【思考は現実化する】解説|ナポレオン・ヒルの成功哲学の奇跡
今回の「思考は現実化する」の解説は、ナポレオン・ヒルの成功哲学で実際に成功した人のスピーチです。
・私には逆境があるので成功するのが大変
・私は境遇が悪いので成功できない
こうした自分の環境や境遇を、成功できない理由に挙げるケースってよく見かけますよね。
成功できる人は、自分の境遇を失敗の理由にせず突き進み大成します。
現在の境遇も頑張る理由にすれば成果を掴みますが、それを理由に動かなければ一生それに悩まされ続けます。
現在の悩みをエネルギーへと変えることを知らず、損をしている人もとても多いです。
そこで今回は、逆境を成果へ変えるためのコツについて解説します。
この動画を見ると、困難や逆境に対する向き合い方と活かし方が分かりますので、是非最後までご覧ください。
それでは早速、クレメント・ストーンの見解について見ていきましょう。
願望とは夢を現実に変えていくことである
私はナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」と、より深く掘り下げた成功哲学の奇跡についてお話ししたいと思う。
今日という日は、あなたの生涯の中でも最も重要な一日になるだろう。
なぜか、それは今日はあなたがナポレオン・ヒル博士の成功に関する哲学を知る術を知った日だからである。
私の一生の中でも、本書の旧版を手にした1937年のある一日が最も重要な一日となった。
あなたもまた、この最新版の著書を読むことによっていろいろな奇跡と出会うことになるだろう。
では奇跡とは何だろうか。奇跡とは「不可能だと信じられているゴールを達成すること」である。
到達不可能だと思われているゴールでも、成功哲学によってそれは実現可能となるのだ。
私を含め、成功哲学で人生が変わる影響を受けた人々が無数に存在することが何よりの証拠だ。
しかしゴールやその到達手段は、合法的なものでならないことはいうまでもない。
ここで足を持たずに生まれた、ある男性の経験を見てみよう。
彼はナポレオン・ヒル博士が確立した成功ノウハウを理解し、成功哲学を十分に活用した。
そして彼にとっては到底不可能と思われたゴールに向けてたくましく、また誇らしげに前進している。
ヘンリー・ヴィスカーディ・ジュニア博士は、ヒューマン・リソーセス・センターを設立した。
また障がい者のために多大な献金をした業績で、1984年にナポレオンヒル・ゴールド・メダルを受賞している。
彼は受賞の際に次のように語っている。
「私はナポレオン・ヒルという偉大な名前のついたこのメダルを受賞することができ、深く感謝しております。
私は足を持たずにこの世に生まれました。そして私の生涯の最初の7年間は、病院の中で育てられました。
27歳になるまで、私が身につけている義足をつけるまでは、立ち上がることすらできませんでした。
私は重い障がいを持った子どもとして、つらい生活と闘ってきました。私の青年期は暗く悲惨なものでした。
私は子どものころ母に「どうして僕はこうなの?」と聞いたときの母の答えをよく覚えています。
母は彼女なりの知恵で、このように説明してくれたのです。
「世界でまた、足のない少年が一人生まれなければならなくなったのよ。
天国で神様と天使たちは、どの家族にその少年を送り込んだらいいか話をしたの。
そのとき神様は、ヴィスカーディ家がそういう少年を送り込むのに最もいい家庭だと決めたのよ」というのです。
私はアメリカに住み、そしてこの国は私の理想を育んでくれました。
この国は私に障がい者ではなく、平等な一人の人間として運命を切り開いていく自由な機会を与えてくれました。
つまり、愛する女性と結婚する自由、それから自分のやりたいことができる自由です。
何年も前のことですが、ある一人の医師が私の人生に大きな変革をもたらしてくれました。
彼は初めて私に義足をつけてくれ、まっすぐ立つことを可能にしてくれたのです。
そのとき私は、義足の代金を支払うことができませんでした。しかし医師は私にこのように言ったのです。
「私が君にしてあげたことを、君がもう一人の障がいを持った人に対してしてあげられるならばそれで十分です」
そして今、私はここで皆さまに次のようなお約束をしたいと思います。
この世に保証よりもチャレンジを好み、生きることのスリルを味わいたいと思っている障がい者よ。
私はその人のために、私のエネルギーのすべてを捧げます。
願望や目標を持つのは義務であって、決して贅沢なことではないのです。
願望とは夢見ることではなく、夢を現実に変えていくことなのです。
夢を持ってその夢の実現のために、代償を支払う用意のある人は幸せだと思うのです。
私はありふれた人間ではありたくないのです。
私は安定を求めるのではなく、機会を求めたいと思います。
そして願望を明確にし、人生設計をし、自分の目的のために冒険したいと思っています。
私は施しを受けたくはありません。私は自由をどんなものとも引き替えにしたくありません。
また他人の奴隷にもなりたくはありません。脅しにも屈しません。
私は自分で考え、行動したいと思いますし、自分がこの世に生まれてきたことの恩恵を享受したいのです。
私は堂々と世間に顔を向け、自分はこれだけのことをやったんだと言いたいのです。
私はあなた方に対して願っていることがあります。
それは障がい者に対して願っていることとまったく同じです。
私はあなた方に対して、そしてまた障がいのある人に対して、将来の成功と幸福を祈りたいと思います。
しかし、世間でいう成功とか幸福というのはあまりにも安易すぎます。
私が強く願うのは、あなた方の生涯の残りの年月の毎日毎日が、真に意味あるものであってほしいということです」
聴衆の多くは目に涙を浮かべ、立ち上がってこの男性に拍手喝采を送ったのであった。
逆境を資産に変える:ヘンリーの実例に学ぶレジリエンス
まず知っておくべきことは、逆境を資産に変えるレジリエンスの本質についてです。
成功哲学においてレジリエンスとは、欠乏や不利を「行動資源」に変換し、願望を現実へ近づける推進力です。
安定より機会を選び、常に挑戦していく姿勢が長期的な成果と自己尊厳を高めていきます。
なぜなら、逆境は目標・計画・行動の三位一体を鍛える最適の環境だからです。
困難は「何を成し遂げたいか(明確な願望)」「どう進むか(人生設計と計画)」「今日のアクション(実行)」を具体化させます。
さらに「受けた支援を次へ渡す(ペイ・フォワード)」というプラスアルファの魔法が、周囲の支援や協力を呼び込みます。
ヘンリー・ヴィスカーディ・ジュニア博士は足に不自由がありました。
それでも彼は「障がい者ではなく一人の人間として運命を切り開く自由」を掲げ、障がい者支援に献身しました。
彼のスピーチは「願望は贅沢ではなく義務」「保障よりも挑戦を」「意味ある毎日を設計せよ」という原則を力強く示しました。
逆境は立ち止まる壁ではなく、前へ進むための燃料です。
①願望を義務として明文化する
②その達成に必要な代償(学習・時間・労力)を具体化する
③日次実行のチェックリストで前進を可視化する
④受けた支援を他者に渡す仕組みを先に決める
この4点を徹底すれば、あなたも今日から逆境を資産へと変えられます。
「保障よりも挑戦」を合言葉に一日を設計し、意味ある前進を重ねていきましょう。
今日が転機になる|ナポレオン・ヒルの成功哲学を「始まりの一日」へ
次に知っておくべきことは「今日を転機に変える設計」についてです。
ナポレオン・ヒルの成功哲学の核心は「Do It Now(今すぐやれ)」の習慣を作ることにあります。
ですから、あなたも今日を「始まりの一日」と定義してみましょう。
具体的には、明確な願望・代償・期限・計画・自己暗示・実行確認の6点を紙に落とし込んでいきます。
そうすれば意志は行動へ、そして行動は成果へと連結します。
なぜなら人は行動を先延ばししがちですが、開始の儀式化により脳は「今やる」モードに切り替わるからです。
①願望を一文で定義(明確化)
②達成のために支払う代償を列挙(時間・労力・学習)
③期限を設定(日時で)
④最初の計画を30分単位に分解(行動化)
⑤朝晩の自己暗示を音読(信念化)
⑥日次レビューで達成率を点検(継続化)
この一連の習慣化は目標達成の土台となり、曖昧さ・迷い・中断癖を順に潰していきます。
習慣化テンプレートの一例
- 私の願望(主要目的):◯年◯月◯日までに、月商◯◯万円を安定達成する。
- その代償:毎日90分の営業活動/週5本の提案作成/週7時間の学習。
- 期限:◯年◯月◯日 23:59。
- 初週計画:月〜金の7:00–8:30でリスト作成・架電、12:30–13:00で提案下書き。
- 自己暗示文(朝晩音読):「私は◯◯までに◯◯を達成する。その代償を喜んで支払い、毎日計画通り行動する」
- 日次チェック:達成率(%)、学び、翌日の一手を書き出す。
このテンプレートは、実際に私のクライアントである営業職の人が社内でトップへ上り詰めた際に使ったものです。
実際にこの型に沿って、開始1日目に見込み客20件の整理と2件の提案送付を完了し、3週で初成約を獲得しました。
こうした見えない努力からも分かるように、成功の鍵は「小さな達成の連鎖」を毎日作ることにあります。
あなたの今日を転機へ変えるコツは、宣言→代償→期限→計画→自己暗示→日次確認を「同じ紙で完了」させることです。
こうして紙1枚の儀式で迷いの余地を消していくのです。
地道に現実を見て計画を立てることで「保障よりも挑戦」の一歩を踏み出していきましょう。
それでは最後に、もう一人の願望を現実へと変えた人物のエピソードをストーンに語ってもらいましょう。
強い意欲を伴った願望は奇跡を生む
何年か前になるが、私は徹夜である人の願望に対して祈った。
そしてその翌朝、私もまた素晴らしい願望を持とうと決心したのである。
そのときの私の願望は、今もまた今後も変わることはない。
それはこの世界を、将来を、子孫にとっていっそう住みやすいものとするということであった。
その願望は今や世界のあちこちで達成されつつある。
私の娘、ドンナ・ストーン・ペッシュもやはりナポレオン・ヒル博士の成功哲学から学んだ一人である。
そしてこの本やプログラムに述べられているノウハウを学び、応用して、願望を達成しようと心に決めたのである。
かつて世間では子どもに対する暴力は、貧しい階層の中だけで起こる極めて珍しい出来事だと考えられていた。
しかし、一部の専門家と私の娘ドンナはそうは思わなかった。
ドンナは「どんな子供も暴力を受けることがあってはいけない」と考えたのである。
そしてその気になれば「子どもに対する暴力を防ぐことができる」と考えたのだ。
彼女は熟考した末、一つの結論を得た。
それが「子供への暴力を予防する全国委員会NCPCA」の設立だった。
ドンナは膨大な時間とお金を投資して、この組織をシカゴで発足させたのである。
それはやがて全国に多くの支部を置くまでになった。
さらに彼女は全国広告評議会を促し、NCPCAの後方運動を支援する約束をも取りつけた。
その結果、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、広告を通して、子供への暴力に対する認識を深めることができたのである。
「一生変わらない願望」を言語化する重要性とその設計法
この内容から学ぶべきことは「一生変わらない願望」を言語化することです。
生涯にわたってぶれない願望を一文で言い切れるかどうかが、意思決定における羅針盤となるかを左右します。
明確な願望は迷いを減らし、有限である自分の資金や時間の使い方を最適化し、周囲の共感と協力を生みます。
もし願望が曖昧だと、行動は短期利益や偶然に流されやすくなります。
この時に願望を明確に言い切れるということは
①注意を一点に集約(何を捨てるかが決まる)
②評価軸を共有(チームが自律的に判断できる)
③レバレッジを獲得(支援者・資金・媒体が集まる)
これら三つの利点をもたらし、さらに「代償を支払う覚悟」を文章に含めることで、継続する筋力が鍛えられます。
ドンナ・ストーン・ペッシュの核は「どんな子供も暴力を受けない社会をつくる」という一文でした。
この宣言がNCPCAの設立→支部拡大→全国広告評議会の協働へと連鎖しました。
そして新聞・雑誌・テレビを通じて認識を変える運動に育ちました。
これに学ぶのであれば、あなたも次の設計法で一文を磨いていきましょう。
①構文:私は【誰に】に【どんな価値】を【どの手段】で届け【なぜ】それを生涯続けるのか。
例:「私は子どもたちに暴力のない環境を制度と教育で広げる。すべての子が可能性を伸ばせるから」
②テスト:10年後も言えるか/逆境時に誇れるか/代償(時間・資金・批評)を受け入れられるか。
③二層化:上層における方向性、下層における具体的な四半期目標(KGI/KPI)を紐づける。
ここで大事なことは「一生変わらない願望」は詩のように短く、作戦のように具体的であることです。
①宣言文を書く
②三つのテストを通す
③今週の3行動(人・仕組み・発信)へ落とす
④朝晩音読して意思決定の基準にする
この4サイクルを回せば願望は信念となり、信念は社会を動かす実装へと変わります。
あなたも今日を「転機の一日」へ変えられるよう「Do It Now(今すぐやれ)」の精神で取り組んでいきましょう。
編集後記
世の中のすべての人が何かしらの困難や逆境を抱えていますが、自分の逆境は他人よりも深刻に思いがちですよね。
それは日常に追われれば追われるほど、より深刻なものへと固められていく気がします。
しかし、この負のスパイラルから抜け出さない限り、現状が変化していくことはありません。
この世の中のサバイバルで生き残ることができる人は、強い人でも賢い人でもなく変わることができる人です。
現状に不満や悩みがあり、何とかして抜け出したい人がまずやるべきことは自分を変えることです。
そして、多くの人がやらないといけないのに流されてしまう問題点は「Do It Now」に徹せないことです。
今回のエピソードのように、常に自分の中に在り続ける羅針盤となる願望を定めるところから始めていきましょう。
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。
今日学んだ内容を実践してみて、一緒に一歩進んだ明日を迎えましょう。
それでは最後に今回の動画の要点です。
- 自分の羅針盤となる願望を見つけよう
- 「Do It Now(今すぐやれ)」の習慣を作ろう
- 習慣形成が自分を変えるための第一歩となる