自己啓発を健康管理に役立てるために知っておくべき3つのポイント
自己啓発に取り組むことは、同時に健康管理にも役立つようになります。
なぜなら、自己啓発に取り組むことは、自分の心構えを整えることに繋がり、それによって自然と身体の健康にも関連してくることになるからです。
さらには、自分の生活習慣などを改善することにも意欲的になるので、食事や睡眠の質などにも、気を遣うようになっていきます。
しかし、世間一般ではなぜか「自己啓発は精神的なもので、健康管理には役に立たないのではないか?」と思われている人も非常に多いです。
実際に、自己啓発で健康管理に役立つことを発信している人は、ほとんどいませんし、それどころか全く逆の内容で
・自己啓発は健康を害する可能性がある
・自己啓発にハマり過ぎると健康も損なう
こうした情報を発信している人の方が割合が多いという現実があります。しかし、これらの多くは、実は自己啓発というものの中身を勘違いしているだけなのです。
確かに、中身が自己啓発でないものに取り組んでも、自分の心を病むことになり、結果的にそれが身体にも影響を及ぼすことは十分に考えられます。
つまり、健康を害したり、健康を損なうようなものは自己啓発ではない、ということなので、こうした人達が正しい自己啓発を選択できるように、この記事では
・自己啓発は健康管理にも役立つ?
・自己啓発が健康管理にも役立つ理由
・自己啓発で病気は治る?
・自己啓発で健康管理の際の三つのポイント
これらについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家が、ひとつひとつ詳しく解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
自己啓発は健康管理に役立つ
自己啓発に取り組むことは、健康管理に非常に役立ちます。
なぜなら、身体と心には密接な関係があり、自己啓発に励むことで心の健康を促進し、それが身体の健康にもプラスの効果を与えることができるからです。
自己啓発に取り組むことは、ストレスを軽減したり、自己認識力を高め、積極的な心構えの状態を維持することができます。
これらの効果は、自然と健康上の問題を軽減して、心身のバランスを保つのに非常に有効です。
加えて、自己啓発に取り組むことで、健康的な生活習慣を身につけることにも意欲的になります。
具体的には、自己啓発に取り組むことで健康的な食事、適切な睡眠、適度な運動にも積極的になり、健康管理に関する知識やスキルを自発的に身につけようとします。
自己啓発によって生じた、こうした健康的な生活習慣は、心身の健康を維持することで、病気や疾患のリスクを軽減するのにも役立ちます。
これらの理由から、自己啓発に取り組むことは、健康管理に非常に有効となります。
自己啓発を通じて、健康的な生活習慣を身につけることで、より良い生活の質を実現することができるのです。
それでは続いて、自己啓発が健康管理に役立つ具体的な内容について、詳しく解説していきます。
なぜ自己啓発が健康管理に役立つのか
自己啓発は健康管理に役立ちますので、現在あなたが健康に悩んでいるとしたら、自己啓発を行うことで、その状況を改善させるきっかけを作ることができます。
なぜなら、自己啓発とは、あなたの心の状態における不要なものを取り除き、足りないものや必要なものへと、再構築するために行うものだからです。例えばですが
・将来への不安から訪れる心の不安定な状態
・仕事や人間関係でストレスを抱えてイライラする
・物怖じしてしまう消極的な姿勢
・集中力が散漫で飽き性
・継続性がなくすぐに諦めてしまう
現在、精神的にこのような問題を抱えているような人であれば
・過食や拒食をしてしまう
・睡眠の質が悪く眠れない
・常に不安と恐怖に駆られており、心拍数が高い
・やらなければならないことが出来ない、続かない
こうした健康を害する弊害が発生してしまうのは、当然のことです。人間の病気のほとんどは、生活習慣や心の状態が引き起こしています。
実際に、常にストレスを抱えてイライラしていれば、胃潰瘍などを引き起こしますよね。
自己啓発というものは、あなたの消極的であったり、ストレスや不安の原因となっている、考え方の根源となる心構えや、習慣を改善することが目的です。
例えば、先程挙げたような精神的な問題がなくなれば、自然とストレスや不安も消えてなくなりますよね。
そうすれば暴食したり、睡眠の質が落ちたり、常に恐怖や不安と向き合うような状況から、抜け出すことができるのです。
このように、正しい自己啓発をきちんと行うことができれば、気付けば自然と身体も心も健康な状態へと変わっていきます。
つまり、不健康を引き起こす原因となる心構えや、生活習慣を変えるために、自己啓発に取り組むのです。
ですので、自己啓発のやり過ぎで不健康になる、ということは本来であればあり得ないことなのです。
続いて、自己啓発に取り組むことで、病気が治るかどうかについて、詳しく解説していきます。
自己啓発で病気は治る?
自己啓発は、あなたの心構えや習慣を変えるためのものですので、病気そのものを直接治す効果はありません。
ですので、現在何かの病気を患っているのであれば、真っ先に自己啓発を行うのではなく、まずは病院へ行きましょう。
しかし、自己啓発を行うことで、身体も健康な状態へと向かうことは、十分に起こり得ます。
なぜなら、自己啓発に取り組むことで、あなたが無意識で行う不要なことや、不健康に繋がる行為について、改めることができるからです。
例えば、人間関係について悩んでいて、ストレスを抱えていることから、暴食や深酒をすることで、ストレスを発散しているような人がいたとしましょう。
この人が自己啓発を行うことで、人間関係の作り方やコミュニケーションの取り方について、改めるように励んだとしましょう。
すると、周囲との付き合い方を変えて、良い人付き合いやコミュニケーションが取れるように変わることで、自然と暴食や深酒をする必要がなくなります。
すると、暴食や深酒が原因となって引き起こす病気や、肥満、アルコール中毒などといった生活習慣病とも無縁になることができます。
このように、自己啓発とはあなたの問題を引き起こしている、根本の原因を改善するためのものなのです。
続いて、自己啓発で健康管理の際に知っておくべきポイントについて、詳しく解説していきます。
自己啓発で健康管理の際に知っておくべきポイント
自己啓発に取り組み、健康管理を行う上で知っておかなければならない、三つのポイントというものがあります。
この三つのポイントについて理解して、注意するようにしておけば、自己啓発で健康管理を行うことも容易になります。
1,やり方や方法論について語る自己啓発は避ける
自己啓発で健康管理を行う上で、知っておくべき一つ目のポイントは、やり方や方法論について語る自己啓発を避けることです。
なぜなら、それは自己啓発ではないので、あなたが悩んでいる問題の根本が改善しないからです。
例えば、先程例に挙げた、コミュニケーションが取れずにストレスを抱えている人について考えてみましょう。
コミュニケーションが取れない人に「話をするのではなく、相手の話を聞こう」と教えたところで問題が解決するか?といったら、答えは明白でNOですよね。
これでは、問題の根本が解決していませんので、本人のストレスの原因も改善していませんから、不健康との付き合いはこの先も続くことになります。
ストレスの原因を改善するのと同様に、コミュニケーションが取れない原因を改善しないと、自己啓発に取り組む意味というものもなくなってしまいます。
そのためには、あなたの現在の心構えの状態を知り、そして物事を明らかにするための準備を行い、心構えを変えることが正しい自己啓発なのです。
2,自己啓発の専門家ではない人を避ける
自己啓発で健康管理を行う上で、知っておくべき二つ目のポイントは、自己啓発の専門家でない人を避けることです。
なぜなら、世の中の自己啓発に取り組んで失敗している人のほとんどが、自己啓発の素人の人の意見や書籍を参考にしたり、アドバイスを受けているからです。
なぜ、このようなことを断言できるかというと、何の成果も得られなかった人たちが、私達のところへたくさん個別相談に訪れる、という現実があるからです。
一般常識で考えてみても周知の事実なのですが、体調を崩したら闇医者ではなく、きちんとした病院へ行きますよね。
「なぜそのようなところへ頼ってしまったのですか?」と尋ねると、私達のところへ個別相談に訪れる人は、必ず全員口を揃えてこう言います。
「何となく良さそうな人かと思って、大丈夫そうだと信じてしまいました…全部私が悪いんですけどね」
あなたも、無駄な時間とお金を費やさないためにも、自己啓発の専門家ではない人は頼らないようにして下さい。
それだけで、ネットによくある失敗談や、自己啓発アンチへと変わることもなく、自己啓発に取り組むことで、健康な未来へと向かうことは可能です。
3,在り方を形成するものしか頼らない
自己啓発で健康管理を行う上で、知っておくべき三つ目のポイントは、在り方を形成するものしか頼らないことです。
なぜなら、ポイント1でも述べたように「在り方」ではなく「やり方」を変えても、どうにもならないからです。
自己啓発とは、自分自身の在り方を形成、もしくは再構築するための準備として、心構えを変えることを言います。
そして、世間で自己啓発のガワを被ったものの多くは「在り方大事!」と言ってはいますが、その中身は少し掘れば分かりますが「やり方」でしかありません。
これらに流されると、健康どころかお金も時間も失い、現在よりもさらにストレスを抱え、冒頭で述べたような「自己啓発で健康を害する」ことにも繋がり兼ねません。
ですので、自己啓発で健康管理を行いたいのであれば、あなたの心構えを変えることにフォーカスしているものを選択するようにしましょう。
自己啓発できるようになれば自然と健康を維持できる
きちんと自己啓発ができるようになれば、自然と健康も維持できるようになります。
なぜなら、自己啓発とは「自分はこう在るべきだ」という、理想の自分へ向けて心構えを構築し、実践していくものだからです。
もし、自分の理想像が肥満体のアルコール中毒で、一週間の内に五日はさまざまな病院へ通院している、というような人であれば別ですが、きっと誰もいないでしょう。
つまり、誰もが健康体で在りたいと願うからこそ、不健康な習慣や行動は決別するべきだと考え、その問題の根本となる原因も、改善しようと努力するのです。
自己啓発を正しく行い、健康で健全な将来を迎えられるようにしましょう。