる魔法の言葉をお教えします。
その魔法の言葉とは「自己啓発が頭悪いのは分かったので、頭が良い人は何をするのか教えて下さい」です。
「自己啓発は頭悪い」と発言する人が自分自身で選択基準を持っており、人としても頭が良いのであれば以下のような答えが出てきます。
『頭が良い人は自己啓発ではなく◯◯をします。なぜなら、こちらの方が効率的で実利的でもあるからです』
なぜ、人として頭の良い人はこのような形で話をするかというと、自分の意見の正当性を保つために根拠や実績、統計から話をするからです。
自己啓発を通じて話し方を変えるために必要なことについては、以下の記事で詳しく解説しています。
もし、このような正当性を持つ根拠が無いのに「自己啓発は頭悪い」と言っているのだとしたら、それは自ら自分の評価を下げにいっているようなものです。
分かりやすく例えるなら、小学生が理由もなく「ばーか!ばーか!」と罵り合っているのと同じ次元になるということです。
また「自己啓発やってる人は頭悪いって聞いた」のような、ネットに転がっている他人の話をそのまますべて鵜呑みにして信じているのも問題ですよね。
あとは、よくあるパターンとして「自己啓発が頭悪いのは分かったので、頭が良い人は何をするのか教えて下さい」と聞くと
・そんなのは自分で考えろ
・それが分からないから頭悪いんだ
などの論点逸らしです。
その人としては自分の中では頭の回転が早く、答えられない状況を上手く切り返した!と思っているのかもしれません。
しかし、そもそも「自己啓発は頭悪い」と主張をしているのは、他の誰でもないその本人なのです。
それであればその主張とその根拠、そしてさらには改善策を最後まで相手に伝えるのは一般社会であれば当たり前のことです。
例えば、会社の企画会議やプレゼンテーション、コンペなどでもそうですし、日常生活なら引っ越しやメイク、趣味や料理でもどんなことでも同じですよね。
論点逸らしの問題点を具体的に分かりやすく例えるなら、物語によくある起承転結で「結」の部分が抜けているようなものです。
例えば「結」が抜けている物語を見せられ「結末は自分で考えろ」「結末を想像できないから頭悪いんだ」と製作者に言われたらどう思いますか?
もはや頭悪い云々を通り越して、サイコパスの気質すら感じてしまいますよね。
そして、このような理不尽を平気で言えるような人は、きっと世の中の皆さんが一番上司にしたくない典型のような人ではないでしょうか。
自己啓発を通じて人間関係を良好にするコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
続いて「自己啓発は頭悪い」ときちんとした根拠と共に意見が出てきた場合、どのように参考にすると最大限活かせるのか解説していきます。
自己啓発が頭悪いと批判する人は食わず嫌いか失敗した人
「自己啓発は頭悪い」という意見を、きちんと論理立てて否定する意見を出してくれる人というのはとても貴重な存在です。
ですので、論理立てて「自己啓発は頭悪い」という意見を出してくれる人と遭遇できた場合には、相手ときちんとコミュニケーションを取ってみることをお勧めします。
なぜなら、これまでのあなたの視点では見えなかったものや実際の体験談などから、あなたにとって参考にするべき視点や考え方を得ることができるからです。
こちらは、お店や企業で分かりやすく例えるならクレーム対応と同じです。
某有名テーマパークでも「クレーム対応は全て今後の運営に対する財産である」とも言われているほどです。
「自己啓発は頭悪い」という批判の意見をどのように参考にするかというと「試してすぐ辞めた人」「失敗した人」「食わず嫌い」の三つに分類することができます。
「自己啓発は頭悪い」という意見に関しては、この三つ以外のケースはほぼあり得ないと思って下さって結構です。
なぜなら、自己啓発に取り組んで成果が出たのに「自己啓発は頭悪い」と主張することはまずないからです。
ということは「自己啓発は頭悪い」と主張している人達も
・自己啓発を試してすぐに辞めた人
・自己啓発に失敗した人
・成果も何も、まず自己啓発に取り組んでもいない人
この三つのケースしかありませんので、この先ではそれぞれの特徴と学ぶべき点について一つ一つ解説していきます。
自己啓発を試してすぐに辞めた人の批判意見を参考にする
自己啓発を試して、すぐに辞めて「自己啓発は頭悪い」と批判している人の特徴は
・自分には釣り合わない(上の意味でも下の意味でも)
・期待していたものと違った
これらが大きな特徴として挙げることができます。
自己啓発は自分には釣り合わないという意見の人であれば、こちらも批判と同じで代替案を必ず持っていますので
「そのような人は自己啓発ではなく、何をするのか具体的に教えて下さい」
と尋ねてみましょう。
仮に現在の自分も全く同じ状況なのだとしたら、相手の人からとても参考になる意見が聞けることになります。
もし、自己啓発が期待していたものと違ったケースの人に出会った場合も
「自己啓発に何を期待していて、何を選んだ結果どうなったのかを教えてください」
と尋ねてみましょう。
なぜなら、これから自分がその人と同じ轍を踏む可能性があるからです。
それであればこの人から貴重な体験談を聞くことで、もし同じ考え方をしているのであれば、あなたは未然に失敗を学んで防ぐことができるようになります。
自己啓発で失敗した人の批判意見を参考にする
自己啓発で失敗して「自己啓発は頭悪い」という批判意見を持っている人の場合は、自己啓発で成功した人に遭遇するのと同じくらいの価値があります。
なぜなら、世の中には光と影があるのと同様に、成功哲学の裏には不成功哲学が必ず存在しているからです。
成功哲学は学べば成功できるというものであるなら、不成功哲学は学べば絶対に失敗できるお墨付きの哲学です。
こうして両面から物事を見ていくことは、非常に大切なことです。
だから、国会でも与党と野党に分かれて政治が行われています。
一方からではなく多方面から物事を見ていくことは、あなたの成功への時間を大幅に短縮させることにも繋がるのです。
それであれば、世の中で皆さんが何かで成果を出したり成功した人に
・DMを送ったり
・アポを取ろうとしたり
・関係を持とうとしたり
このような行動を取るのと同じように、失敗して「自己啓発は頭悪い」と主張する人にも時間を割いて、とことんまで掘り下げて色々と聞いてみると良いでしょう。
自己啓発に失敗した人と出会った時には、自己啓発を通じて成功した人と会ったのと同じ感覚で接してみることをおすすめします。
自己啓発に取り組んでもいない人の批判意見を参考にする
自己啓発に取り組まず「自己啓発は頭悪い」と批判している人は、自己啓発に興味がないからやっておらず、やらない根拠と理由も述べることができるという人です。
食わず嫌いの人と話ができる機会があるのであれば、先程と同様に
・なぜ興味が無いのか
・その根拠と理由
・それでもこうして関わる理由
これらを相手に質問してみましょう。
なぜなら、自分と反対意見の人と対話できる機会というものは滅多にないものだからです。
つまり、この状況というものはとてもレアな遭遇をしているのです。
それであれば、相手について知ることを怠ってはいけません。
意見が違う人と話をすることは、相手と喧嘩をするわけではありません。
お互いに、自身の主張を述べることが出来る程の頭の良さを持ち合わせているのであれば、これまでの私の経験からも話は建設的に進むはずです。
そしてお互いに「お世辞抜きで今日はこうしてお話ができて良かったです。とても参考になりました。有難う御座います」とお礼を言い合える関係で終わります。
そうなのです。
相手と主張が異なるからといって、関係も良好ではなく険悪か?というと、決してそんなことはありません。
相手が「自己啓発は頭悪い」と主張しているから、自分と意見が異なるから、敵対するとは限らないのです。
ただし、これに関しては相手も同じレベルで物事を考えられる状況に限ります。
全てを学びに変えられるなら頭は悪くない
ここまでご覧の人ならご存知の通りですが、こうして学びに変えられる人が頭が悪いかと言ったらそんな事はありませんのでご安心下さい。
自己啓発で否定的な意見をお持ちの人が多いのは、自己啓発の中に
・悪質であったり中身がない物
・詐欺行為やカルト集団が根城にしている
このようなケースがあることも関係しています。
しかし、それ以上に大きい原因は、自己啓発とは誰もが簡単に取り組むことが出来るものですが、結果はきちんと正しく行わないと現れないことにあります。
これは成功に関しても同じことで、誰もがチャレンジする権利は持っていても、成功できるのはその中のほんの一握りですよね。
「自己啓発は頭悪い」という批判意見を見たら、相手がどのような考えからそうした意見を発しているのか参考にしてみましょう。
こうした頭の良さを持っているのであれば、自己啓発をきちんと学びや成果へと変えることができるからです。