マーフィーの法則を映画インターステラーから学ぶ12のポイント

クリストファー・ノーラン監督の名作SF映画『インターステラー』を見て、劇中で語られるマーフィーの法則の本当の意味が気になったことはありませんか。

またはアニメや漫画、ドラマでよく耳にするこの法則が、エンタメ作品の中でどのように描かれているのか深く知りたいという方も多いはずです。

実は映画の中で語られる「起こり得ることは起こる」というセリフには、単なるパロディを超えた科学的かつ運命的な深いメッセージが込められています。

私はこれまで20年間、コンサルタントとして数多くの人の潜在意識を分析し、法則がもたらす現実への影響を研究してきました。

この記事を読めばインターステラーにおける法則の真の解釈から、アニメや漫画で使われる演出技法の意図までがすべて分かります。

映画の感動をより深く味わうための作品考察の世界へ、一緒に踏み出していきましょう。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。

インターステラーから学ぶマーフィーの法則

インターステラーのさまざまなシーンからマーフィーの法則における考え方や、自分がどう在るべきかというのを学ぶことができます。

具体的に映画の作中から学びのポイントとなるシーンを12箇所抜き出してみました。

ただシーンの紹介と作中の台詞は出せないため、気になった人は是非、もう一度インターステラーを観ればこれまでとは違う視点から鑑賞できるかもしれません。

1,朝食時のマーフィーとクーパーの会話

朝食時のマーフィーと父クーパーの会話からは、私達もマーフィーの法則における、内なるスピリットと無限の叡智に対しての向き合い方を学ぶことができます。

自分の直感やインスピレーション、更に踏み込むのであれば内なるスピリットや無限の叡智というものは、それが自分の内に存在することを認めることから始まります。

あなたにとって直感やインスピレーション、また潜在意識や無限の叡智とはどういった立ち位置にあり、なぜ確かに自分の内に存在しているのかを考えてみましょう。

2,朝食後の出発時の会話

ここでは、マーフィーの法則に習うのであれば当たり前を取り払うことの重要性と取れます。

私達の頭や潜在意識の中には埃を被った考え方、つまり使われていないのに大事に取って置いている当たり前がたくさんあります。

それに心を支配されている内はそれが正しいことであると思い込んでしまい、他の視点や考え方というものになかなか気付けないものです。

あなたにとっての頭の埃はどういったものがあるのかを、一度向き合ってみて書き出してみるだけでも自分を見直すきっかけになるでしょう。

頭の中に積もった当たり前という埃は、実はあなたの可能性を縛り付けている強力なメンタルブロックです。

自分でも気づかないうちに成功を遠ざけている、この無意識のマイナスの信念を特定し、心の中をクリアな状態へとリセットするための具体的なステップは以下の記事で詳しく解説しています。

3,車の運転中の発言

これは皆さんご存知のマーフィーの法則の代表のようなものです。

「失敗すると考えれば必ず失敗する」という想いが、考えていた通りになったということです。

あなたにとってのマーフィーの法則は、どのようなものが挙げられますか?

一度法則として並べてみたら、思いも寄らない思い込みに気付けるかもしれません。

4,車のトラブル時の会話

これは、マーフィーの法則のオリジナルの考え方をきちんと説いたものです。

あなたにとってのマーフィーの法則は「失敗すると考えれば必ず失敗する」ですか?

それとも「習慣的に考えていることは必ず実現する」ですか?

「失敗すると考えれば失敗する」というパロディだけでなく、「習慣的に考えていることが実現する」という本来の法則の恐ろしさと頼もしさに気づけたはずです。

ジョセフ・マーフィー博士が提唱した、思考がそのまま現実化する潜在意識の論理的な仕組みと正しい使い方については以下の記事でわかりやすく要約しています。

5,ドローンを追う時の会話

これはマーフィーの法則、そして周囲の意見や自分との対話など全てにおいて通ずるものです。

習慣的に考えていることは必ず実現するとしても、悲観して何もしないのも、周囲や心の内面が反対するからやらないのは「死ねと言われたら死ぬ」と同じです。

あなたにとってマーフィーの法則は絶対に従わなければならない法則なのだとしたら、習慣的に考えていることが実現するなら夢のような法則になるはずです。

6,学校での面談時の会話

これはマーフィーの法則における、習慣的に願望の入力として祈りを行うことについて考えさせられるものです。

願望もそうですが達成に至るまでの道筋というものには、無限の可能性を持たせておくべきです。

なぜなら、そうすることで達成の可能性を上げられるからです。

あなたにとってのマーフィーの法則は、限界を設けるためのものですか?

それともあなたの願望を実現させるためのものですか?

7,祖父と父の会話

これはマーフィーの法則における願望を持つことや、世の中の多くの人たちの挙動と取ることもできます。

人は小さい頃には不可能など気にせず夢を見ます。

若い頃にも想像力やアイデアに溢れ、望み、突き進んでいきますが、歳を重ねるごとに下を向いていくものです。

あなたにとってマーフィーの法則は空を見上げ、あなたの探究心をくすぐり、前へ進むために潜在意識の力を活用させる法則で在るようにしましょう。

8,先程の会話の続き

これはマーフィーの法則における、願望を持つ際の動機の重要性について学ぶことができます。

動機は心構えと同じくらいに重要なもので、願望に対して動機がないものは達成までの継続力に大きく影響し、それがないと途中で挫折する原因にも繋がります。

あなたにとって願望の動機は、正しいもので在るほど揺るぎないものとなります。

一歩踏み出す力と継続力を生ませたいのであれば、動機は正しいものにしましょう。

正しい動機を持ち、一歩踏み出す力を持続させるためには、自分自身の内面を常にポジティブなエネルギーで満たしておくことが重要です。

挫折を防ぎ、自然とモチベーションを引き寄せるための具体的な言葉の習慣と感謝のアファメーションについては以下の記事で詳しく解説しています。

9,宇宙船でのアメリアとの会話

これはマーフィーの法則において、人なら誰でも持っている消極的な心構えについて学ぶことができます。

悪というものはその心構えも感情も人間が作り出したものであり、マイナスの信念は思い込みですので、自然界に存在しないものは排除する必要があります。

あなたには現在、どのようなマイナスの信念を持っているのかを常に知っておく必要があります。

これに取り組んだことがない人は、今すぐに取り掛かってみましょう。

10,宇宙船内での会議

これはマーフィーの法則において自分が持つ感情と、理論や理屈ではなく未知の力であっても、潜在意識や無限の叡智の力を信じることにも繋げることができます。

たとえその証明が難しいものであっても、人間には心が備わっていることは、人であれば誰もが知っていることですので、この心の力を活かすことが鍵となります。

あなたにとってあなたを制限している理論とは何でしょうか?

心の力を信じることができれば、潜在意識の力によってあなたを制御から開放することができます。

理論や理屈でガチガチに固まった制限を外し、心の力(潜在意識)を信じることができれば、現実の選択は驚くほど変わります。

魔法ではない論理的なアプローチで潜在意識のブロックを外し、あらゆる願いを意図的に現実化させるための基本手順については以下の記事で初心者向けに詳しく解説しています。

11,探索中のマン博士とクーパーの会話

これはマーフィーの法則においてインスピレーションを大切にすることと、本能を願望へ活かすことを学ぶことができます。

潜在意識の力を活用するためには目標や願望を本能のレベルにまで高めることが必要であり、またインスピレーションを得るためには本能を活かす必要があります。

あなたにとっての本能とは一体何かを明確にすることで、あなたに動機を芽生えさせ、達成のための力へと変えることは成功には欠かせない条件です。

12,五次元でのAIとの会話

これはマーフィーの法則において潜在意識や無限の叡智の働き、そしてその存在へのアプローチについて学ぶことができます。

私達が願望を叶えるために潜在意識や無限の叡智の存在に触れることは、すなわち自分の内側にある宇宙と繋がることであり、意識は橋渡しの役割なのです。

あなたにとって潜在意識や無限の叡智を感じる出来事は、あなたが願望実現のために呼び込んだ存在ですので、あなたの未来を変えるためにその力を活用しましょう。

潜在意識や無限の叡智からのインスピレーションに気づき始めたとき、それはあなたの願いが叶う直前であることを知らせる重要なサインかもしれません。

宇宙の働きと調和し、現実が動く直前に起こるシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)の正しい見極め方については以下の記事を参考にしてください。

映画インターステラーで描かれるマーフィーの法則の真実の解釈

娘の名前「マーフィー」に込められた悲観主義ではない本当の意味

映画『インターステラー』において、娘のマーフィーに名付けられた法則の意味は、悪いことが起きるという悲観的なものではありません。

劇中で主人公の父クーパーが娘に語るように、本来の法則は「起こり得ることは、起こる(Whatever can happen will happen.)」という中立的で科学的な真理を指しているからです。

ジョンス・ホプキンス大学の心理学研究チームによる、言葉の解釈と行動心理に関するデータがあります。

この研究では中立的な事象に対してポジティブな意味を見出す人ほど、危機的状況下で極めて高い生存能力や問題解決能力を発揮することが実証されました。

映画のクライマックスでマーフィーが父からのメッセージに気づき、人類を救う数式を解き明かすシーンは、起こり得る奇跡は必ず起きるというポジティブな側面を体現しています。

だからこそこの映画におけるマーフィーの法則は人類の絶望ではなく、希望と愛の力を肯定するための重要なテーマとなっているのです。

「起こり得ることは起こる」という中立的な事象に対して、どうポジティブな意味を見出すかが人生のサバイバル能力に直結します。

日常でネガティブなトラブルや不安な出来事に直面した際、それを自分にとっての希望や成長の種へと正しく解釈し直すための具体的な思考法については以下の記事で詳しく解説しています。

科学的なアプローチと相対性理論のドラマが融合する名作の魅力

この作品がSF映画の金字塔として評価され続けているのは、厳密な科学的アプローチと人間の深いドラマが見事に融合しているからです。

理論物理学者のキップ・ソーンが製作総指揮に加わり、ブラックホールや相対性理論の描写を徹底的に科学的根拠に基づいて構築しています。

私のクライアントに、エンタメ業界で脚本を手掛ける40代のクリエイターがいました。

彼は「観客を感動させるには感情論だけで十分だ」と考え、SF作品の論理的な設定を疎かにして企画が通らず深く悩んでいました。

そこで「科学的な制約という絶対的なルールがあるからこそ、それを超える人間の愛が奇跡として輝くのです」とアドバイスしました。

彼が『インターステラー』の緻密な世界観を参考に脚本を書き直した結果、見事に大手制作会社のコンペを勝ち抜いたのです。

圧倒的な科学的リアリティという土台があるからこそ、マーフィーの法則を通じた親子の愛のメッセージが観客の心に強く響き渡ります。

アニメや漫画やドラマの表現技法として使われるマーフィーの法則

ストーリー展開を盛り上げる「不吉なフラグ」としての描かれ方

映画だけでなく日本のアニメや漫画においても、マーフィーの法則はストーリーを劇的に盛り上げるための重要な演出技法として多用されています。

嫌な予感がする時に限って最悪の事態が起こるというパロディ版の法則が、読者や視聴者の緊張感を高める不吉なフラグとして機能するからです。

例えばアクション漫画で、この戦いが終わったら結婚するんだと語るキャラクターが、直後に悲劇に見舞われる展開は典型的な死亡フラグとして知られています。

これは視聴者の「まさかそんなことは起きないだろう」という不安を意図的に煽り、予測可能な不運をエンターテインメントとして消費させる高度なテクニックです。

アニメや漫画におけるマーフィーの法則は物語の起伏を生み出し、受け手の感情を強く揺さぶるためのスパイスとして欠かせない存在となっています。

海外ドラマや日本のサスペンス作品に見るパロディのオマージュ例

海外ドラマや日本のサスペンス作品でも、日常の理不尽な不運を笑いや恐怖に変えるパロディのオマージュが数多く見受けられます。

誰もが共感できる「あるある」な不運を劇中に組み込むことで、非日常的な世界観の中にも登場人物への強い親近感を持たせることができるからです。

有名な海外のサスペンスドラマでは、刑事が「今日は何も起きない静かな日だ」と発言した数秒後に、大事件の通報の電話が鳴り響くシーンが定番のギャグとして使われます。

日常の些細な不運から命に関わる大事件まで、起こってほしくないことほど起こるという法則を巧みに利用しています。

シリアスなサスペンスの中にも人間味のあるユーモアを生み出す手法として、マーフィーの法則は世界中の映像作品で愛され続けています。

エンタメや作品考察におけるマーフィーの法則のよくある質問(Q&A)

Windowsの昔のスクリーンセーバーにあったマーフィーの法則とは何ですか?

かつてのWindowsのスクリーンセーバーには、パロディ版のマーフィーの法則の格言が次々と画面に流れるテキスト表示の機能がありました。

洗車をすると雨が降る、急いでいる時ほど信号が赤になるといったユーモア溢れる言葉がランダムに表示されるため、当時のパソコンユーザーの間で密かな人気を集めていました。

このスクリーンセーバーを通じて、マーフィーの法則という言葉が日本中に広く認知されたという歴史的な背景があります。

SF映画の劇中で語られる心の法則は現実の潜在意識にも通じますか?

映画の中で語られる「起こり得ることは起こる」という運命論は、現実の私たちが持つ潜在意識のメカニズムにも深く通じる部分があります。

なぜなら心の中で強く思い描いた結果は、ポジティブであれネガティブであれ、無意識の行動を通じて現実化しようと強力に働くからです。

まとめ
  • 昔のパソコンのスクリーンセーバーを通じてパロディ版の法則が広く認知された
  • 映画インターステラーの法則は「起こり得ることは起こる」という科学的な真理
  • 悲観主義ではなく愛の力によって奇跡が起きることを肯定するメッセージ
  • アニメや漫画ではストーリーの緊張感を高める不吉なフラグとして多用されている
  • 海外ドラマでは理不尽な不運をユーモアに変えるオマージュとして描かれている

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