評価されないと悩む人へ!報酬以上の働きがもたらす成功法則
今回は仕事で正当に評価されないと悩む状況から抜け出す方法について解説します。
・毎日遅くまで頑張っているのに全く評価されない
・どうすれば周囲から認められ、自分の望む収入や地位を得られるのか
こうした悩みや疑問をお持ちの人はたくさんいます。
報酬以上の働きを自発的に実践できる人は、やがて周囲からかけがえのない存在として認められます。
現状を抜け出すきっかけは、義務や命令にプラスアルファの魔法をかけ、自発的な行動に変換することです。
自分の働き方に対する心構えを根本から変えることは、とても重要です。
でもただ我慢して与えられた仕事だけをこなし、評価されないと不満を溜め込んで損をしている人も多いです。
そこで今回は、評価されないと疲れた人へ向けた報酬以上の働きがもたらす成功法則について解説します。
この記事を読むと、大自然の法則に基づいた評価と報酬のメカニズムが分かりますのでぜひ最後まで御覧ください。
それでは早速、プラスアルファの魔法の本質について学んでいきましょう。
なぜあなたの努力は正当に評価されないのか
一生懸命働いているのに誰からも認められず、評価されないと疲れた心になってしまうのには明確な理由があります。
成功哲学の観点から、その原因となる根本的な勘違いについて解き明かしていきます。
給料をもらうから働くという大きな勘違い
多くの人が無意識のうちに抱えているのが、給与をもらうから働く、自分の給料に見合った範囲の仕事だけをするという考え方です。
しかしナポレオン・ヒルの成功哲学において、この順序は完全に逆であると警告されています。
本当の順序は働くから、その見返りとして報酬がもらえるのです。
企業は、従業員が働いて上げた実績や利益の中からしか給与を支払うことができません。
「これだけしかもらっていないのだから、これ以上の仕事はしない」
こうした態度でいる限り、評価する側からすれば、あなたにそれ以上の報酬を支払う理由は永遠に生まれないのです。
これは会社員に限らず、独立したビジネスパーソンや医師、弁護士などでも全く同じです。
相手が期待する以上の価値(サービス)を提供しない限り、人々は二度とあなたを評価しなくなります。
評価されないと疲れたと感じている時は、まず自分自身が報酬の範囲内という小さな枠に閉じこもっていないかを振り返りましょう。
人生を変えるプラスアルファの公式「N+a」
与えられた仕事やあまり気の進まない作業を、自分の力で価値ある行動へと変換する強力なノウハウがあります。
それがプラスアルファの魔法と呼ばれるものです。
この法則を数式で表すと「N + a(あるいは N × a)」となります。
ここでの「N」は、他人から与えられた命令や、あまりやりたくない義務的な作業を指します。
そして「a(アルファ)」は、あなた自身の自発的な行動や、奉仕の精神を意味します。
単なる「N」のままでは、人はモチベーションを保つことができず、ただ疲弊していくだけです。
しかしそこに「a」というあなた独自のプラスアルファの努力や親切心を付け加えるとどうなるでしょう。
その行動は他人の命令ではなく、あなた自身の自発的で喜ばしい行動へと180度姿を変えるのです。
あらゆるモチベーション技法の中で、このプラスアルファの哲学は最も優れた自己規律の手段となります。
利他的な行動が自己評価を高める心理学
見返りを求めずに他人に奉仕する(プラスアルファの行動をとる)ことは非常に大切です。
これが結果的に自分自身の精神状態や評価を劇的に向上させることは、心理学の研究でも実証されています。
ペンシルベニア大学のアダム・グラント教授は、著書『GIVE & TAKE』の中で、人々を次の3つに分類しました。
「ギバー(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(損得のバランスを考える人)」
そしてこの中の、誰が最も成功するかを調査しました。
その結果、最も生産性が低く評価されないのは「自己犠牲型のギバー」でした。
一方で組織内で最も高く評価されたのも「他者志向型のギバー(自分の利益も守りつつ、自発的に他人に与える人)」だったのです。
つまり「N+a」の精神で相手の期待を超える行動を自発的にとることは、単なる自己犠牲ではないのです。
周囲からの圧倒的な信頼(評価)を獲得し、最終的に自分を最も豊かにする最強の戦略であることが科学的にも裏付けられているのです。
報酬以上の働きがもたらす大自然の成功法則
あえて1マイル余分に進み、求められた以上の奉仕を提供することは、決して他人に利用されて損をするわけではありません。
それは大自然の絶対的な法則に従い、莫大な利子をつけて回収するための賢明な投資なのです。
代償の法則と利益増加の法則のメカニズム
プラスアルファの努力がどのようにして自分に返ってくるのかを理解しましょう。
そのためには、自然界の代償の法則と利益増加の法則を知るのが一番です。
農民が畑を耕し、一粒の種を蒔いたとします。
農民は自分の利益のためではなく、まずは大地に対して労働という奉仕を行います。
すると大地は太陽と水の力を使ってその種を育て、一粒の種を数十倍、数百倍の実りにして農民に返してくれます。
与えたら必ず与えられるのが代償の法則であり、それが何倍にもなって返ってくるのが利益増加の法則です。
職場や人間関係においても、これと全く同じ法則が働いています。
あなたが好意と信頼をもって他人に奉仕し続ければ、それは必ず増大してあなたのもとへ返ってきます。
評価されないと疲れた状態のまま見返りばかりを求めていては、大地に種を蒔かずに収穫だけを待っているのと同じなのです。
対照の法則でその他大勢から際立つ存在になる
プラスアルファの努力を続けると、もう一つ強力な味方が現れます。それが対照の法則です。
これは周囲の怠惰な人々の中で、あなただけが際立って美しく見えるようになるという現象です。
ある有名なデパートのディスプレイ・デザイナーが、ショーウィンドウに美しいネクタイを飾り、真ん中に一枚の鏡を置きました。
通行人はネクタイを見た後、鏡に映った自分の古びたネクタイを見て、思わず新しいものを買ってしまうのです。
人間は、比較することによって異質なものに気づく性質を持っています。
多くの人が「言われたことしかやらない」という態度で働いているのは周知の事実です。
その中で、あなた一人が「喜んで報酬以上の働きをする」という態度を貫けばどうでしょうか。
賢明な経営者や顧客は、絶対にあなたの存在を見逃しません。
対照の法則は評価されない状況を一変させ、あなたを昇進や思いがけないチャンスへと引き上げる最大の利点となります。
評価されない環境を抜け出すための実践ステップ
大自然の法則を理解した上で、実際に日々の生活の中でプラスアルファの魔法を使いこなしましょう。
そのために、現状の疲れた状況から抜け出すための具体的なステップを解説します。
かけがえのない人間になるまで奉仕を続ける
あなたは今、現在の職場で平均以上の報酬や評価を要求したいですか?
それであれば、まずはその組織にとって絶対に必要なかけがえのない人間にならなければなりません。
そのためには、人や社会に対する純粋な奉仕と貢献を続けることです。
これだけのことをやってあげたのだから、すぐに評価してほしいと見返りを急ぐと、利益増加の法則は働きません。
小包を送る時に商品だけでなく、自分の心も一緒に包んで送るような、そんな真心からのサービスを習慣にしてください。
もし、あなたが全力を尽くして黄金律(自分がしてほしいことを相手にもする)を実践したとします。
それにもかかわらず、それでも評価されないと疲れたままの環境が変わらないとしましょう。
それであれば、その時は迷わず独立や転職という次のステージを考えれば良いのです。
あなたの実力はすでに、どこへ行っても通用するレベルに育っているはずです。
明確な願望を持ち自発的にチャンスを拾う
プラスアルファの努力を無駄にしないための最大の秘訣は、明確な願望や目標をあなたがしっかりと持っておくことです。
残念なことに、世の中の働く人の多くは明確な目標を持っていません。
運命の女神は、毎日私たちの目の前に目立たないように幸運の種を蒔いています。
しかし目標がない人は、それに気づかず通り過ぎてしまうのです。
自分が将来どうなりたいのか、どんな富や地位を得たいのかをはっきりと青写真に描きましょう。
それを出来ている人だけが、目の前の仕事に隠されたチャンス(種)を見つけ出します。
そして、自発的(パースナル・イニシアティヴ)に拾い上げることができます。
もう、評価されないと嘆くのは今日で終わりにしましょう。
そして、明日からは自分の未来を豊かにするための種探しを始めましょう。
まずは、目の前の仕事にプラスアルファの魔法をかけてみてください。
お礼状一枚でトップセールスになった実話
20年間のコンサルティング経験の中で、会社で評価されないと相談に来られる方を数多く指導してきました。
彼らの多くは非常に真面目で優秀なのですが、全員に共通していたことがあります。
それは、自分から枠をはみ出すことを極端に恐れているという点でした。
私のクライアントで、30代の不動産営業マンがいました。
彼は商品知識も豊富で真面目でしたが、全く契約が取れず上司からも冷遇されていました。
私は彼に、成績を上げるノウハウではなく次のような提案をしました。
「明日から、顧客との面談後に必ず直筆のお礼状を1枚だけ余分に書いてください」
彼も最初は「給料も出ないのに、なんでそんな面倒なことを」と渋っていました。
ですが、彼はそれを自分へのテストだと割り切って1ヶ月間実行しました。
すると、面白いくらいに顧客の反応が変わったのです。
「あんな丁寧な手紙をくれたのは君だけだ」と信頼を獲得しました。
そこからの紹介が連鎖的に増え、結果的に彼は半年で社内トップの評価を得るに至りました。
評価とは、相手の期待値をほんの1ミリでも自発的に超えた瞬間に生まれるものなのです。
編集後記
見返りを求めないプラスアルファの努力は、一見すると他人に都合よく使われるだけのように思えるかもしれません。
しかし、それは大自然の法則を理解していない人の短絡的な思考です。
あなたが蒔いた種は、巡り巡って必ずあなたを豊かにします。
重要なのは、誰のためにやるのかではなく自分がどう在りたいかです。
他人の評価に一喜一憂して疲弊する生き方をやめましょう。
そして、自らの意志で行動に「a(アルファ)」を付け加える習慣を持ってみてください。
その瞬間からあなたは他人や環境に支配される側から、自分の人生を創造する側へと完全にシフトすることができます。
- 給与をもらうから働くという勘違いが評価されない疲れた心を生む
- 代償の法則と利益増加の法則により、報酬以上の働きは莫大な利益を生む
- かけがえのない人間になるまで、見返りを求めず自発的な奉仕を続けよう
