引き寄せの法則ステップ3:サポートチームを作り自分が変われば世界が変わる|ザ・シークレットで語られなかったエイブラハムの秘密

引き寄せの法則を活用して願いを叶えることをより確実なものへと変えるには、マイナスの信念をクリアにするためにサポートチームを置くことが重要です。

なぜなら自分ひとりでは願望を叶えることも難しく、その達成のためには協力者が必要であると同時に、自分を客観的に管理してくれる人が必要だからです。

自分が気付かないうちに持っているマイナスの信念に気付くためのステップは、以下の記事で詳しく解説しています。

確かに自分のことを一番理解しているのは自分自身ですが、その自分自身が作り上げた虚像や思い込みに人間というものは翻弄されている事実が在ります。

ですから、自分が気付けない部分を指摘してくれるサポートが必要になるのです。そして自分を変えることが願いを引き寄せるための一番の鍵になります。

・一人だと引き寄せようとしても限界がある
・引き寄せの法則についてサポートしてくれる人が欲しい

こうした悩みを抱えている人にとってマイナスの信念に気付かせてくれる協力者は強力な存在となりますので、この記事では

・サポートチームを作る重要性
・自分を変えると世界が変わるのはなぜか

これらについて、映画『ザ・シークレット』に、賢人エイブラハムとして登場している、ジョー・ヴィターレ博士の解説を入れつつ、引き寄せの法則の秘密であるミッシング・シークレットに10年、自己啓発に20年従事している専門家が解説します。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。

サポートチームを作る

引き寄せの法則を実行する時のアドバイスをもう一つしておきましょう。これは個人的な成長と、人生の中で実現できずにいる夢を実現するための忠告です。

ほとんどの成功者が持つ重要な秘密の一つはメンターやコーチなど、誰かしら自分を支えてくれる人物がいるということです。

世の中で成功するための最大の秘密の一つは、サポートしてくれるチームを作ることです。

私は「出会いでお金持ちになる」という本を書きました。この本はマスターマインドグループの作り方について解説したものです。

マスターマインドグループとは同じ目標を目指し、達成するために協調、協力する個人の集まりのことです。

マスターマインドグループの人数は五人から六人で、参加者各人の経歴は実に様々です。

ナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」の中でこのグループについて書いています。

マスターマインドグループを見つけたり「思考は現実化する」の原理を利用して、このグループを創設できたなら願望を実現する際に優位に立つことができます。

メンターやコーチ、セラピスト、カウンセラーといった人々にマイナスの信念を見つけてもらうことはとても重要です。その理由について説明していきましょう。

私達は自分の信念が作り出した現実の中に生きています。私もあなたも、自分の信念の周囲をぐるぐると歩き回っているのです。

私達はお互いに「自分の信念こそが現実だ」と考えています。私達が全てのことで一致しないのは、人それぞれ違った信念を持っているからなのです。

願望を言葉にして引き寄せの法則を働かせようとしても、何も成し遂げられないように思えるのは何かしらの制限を加えるマイナスの信念があるからです。

つまり自分の心のソフトウェアの内部にある、この障害のせいで失敗してしまうのです。メンター、コーチ、セラピスト、カウンセラーなど呼び方は何でも結構です。

あなたを観察し、人生をプラスの方向に向けてくれる信念を発見できる愛情深い第三者にいてもらうことが重要です。

その人物は、あなたにとってかけがえのない存在となるでしょう。

私には今でもメンターがいます。彼らは限界だと思うことに出会うたびに、私を助けてくれます。彼らの忠告は非常に重要です。

私が知っている成功者は全員、こうしたカウンセラーをつけています。ぜひメンターに見てもらうことをあなたにもお勧めします。

ここまでで学ぶこと

私達は必ずどこかで誰かの助けを借りて生きています。それはプライベートであってもビジネスであっても同じことです。

例えばプライベートで何かが起これば、友人に相談して問題の解決を図ろうとします。

またビジネス面においては、自分が専門知識を持っていない分野であれば顧問契約をすることで、税理士や弁護士といった人たちの助けを借りています。

弁護士などはある程度事業規模が大きくならないと、お世話になることは少ないかもしれませんが、税理士に至っては起業した人全員が契約していることでしょう。

メンターによるサポートを受けることと聞くと胡散臭く聴こえるかもしれませんが、通常であればほとんどの人が当たり前にサポートを受けているものです。

実際に大企業になればなるほど、その会社の社長の側近には各分野に精通したコンサルチームの部署を設けているのは当たり前のことです。

私の友人にも、皆さん誰もが社名を聞けばご存知の企業で、社長直属のコンサル部署に入って活躍している人が何人もいます。

プロスポーツ選手でも技術面から精神面、日常生活の食事におけるサポートチームを作っていることは自然なことです。

ですので自分の身の回りにサポートチームを置くことというのは、一般的に考えても何もおかしなことではないのです。

引き寄せの法則やナポレオン・ヒルも然りで、自己啓発に関するものでサポートチームを作る理由は、ジョー・ヴィターレ博士が解説してくれている通りです。

私達は自分の信念が自分の世界の「当たり前」となっているので、自分自身で気付ける内容も勿論ありますが、気付くまでに膨大な時間を要するものもあります。

この時に自分自身のことを客観的に、そして自分とは違う価値観でチェックしてもらうことで「変えるべき当たり前」を指摘して貰えることが最大の恩恵です。

サポートの恩恵があることで気付ける引き寄せの法則の根幹については、以下の記事で詳しく解説しています。

そして、人間というものは誰もが自分自身に甘く看過してしまいがちですから、第三者に介入してもらうことで厳しく取り締まることもできるのです。

こうした効果を期待して会社という組織の中では、監査役や外部取締役といった役員を設けている事実からもその正当性は明らかです。

実際に私も自分のメンターとして置いている人物が七名います。これは私が勝手にメンター扱いしているのですが、きちんと双方から連絡が取れる関係です。

もし、あなたが現在一人で願いを引き寄せられるように頑張っているのであれば、私達でなくても構いませんのでサポートチームを作ることをお勧めします。

そうすればこれまでとは全く違った観点から、重要な問題やポイントに気付くことができるかもしれません。

それでは続いて、自分が変わることで変わっていく世界についてジョー・ヴィターレ博士の見解を見ていきましょう。

自分が変われば世界も変わる

ここで覚えておいて欲しいことがあります。それは、自分を変えることは実際には「世界を変えることに繋がる」ということです。ある言葉を紹介しましょう。

「あなたは世の中に影響を及ぼしたいですか?人をもっと幸せで健康にしたいですか?この地球をもっと繁栄させたいですか?」

「それなら一人の人間から始めてください。その人間とはあなたのことです。外部の世界はあなたの内面の世界を反映したものです」

このことは前にもお話しましたが、本当に大切なことなのでもう一度お話しておきました。

自分を改善して心をクリアな状態にし、内面の反対意思を取り除いたとき、あなたが認識する外側の世界も良くなっているのです。

ここで覚えてもらいたいことがもう一つあります。それは集団が一斉に瞑想すると、その地域の犯罪や暴力が減少し、繁栄していくという事実です。

これはマハリシ効果と呼ばれ、実際にそれを証明する科学的研究が19件もあります。

クリアリング・テクニックを学び、瞑想し、常に宇宙と結びつこうとしていれば、あなたも世の中を穏やかにするのに一役買うことになるのです。

自分自身に取り組むとき、ややもすると自己中心的なように思えるかもしれません。しかし実際には自分に取り組むことで地球全体に貢献することになるのです。

だから自分自身に取り組みましょう。それが世界の未来に取り組むことにもなります。自分を良くすれば地球も良くなっていくのです。

ここまでで学ぶこと

「自分が変われば世界が変わる」と聞いても、ほとんどの人が「またまたぁ」と疑いの目を向けることでしょう。

マハリシ効果とは、超越瞑想(トランセンデンタル・メディテーション)と呼ばれるものによる集団による瞑想の効果のことを指します。

こう聞くと胡散臭かったり怪しいものに聞こえてしまいがちですが、1970年代にはビートルズなどの著名人やセレブが取り入れたことで有名です。

その他にも1980年代にはアメリカの企業や軍隊、またブラジル警察などにも取り入れられたことで有名です。

私達の住む日本でも1980年代には京セラやトヨタ、住友重機やNECなどの大企業でも超越瞑想が取り入れられており、船井総研の船井幸雄さんも実践者の一人です。

こうなってくると、急に「あれ?実はあながち間違いではないのでは?」と心が揺るがされてきますよね。

物事を理解していくと、世界は「私たち一人一人の信念が複雑に絡み合って出来上がっている」と言うのはあながち間違いではないことに気付くことができます。

例えば現代で飛行機が当たり前に飛んでいるのも、たった二人の青年の信念から始まったものですし、もっと身近な移動手段の車でも同じことです。

日本では年々、税金や保険料が上がっていますが、それを決定しているのは国の代表者たちであり、その代表者たちを選出したのは他の誰でもない私達国民です。

もし、選挙権を持ちながら投票をしていないのであれば論じる舞台にすら立っていませんが、投票している以上はその責任は選んだ国民に在ります。

ですのでこれを「誰かのせい」とするのは無責任であり、その責任は「自分を含む私達」に在るということです。

実際に会社で置き換えて自分も株主だとしたら、株主たちが現任の代表取締役に不満を持てば、会社法という法律に則って解雇することも可能になります。

株主総会では議決権の過半数を持つ株主が出席し、出席した株主の議決権の3分の2以上の賛成が得られれば代表取締役を解任することが可能です。

この時、解任されそうな代表取締役も自分の問題点を変えれば、解任という状況の世界線から再度解任から支持される人物へと変わることもできるわけです。

それであれば「自分が変われば世界が変わる」というのも「ああ、確かに」と急に現実味を帯びてくることでしょう。

これがジョー・ヴィターレ博士が説きたい内容でもある「あなたの現実も、あなたともう一人のあなたの信念が複雑に絡み合って出来ている」という事実です。

引き寄せの法則へ話を戻しますが、あなたが叶えたい願いに対して、複雑に絡み合ってそれを妨げようとする信念があなたの心の内面にも在るということです。

ですので、この絡み合うことで妨害しようとするマイナスの信念をクリアにすることが、引き寄せの法則で願いを叶えるために重要なステップとなるのです。

こうして考えてみると、クリアリングによってマイナスの信念を取り除くことをせずに、引き寄せの法則に取り組んでも上手くいかないのが理解できるでしょう。

引き寄せの法則のステップ1から知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しています。

そして、このマイナスの信念にいち早く気付くためには、自分以外のサポートチームを身の回りに置くことが、重要となってくるのです。

引き寄せの法則によって願いを叶えたいのであればサポートチームを置くことと、マイナスの信念をクリアにすることにきちんと取り組むようにしましょう。