自己啓発で鬱(うつ)になったり病む人の3つの原因と改善点を解説

自己啓発を行ったり書籍を読むことでうつ病を発症したという人もいますが、だからといって恐れる必要は全くありませんのでご安心下さい。

なぜならうつ病を発症したり病んだりしてしまう人の問題は、取り組んだ人の姿勢に問題があるだけだからです。

自己啓発で病む人の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。

自己啓発本を読んでもやる気が継続しない原因については、以下の記事で詳しく解説しています。

例えば、日常生活でも急に普段以上に食べ過ぎればお腹を壊してしまったりしますよね。

人間が不足している栄養素を補うためのサプリも、摂り過ぎれば体調に異変が起きて最悪の場合は死を招くこともあります。

自己啓発を健康管理に役立てるためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

また、事前知識も何もなく我流で何となく世間で良いとされているトレーニングやダイエット法をやり過ぎのレベルで取り入れれば、体調を崩したり体に負担が掛かって怪我をしたりしますよね。

自己啓発で体力作りとして筋トレや運動をするポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

上記のように自己啓発を行ってうつ病になった人というのは、現在の自分の状態を把握せずに、自分に合ったものを選ばず、なおかつ我流で、専門家のサポートも受けず、とにかくがむしゃらに取り入れようとしただけなのです。

これではどんなものでも体調不良や気分の悪化を招くのは当たり前です。

  • 自己啓発をしたいけど、私もうつ病になる危険性があるの?
  • うつ病にならないように自己啓発を行うためにはどうしたら良いの?

上記のような疑問を事前に持っている人であれば、正しく理解してきちんと行うことさえできれば、自己啓発が原因でうつ病になることなどはありません。

この記事で分かること
  • うつ病を発症してしまう人の特徴
  • 病まないようにするために知っておくべきこと

なぜ私自身が自己啓発の業界に20年従事しているのに病むことがないのか、そして私たちリアライズのクライアントの方々もうつ病になったり病んだりといった症状が出ないのかについて一つ一つ解説していきます。

この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。

ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。

以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)

現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。

自己啓発を行うとうつ病になる?

世間では自己啓発を行うとうつ病になると言われていますが、そんなことはなく全く問題がありませんのでご安心下さい。

なぜなら、うつ病になる原因というのは自己啓発にあるのではなくて、うつ病になる人自身に問題があるからです。

自己啓発中毒になってしまう人の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。

誰にでも分かるように例えるなら自己啓発を行うとうつ病になるというのは、仕事をするとうつ病になると言っているのと同じです。

うつ病になる人はその人自身の心構えや生活環境、プライベートに問題があるだけで仕事に問題があるわけではありませんよね。

でないと、その職場の人は全員うつ病でないと説明がつかないからです。

ですから自己啓発はうつ病になるというのは正しくありません。

このように書いている人というの勘違いしている人か、知らない人だけです。

自己啓発を批判している人については、以下の記事で詳しく解説しています。

自己啓発でうつ病は治る?

この記事をお読みのあなたが勘違いしないように記載しておきますが、自己啓発でうつ病が治ることはありません。

なぜなら、自己啓発はうつ病の治療薬ではないからです。

もし現在うつ病としての自覚をお持ちなのであれば、それは自己啓発を行ってうつ病をどうこうしようとするのではなく、最初から専門家である病院の精神科医を頼るようにして下さい。

精神科医という人たちは、そのために存在しています。

自己啓発の周囲に蔓延るカルトや詐欺集団などは、心を病んでいたり、既にうつ病であったり、心の拠り所を探しているような人に漬け込んできます。

このような形で被害に遭う人達の体験談が、うつ病になったと言われる原因です。

自己啓発セミナーなどで洗脳などの被害に遭わないためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

きちんと理解しているところであれば、うつ病の人に自己啓発をお勧めすることはありません。

実際に私達リアライズでも自己啓発プログラムを取り組む際には、本人がうつ病などの診断は受けていない意思表明をしないと購入することはできなくなっています。

自己啓発を行ってうつ病になったり病む人の3つ原因

自己啓発を行ってうつ病になったり病む人には、大きく分けて3つの原因が存在します。

うつ病になる原因:1

自己啓発を行ってうつ病になったり病む人の1つ目の原因は、なぜ行うのかの目的を持たずに取り組んでいることが挙げられます。

なぜなら自己啓発に限らずどんなものであれ、自ら楽しんで行えているような状況下であればうつ病などを発症することはないためです。

自ら進んで楽しんで行えるようになるためには、目的というものは必ず必要になります。

自己啓発を取り組むのに目的が必要な理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

このように自ら進んで行えるようになるためであったり、目的を持てる自分になるために取り組むのが自己啓発なのですが、取り組むためにも目的は必ず必要です。

  • 今の自分が嫌いなので変えたい
  • 目標や願望、目的を持てるようになりたい

上記のような「取り組む目的」に対して「病んでいる」や「うつ病」というワードが入るようであれば、先程も申し上げた通りで自己啓発を取り組む前に精神科を訪れるようにするべきです。

自己啓発を行ってうつ病になる人のほとんどは

  • 自己啓発が世間で流行っているから
  • 自己啓発を行ったら◯◯できた!などの記事を見かけたから

上記のように流行りやネットに流されて無目的で始めてしまっている人がほとんどなのです。

うつ病になる原因:2

自己啓発を行ってうつ病になったり病む人の2つ目の原因としては、正しくないものを取り組んでいることが挙げられます。

なぜならどんなに大量に自己啓発本を読んだところで、何の成果も見て取れないのであれば、それは結果的に落胆してあなたを傷つけることになるからです。

分かりやすく例えるなら、ネットの記事によくある「書籍を何百冊読みました!」のような人を見受けますが、それが何千冊読んでも成果も得られずに自身の心構えも変わっていないようであれば、それはうつ病を発症したり、心を病んでしまったりアンチになるのも当然です。

しかし、ここで考えて頂きたいのすが、物事の本質は「量より質」であるということです。

ただしこれはどんなことであれ、正しい知識と土台を身につけており、かつそれらを活用して一定の量をこなせるようになってからである、と注釈は入れさせて頂きます。

  • 下手な素振りを何千回と繰り返すより、正しいフォームの素振りを行う
  • 売れないセールスを何百人に会って繰り返すより、売れるセールスを行う
  • 続ければ続けるほど身体を痛めるランニングより、正しいフォームを身につける

上記のように「正しいもの」を身に付けて繰り返すようにできないと、良い効果は何も生まれず、むしろ悪い結果ばかりを引き起こすようになります。

いつまで経っても素振りが上達しない人や、どれだけ人に会っても売れないセールスマン、健康のためにランニングを始めたのに続けるほど腰や膝に痛みが現れる人であれば、そのうち嫌になって当然病んだりうつ病を発症します。

正しくない自己啓発を永遠と繰り返したところで、それはあなたが悪習慣を継続しているのと何も変わりませんから、その先に待っているのはあなたの心を病む症状だけなのです。

うつ病になる原因:3

自己啓発を行ってうつ病になったり病む人の3つ目の原因としては、独学や我流で行っていることが挙げられます。

なぜなら、独学や我流で行う人のほとんどが自分自身に「原因を見出す」ことをせず、とにかく斬新なものや目新しいもの、逆張りの内容などを「取り入れる」ことしか行いませんから、うまく行かずに病むのは当然の結果なのです。

これらは特に世間で「意識高い系」と揶揄される人達に多い現象です。

自己啓発の周囲にはなぜ意識高い系の人が多いと言われるのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

例えばですが、あなたが体調を崩したとしたらその原因を専門家である医者に診てもらうため、病院へ行って診察をしてもらった結果、その診断内容に最適な処方箋を出してもらっていますよね。

このように原因と改善策というものは必ずセットになるものですから、いまのあなたの問題となる原因を診断できる専門家を身近に置くことが第一に行うことなのです。

それを独学や我流でどうにかしようとするというのは、先程の病院の例で例えるならあなたが体調を崩した時にネットで調べて自分でサプリなどを組み合わせて取り入れ、治そうとしているのと同じなのです。

これでは体調を崩した原因が大病である場合には、最悪の場合死を招くことになります。

自己啓発でうつ病や病んでしまう人というのも、これと同じなのです。

自己啓発を正しく理解すれば問題は避けられる

自己啓発というものを正しく理解して、自分の身近に専門家を置いていれば、うつ病になったり病んでしまうということはありません。

物は試しに、病んだという人に「なぜそうなったのか?」と聞いてみて下さい。

その人達のほぼ全てが、我流と独学で無駄なものを取り入れていたり、単に大量摂取しただけの人たちです。

例えばですがトマトという食べ物にはトマチンという毒素が含まれており、未成熟なトマト程その量は多く、3kgも摂取すれば人は死に至ります。

また、トマトのヘタや葉にはこれらの毒素がさらに多く含まれているので、もっと少ない量でも致死量に至ります。

上記のように、何も知らずただただ健康に良いと聞いたので良かれと思ったことで行ったことでも、それが正しい知識を持っていないことや、闇雲に悪いことを多量に行ってしまえば身を滅ぼすことにも繋がるのです。

自己啓発は正しく理解して、専門家を身近に置いて自分に合った処方箋を出してくれる人と共に行うようにしましょう。

そうしないと、あなたもうつ病や心を病んでしまった人たちの仲間入りを果たしてしまう危険性があるのです。

まとめ
  • 自己啓発を行ってうつ病や心を病む原因は、独学や我流で行うから
  • 自己啓発でうつ病が治ることはないので、自覚しているなら精神科を頼ろう
  • あなたが心の拠り所を求めている時に近寄ってくるカルトや詐欺には注意しよう