ナポレオン・ヒルとはどんな人?何をした人?何で世界中で有名なの?

成功について学んだり、成功哲学や名言などを調べたりすると、ほとんどの人が、ナポレオン・ヒルという名前を目にすることになります。

ちなみにですが、このナポレオン・ヒルとは、成功哲学というものを世界で初めて体系化し、その著書は、全世界累計発行部数1億部を超える実績があります。

これは、自己啓発書の売れ行きとしては、全世界でダントツの1位となっています。

・よく聞く名前だけど、ナポレオン・ヒルとは何をした人?
・ナポレオン・ヒルは、なんでこんなに有名なの?
・ナポレオン・ヒルってどんな人?

このような疑問をお持ちの方は、とても多くいらっしゃいます。

そこでこの記事では、ナポレオン・ヒルとはどのような人物で、どのようにして成功哲学を体系化するに至ったのかについて、ナポレオン・ヒルの成功哲学に20年従事している専門家が、ひとつひとつ詳しく解説していきます。

この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。

ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。

以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)

現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。

ナポレオン・ヒルとは

ナポレオン・ヒルは1883年に、アメリカのバージニア州南西部の、ワイズ郡に生まれました。

ナポレオン・ヒルの名が、世界中で知られることとなった、名著「思考は現実化する」は、現在では全世界発行部数1億部を誇る歴史的名著として、広く知られています。

書籍の「思考は現実化する」を読んだことがない方は、以下の記事で専門家目線で要約した記事がありますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。

私達リアライズでも取り扱っている、ナポレオン・ヒル・プログラムとは、世界中で著名な経営者や、プロスポーツ選手など、世界の最前線で活躍する人たちの根幹を、形成するものとして取り入れられています。

日本でも大企業の経営者や、サッカー選手、バスケットボール選手、プロゴルファー、大リーグで活躍する野球選手など、たくさんの人が、ナポレオン・ヒル・プログラムのユーザーでもあります。

ナポレオン・ヒル・プログラムについて詳しく知りたい方は、以下の2つの記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。

ナポレオン・ヒルは「自己啓発の祖」とも言われており、ナポレオン・ヒルの成功哲学を元にした、さまざまなものが世界中で成功を志す人達の学びや、自己改革のツールとして広く普及しています。

このように、ナポレオン・ヒルとは、世界中で著名な人が支持する、1世紀に渡り語り継がれる成功哲学を、世界で初めて体系化した人物です。

ナポレオン・ヒルとはどんな人?

ナポレオン・ヒルは、貧しい家庭に生まれ、幼少期の頃から親に迷惑をかけ、近所でも悪評の高い問題児として有名でした。

しかし、成人してからは、そのエネルギーを自らの成功のために使い、さまざまな仕事をこなします。

その中でも、彼の人生を変えることになったきっかけは、雑誌記者を行っていた時です。

ナポレオン・ヒルが25歳の時に、人生の転換期ともなる、最大のチャンスを迎えます。

それは、アンドリュー・カーネギーとのインタビューによる出会いです。

この出会いを活かし、20年間の歳月をかけ、成功者が成功するまでの法則を体系化し、ナポレオン・ヒル・プログラムの元となるものを、1928年に完成させました。

ナポレオン・ヒルとは何をした人?

1908年、当時駆け出しの雑誌記者時代、成功者のインタビュー記事を雑誌や新聞に載せる仕事を行っていました。

そこで、多額の寄付により建設された、ニューヨークにあるカーネギーホールなどでも有名な、当時アメリカで鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーと出会い、3時間のインタビューの機会を得ます。

そこで、カーネギーに気に入られたナポレオン・ヒルは、インタビューの後にも個別で時間をもらい、カーネギーからある依頼をされます。

これが、後に成功哲学が生まれるきっかけとなるのですが、詳しくは別の動画で解説していますので、気になる方はこちらの動画をご覧下さい。

このカーネギーの依頼で、ナポレオン・ヒルは万人が活用できる、成功の秘訣の体系化に着手することになりました。

その20年に渡る調査と研究の傍ら、ウッドロー・ウィルソン大統領の広報担当補佐官、その他にも、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官などを務めます。

そして20年後の1928年に、ついにナポレオン・ヒル・プログラム(最初期となるThe low of success)が完成します。

その後は、自らも講演家や、著述家としても活躍し、大富豪の一人として名を残しました。

その後、ナポレオン・ヒルは、一度引退して隠居生活を楽しんでいました。

そこへ、自身もナポレオン・ヒル・プログラムによって成功した、後に世界最大の保険会社となる、エーオンコーポレーションの創立者、W・クレメント・ストーンの説得により、再度、現役復帰を果たします。

そしてナポレオン・ヒルと、W・クレメント・ストーンの二人で、ナポレオン・ヒル財団を設立し、その意志をヒルが亡くなる前に、W・クレメント・ストーンへと引き継ぎました。

ナポレオン・ヒル財団について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

1世紀に渡り語り継がれるナポレオン・ヒルの成功哲学

ナポレオン・ヒルも、成功哲学を体系化するきっかけを作ったアンドリュー・カーネギーも、どちらも一代にして、世界中に名を広げることに成功した人物です。

そしてそれは、当時から現代に至るまで、およそ1世紀に渡り存続しています。

プログラムの中身も、最初は500名で作り上げられたものも、新たな成功者たちの協力を加えて、現在では2500名まで増えながら改定されています。

もし、何かを新しく始めるのであれば、一から作ることになります。

しかし、このように成功法則をまとめるのに、20年掛かった事実があります。

それであれば、今から自分で成功法則を作るよりは、既に存在していて、かつ世界中の人が支持している、信頼と実績があるものを取り入れてしまった方が、早いのも事実です。

実際に、当時の私もこの考え方で、ナポレオン・ヒル・プログラムを取り入れ、自身の人生とビジネスシーンに活用し、気づけばもうすぐ、20年の歳月が経つほどになりました。

そして、このタイミングでYouTubeチャンネルを作成したことも、何かの縁なのかもしれません。

人生を好転させたい人、ナポレオン・ヒルとは、どんな人なのか気になって興味を抱いた人、成功哲学を詳しく学んでみたい人は、ぜひ一度触れておくべき内容であることは、私自身の人生で証明できているので、お薦め致します。

私以外のナポレオン・ヒルを購入した方の生の声で良い点や悪い点を見てみたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ
  • ナポレオン・ヒルとは、自己啓発の祖とも言われる人物
  • ナポレオン・ヒルとはどんな人かというと、世界で初めて成功哲学を体系化した人
  • ナポレオン・ヒルの成功哲学は、1世紀に渡り存続して世界中で支持される哲学