自己啓発が趣味という人が知っておいた方が良い3つのポイント
自己啓発が趣味という人は世の中に一定数必ずいますが、これは別に何もおかしいことではありません。
なぜなら、その人が何が好きで趣味かは、人それぞれであり、人の趣味を評価すること自体がおかしいことだからです。
世の中には哲学が好きという人もいれば、写経が好きという人もいます。
例えば、写真を取ることが好きな人がいた時に
・写真を撮ることの何が面白いのか分からない
・写真なんて撮ってどうするの?
と否定する人もいるかも知れませんが、その人が好きで取り組んでいるのであれば、周囲の興味の有無は関係のないことですよね。
唯一、その人が趣味としているものが、社会正義に反するものであり、かつ周囲に迷惑をかけるようなことであれば問題です。
ところが、そうでなければ特段、周囲の目など気にする必要もありません。
なぜなら、先程例に挙げたような写経が好きで、写経をしていると心が落ち着くという人もいるのです。そこでこの記事では
・自己啓発が趣味なのであれば、知っておいた方が良い現在の問題点
・趣味の自己啓発を活用して、学びから心の成長へ繋げるポイント
・自己啓発が趣味の人が自分の人生に活かすポイント
これらについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家が一つ一つ解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
自己啓発が趣味でも何も問題ない
自己啓発が好きで趣味になり、自己啓発本を読んだりすることは、何もおかしなことではありません。
なぜなら、何が好きで趣味なのかは、人それぞれによって異なるからです。
例えば、人によっては占いが好きで、占ってもらうのが趣味だという人もいますし、またある人にとっては、フットサルが好きで休日の趣味という人もいます。
ですので、自己啓発が好きで趣味ということも、これらと何も変わらないですから、自信を持つようにしましょう。
自己啓発中毒になりやすい人の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
ちなみに私も、自己啓発は趣味であり、仕事でもあり、自分の人生において相当量のウェイトを占めています。
ただし、自己啓発の専門家として、自己啓発が趣味の人で、この記事をご覧の人に向けてお伝えしておきたい三つのポイントがあります。
ポイント1:自己啓発が好きなんです「けど」
自己啓発が趣味の人に、お伝えしておきたい一つ目のポイントは、多くの人が無意識で自己啓発が趣味であることに、後ろめたさを感じていることです。
正しい自己啓発とは、さまざまな教えや導きなどから自分自身を見つめ直し、自分の心構えを整えて物事を明らかにすることを指します。
つまり、自分の心構えを整えて、積極的心構えへと変えるのが自己啓発の基本ですから
・自己啓発が好きなんですけど、周囲に引かれますかね?
・自己啓発が趣味なんですけど、おかしいですか?
と、このような思いを抱えている場合、せっかく趣味で自己啓発を行おうと思ったのであれば、後ろを振り向くことはせずに、前に進むようにしましょう。
なぜなら、自己啓発に限らず、どんなものにでも、必ず反対意見というものは存在するからです。
よくある「自己啓発は役に立たない」という意見に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
きっと、あなたが自己啓発が好きになったり、趣味にしようと思ったきっかけは
・反対意見に揺らいだりしない人間になりたい
・自分で物事を決断できるような人間に変わりたい
こうした想いのはずでしょうから「けど」「でも」「だって」と消極的な考えに囚われることなく、やりたい事をした方が、後悔しない人生を送ることができます。
ポイント2:自己啓発が好きな人同士で繋がるようにする
自己啓発が趣味の人に、お伝えしておきたい二つ目のポイントは、自己啓発が好きな人同士で繋がるようにすることです。
人間にはどのようなものであれ、必ず人によって好き嫌いが存在します。
地球上の全人類が認めており、かつ賛同するものというものは、この世には存在しません。
例えば、冒頭でも挙げたような、写真を撮ることを趣味とする人に対して、激しい嫌悪感を感じる人も必ず存在するのです。
ですので、わざわざ自分が好きなものを嫌っている人と、繋がる必要はありません。
せっかくなら、自分と共通認識がある、もしくは共通の趣味がある人とつながるようにした方が、両者にとって有益になります。
相手も自分と同様に、自己啓発が趣味という人を見つけ、今後共に切磋琢磨し合える関係を築くことができたら、それほど素晴らしい関係はありません。
例えばあなたがインドア派で「趣味はキャンプやBBQです!」という人がいた時に、よほど興味が無い限りは「私とは合わないな」と近づくことはしませんよね。
自己啓発を嫌いな人と何を話したところで、両者がよっぽど良識のある人でない限りは、議論や討論にしかなりません。
ですので、あなたが自己啓発が好きで趣味なのであれば、同じ感性を持っている人と繋がるようにした方が、人生を有意義に過ごすことができるようになります。
ポイント3:周囲に自己啓発を押し売りしない
自己啓発が趣味の人に、お伝えしておきたい三つ目のポイントは、あなたの周囲に過度なアピールをしたり、自己啓発を押し売りしないことです。
自己啓発というものは、自分の内面を変えることで、自分の生活を一変させることもできるものです。
こうした実体験から、自分の望んでいたように自身を変えることができたり、望みのものを手に入れることができれば、こうした体験は誰でも嬉しいものです。
しかし、その嬉しい感情は分かるのですが、それをその感情のまま、周囲にも推し進めてしまう人が一定数存在します。
あなたには、あなた独自の価値観が在るように、あなたの周囲の人にも、人それぞれの価値観が存在します。
相手とあなたの温度感が違うのに、あなたの非常に高まった温度感で相手にも「自己啓発ってスゴいよ!あなたもやってみなよ!」と話してしまうから、周囲はあなたに対して引いてしまい「まるで宗教にでもハマってしまったみたい」と言われてしまうのです。
自己啓発が気持ち悪いと言われるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
自己啓発が好きなのは良いことですが、自己啓発の周囲には洗脳を目的とした危険もありますので注意しないといけないことについて、以下の記事で詳しく解説しています。
あなたが、自己啓発が趣味であることを隠す必要はありませんが、過度なアピールや押し売りはしないようにしましょう。
そうすれば、あなたが自己啓発が趣味であることに対して、特段相手も干渉してくることはありません。
自己啓発を趣味にして、人生を楽しもう
自己啓発を趣味にすれば、人生を楽しむためのきっかけを掴むことができます。
これは、自己啓発に限らずどんなことでも同じです。
要は「あなたが興味を持って好きであること」であれば、それを素直に楽しむことが、あなたにとって一番良いことなのです。
もし、周囲が反対するから、誰かが否定するからといって、あなたがやりたいことを我慢して生きていっても、この先の人生は明るいものにはなりません。
そして、何より知って頂きたいのは、あなたの趣味を反対した人や、否定した人はあなたの人生の主人公ではないということです。
さらには、あなたが我慢したことで発生した、不利益や逃したチャンス、本来在るはずだった人生の責任を取ってくれるか?といったらそうでもありません。
つまり、言い方は冷たいかもしれませんが、反対したり批判したりする割には、そういう人たちの発言というのは、無責任な一言でしかないのです。
それであれば、そのようなものは気にせず、自己啓発を趣味とするなど、自分が本当にやりたいことを楽しむ人生を送るようにしましょう。