【マーフィーの法則】潜在意識を否定的影響から守るコツ｜ジョセフ・マーフィーの潜在意識活用法

今回は、マーフィーの法則で潜在意識を否定的影響から守る3つのコツについて解説します。

潜在意識を書き換えることや、否定的な考えを変えるテクニックってたくさん語られていますよね。

・色々試しても全然潜在意識が変わらない
・潜在意識の基本的な使い方を知りたい

こうした疑問や悩みをお持ちの人もたくさんいます。

潜在意識を望みの方向へ変えることが出来る人は、願望実現に近づくことができます。

しかし、多くの方法が前提を無視していることが多いので、効果がある時とない時があります。

潜在意識を変えるために必要な前提について知らない人も多く、それで損をしている人も多いです。

そこで、今回は潜在意識を守るための基礎知識と、否定的イメージを払拭する方法について解説します。

この記事を見ると、色々試しても変わらない原因と、潜在意識を変えるために必要な前提が分かりますのでぜひ最後までご覧ください。

それでは早速、マーフィー博士の見解から学んでいきましょう。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。

大衆の意識と否定的影響を克服する

大衆の意識とは、世界中の人々が持っている心のことであり、この人たちは万人共通の考え方しかしません。

ですから、万人共通の心に色々な感情、迷信、そして酷く否定的な考えが刻印されています。

また、世界中の少数派である何百万という人たちが、大衆の意識に打ち勝って願いを注いでいます。

それは愛、 信仰、 自信、喜び、 善意、そして成功への願望、問題に打ち勝って手にした勝利や成就です。

しかし、これらはまだほんの少数派で、大衆の意識の大きな特徴は否定性、消極性にあります。

大衆の意識は事故、病気、不幸、戦争、犯罪、災害、そしてあらゆる種類の大惨事などを信じています。

大衆の意識には恐怖が蔓延り、恐怖は憎しみ、悪意、恨み、敵意、怒り、そして病気を生みます。

つまり、少し考えれば科学的な願望の入力祈り法を学び、守りの鎧を身につける必要が理解できます。

これらによって、あらゆる種類の試練や辛苦を乗り越えなければならないのです。

私たちは誰しも大衆の意識や、ひとしきりの否定性、宣伝に支配され、他人の意見の影響を受けます。

そして「まともな考え」ができるようにならない限り、幸運や不運、健康や病、富や貧困に振り回されます。

私たちは、永遠の原理と内なるスピリット神の真実という観点から自分自身を考える必要があります。

そうしない限り、単なる集団の一人として、必然的に人生の両極端を経験せざるを得ないのです。

ネガティブな感情が潜在意識に与える影響

まず、知っておくべきことはネガティブな感情が潜在意識に与える影響についてです。

潜在意識とは、私たちの心の奥深くにある無意識の領域で、日常生活における全ての行動や決断に影響を与えます。

しかし、この潜在意識がネガティブに支配されると、考えや行動も否定的な方向に向いてしまいます。

この事実は、イェール大学教授で心理学者である、ジョン・バルグの無意識的認知に関する研究があります。

彼の研究によれば無意識に入る情報は、行動や感情に大きな影響を与えるとされています。

実際に、彼が1996年に行った実験で「エルダーリー・プリミング研究」というものがあります。

実験では、被験者に高齢者に関連する言葉を提示したところ、被験者たちの歩行速度が遅くなりました。

これは、無意識に入る情報今回は高齢者に関連する言葉が行動に反映されることを示しています。

つまり、ネガティブな情報も同様に、行動や感情に影響を与える可能性が示唆されているのです。

これは、マーフィー博士が述べている「大衆の意識」の中で、否定的な考えや迷信が影響を与えるのと同じです。

例えば、マーフィーの法則では「恐怖は病気、憎しみ、敵意、怒りを生み出す」とされています。

なぜなら、ネガティブな感情が潜在意識に浸透すると、それは現実に直接的な影響を及ぼすからです。

これが原因となり、結果的に失敗や不幸を引き寄せます。

世界中の大衆が共通して持っている否定的な意識は、私たちの日常生活に様々な形で入り込みます。

そして、実際に自己イメージや願望に対する期待に悪影響を与えます。

具体的には、ネガティブな感情によって「成功できない」「自分には価値がない」といった信念を強化します。

そして、こうした信念が結果として私たちの行動を制限し、成功や幸福から遠ざけていくのです。

これが、マーフィー博士が強調する大衆意識の危険性です。

ですから、私たちは否定的な感情に囚われず、潜在意識を積極的な状態に保つ必要があります。

そのためには、マーフィー博士が提唱する「潜在意識を守るための方法」を学び、実践するようにしましょう。

結論として、ネガティブな感情が潜在意識に悪影響を与える事実を理解する事が、第一歩となります。

そして、こうした事態を防ぐための具体的な対策を講じることが重要です。

これが、私たちの人生を否定的なものから積極的なものへと変える鍵となります。

マーフィーの法則で感情を使って潜在意識を変える方法については、右上か概要欄のリンクからご覧ください。

否定的思考の罠から潜在意識を守る3ステップ

それでは、今回の本題である「否定的思考の罠から潜在意識を守る3ステップ」について解説します。

私たちは日々、望む望まないに関わらずさまざまな否定的な情報や意見にさらされています。

それらが潜在意識に影響を与えることを防ぐためには、具体的な方法を学び、実践していく必要があります。

ここでは、そのための3つのステップを紹介していきます。

1、意識的にポジティブな情報を選ぶ

マーフィーの法則を活用するために潜在意識を守る一つ目は、意識的にポジティブな情報を選ぶことです。

なぜなら、望まないものの侵入さえ防げば、心構えを蝕まれることもないからです。

現代社会では、ニュースやSNSなどによって否定的な情報が容易に手に入ります。

しかし、これを無意識に受け入れると潜在意識は否定的な感情に染まり、それに応じた現実を作り上げます。

私たちは時に、否定的なニュースや情報に対して敏感になり過ぎてしまうことがあります。

これが続くと、否定的な自己イメージを形成し、成功や幸福に対して消極的な態度を取るようになります。

ですので、これを防ぐために意識的に積極的な情報を選び、潜在意識を守る意識を持ちましょう。

これを続けるだけでも、習慣化すれば自然とネガティブな思考や心構えは消えていきます。

実際に私も、もう20年以上テレビのニュースや電車の吊り革、週刊誌といったものからは遠ざかっています。

天気や喜ばしいニュースに関しては取り入れますが、それ以外は意識的に排除するようにしています。

2、肯定的な自己対話を取り入れる

マーフィーの法則を活用するために潜在意識を守る二つ目は、肯定的な自己対話を日常生活に取り入れることです。

なぜなら、自己対話による定期メンテナンスで潜在意識のチェックができるからです。

マーフィー博士も強調しているように、私たちの言葉や思考は潜在意識へ直接影響を与えます。

つまり、肯定的な自己対話を続けることで、潜在意識にポジティブなメッセージを送り込むことができます。

会話というものは、自分の話し声が耳にも入るのでインプットとアウトプットを同時に行っています。

通常の会話であれば相手が必要ですが、自己対話ならいつでもどこでも好きなだけ取り組む事ができます。

しかし、課題として無意識で「できない」「無理だ」といった否定的な言葉を使ってしまいがちです。

こうした言葉が潜在意識に染み込むと、実際にそうした状況が現実となる可能性が高くなります。

ですので、アクションプランとして毎日自己対話で、自分に対して肯定的な言葉をかける習慣を作りましょう。

これによって潜在意識を肯定的に保つことで、願望実現へ向けた自己形成が可能になります。

実際に私も、今でも毎月自己対話を行うようにしていますが、これは本当に効果があるのでやってみて下さい。

20年前はそれこそ毎週、定例会議のように行っていましたが、調整できるようになってからは月一にしています。

3、潜在意識を浄化する習慣を持つ

マーフィーの法則を活用するために潜在意識を守る三つ目は、潜在意識を定期的に浄化する習慣を持つことです。

なぜなら、日常には情報の選択に限らず、強制的に否定的な情報を刷り込まれる瞬間が多いからです。

ステップ1を活用してどれだけ情報を選択しても、職場などで強制的に刷り込まれることは多いものです。

さらに、日常の忙しさの中で、自分の内面を見つめ直す時間を持つことが難しいという人も多いです。

そこで、マーフィーの法則でも、否定的な感情や思考を定期的に洗い流すことの重要性が説かれています。

具体的には、瞑想や呼吸法などによって潜在意識を浄化し、否定的な思考を排除する習慣を作りましょう。

アクションプランとしては、毎日数分間の瞑想やリラクゼーションを取り入れることも非常に有効です。

こうして心と潜在意識をクリアに保つことで、否定的な影響を最小限に抑えることができます。

以上の3ステップを実践することで、否定的思考の罠から潜在意識を守り、願望実現へ近づく事ができます。

実際に私も今でも継続させており、私の場合はステップ2の自己対話の際に集中して行っています。

それ以外にも、日々の中で様々な思考が浮かぶたびに、その全てにおいてチェックを入れています。

これをすれば「この考え方はいけないな」と、即座に自分を戒めることができるのでお勧めです。

マーフィーの法則で否定的な自己イメージを払拭する方法

それでは最後に、マーフィーの法則で否定的な自己イメージを払拭する方法について解説していきます。

これまでに述べた通り、潜在意識は私たちの心に刻まれた正直な思考や感情をそのまま反映します。

そして、否定的な自己イメージが私たちの現実に悪影響を与える事も間違いのない事実です。

多くの人が「自分には無理だ」「失敗するに決まっている」といった否定的な自己イメージを持っています。

これが続くと、実際に失敗や不幸を引き寄せてしまうことがあります。

実際に20年前の私もこれが原因で一歩踏み出すことができず、立ち往生していました。

特に、社会からの圧力や他人の意見に左右されてしまうことが、自己イメージを悪化させる原因です。

なぜなら、私たちは無意識の内に他人の意見や大衆の意識に影響され、自分を過小評価してしまうからです。

しかし、マーフィーの法則を活用することで、この否定的な自己イメージを払拭することができます。

これは、さまざまな方法論が語られていますが、答えはシンプルで反復による上書き以外ありません。

これは、潜在意識の本質と特徴を正しく理解していれば周知の事実です。

しかし、多くの人が反復に挑戦しても失敗に終わり、別の手段を模索することに必死になっています。

反復しても刷り込まれないし改善もしない人は、潜在意識の前に心構えの構築に取り組みましょう。

反復に失敗する人たちは、潜在意識と心構えを同じ一つのものとして扱っているケースが多いです。

しかし、実際は全くの別物で心構えが消極的であれば、反復が潜在意識に届くことはありません。

なぜなら、その前にあるメンタルブロックというフィルターによって邪魔をされてしまうからです。

自己対話や肯定的なアファメーションの反復には、確かにポジティブな自分へ変える効果があります。

しかし、それはあくまでメンタルブロックが無い人の場合、という事をしっかり理解しておきましょう。

この事実については、自分が現在習慣化できていて、潜在意識に落とし込まれている内容を見れば明らかです。

潜在意識に落とし込まれ、無意識でも出来るようになっていること全てにメンタルブロックはないはずです。

一部例外を挙げるとするなら、とても軽度なメンタルブロックであれば、反復の際に外すこともできます。

しかし、軽度でないもの以外は、先に心構えの構築から入らないと必ず反復を遮る障害となります。

これらを正しく理解し、マーフィーの法則を実践すれば、潜在意識へ望むことを落とし込みできます。

つまり、自分自身にポジティブな情報を反復させることで、潜在意識は肯定的な方向へとシフトしていきます。

結論として、マーフィーの法則の活用によって、否定的な自己イメージから解放されることができるのです。

マーフィーの法則における潜在意識の本質について知りたい人は、右上か概要欄のリンクからご覧ください。

潜在意識を否定的影響から守ったクライアントの実話

実際に、私のクライアントでもマーフィーの法則を活用して、潜在意識に変化を与えた実例があります。

この女性は30代の会社員で、長年、大衆の意識や周囲の否定的な意見に影響されて生きてきました。

特に仕事でのストレスや、同僚の批判や愚痴が私の心に深く入り込み、反復される日常がありました。

すると、自然と「自分には無理だ」「どうせうまくいかない」といった自己否定の考えが常に頭にありました。

こうした否定的な思考に支配されることで、毎朝憂鬱な気分で出社し、何事にも消極的になっていました。

そんな時、偶然マーフィーの法則に出会い、潜在意識の力を理解した時に私達と繋がりました。

彼女は、否定的な思考が自分の行動や結果に悪影響を与えていたことに気づきました。

そこで、まずは心構えの構築から入り、不要なものを取り除き、必要なものを残す断捨離を行いました。

さらに、毎日ポジティブなアファメーションと、自分を励ます自己対話に取り組んでもらいました。

それに併せて、ネガティブなニュースやSNSから距離を置き、心の浄化を意識する時間を作ってもらいました。

その結果、少しずつ気持ちが前向きになり、仕事でも新しいプロジェクトに挑戦する勇気が湧いてきました。

こうして彼女は、マーフィーの法則の実践によって、否定的な自己イメージから解放されました。

さらに、自分を信じる力を取り戻すことができ、仕事でも同僚達から抜きん出て昇進することができました。

編集後記

日々の暮らしの中には、ネガティブな情報が溢れかえっているので、なかなか断絶するのは難しいですよね。

なぜ、ネガティブな情報が溢れかえっているのかと言うと、それに興味のある人が多いからです。

そうでないと、マーケティングの観点から見てもおかしなことになりますから、これは揺るぎない事実です。

つまり、冒頭でマーフィー博士が述べている内容についても、間違いのない事実ということになります。

では、なぜ興味があるのかと言えば、自分の意識のベクトルが消極的に向いているからです。

例えば、お金に興味がある人なら、お金に関する情報には敏感になるのと同じです。

また、逆の視点から見れば、ポジティブな情報は明るい話題に見えても、そこには努力や勤勉さが垣間見えます。

つまり、消極的な人からしたら、頑張ったり大変さを乗り越えた先に在る未来の話題なので目を背けたいのです。

こうして、現在の自分が心地良いと思っている状況から抜け出すことは、最初はとても違和感を感じます。

しかし、ここから抜け出さない限り、願望を実現させることも自己改革することもできません。

もし、叶えたい願望や変えたい自分が在るのであれば、心地良い状況から抜け出すようにしましょう。

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

今日学んだ内容を実践してみて、一緒に一歩進んだ明日を迎えましょう。

それでは最後に今回の記事の要点です。