マーフィーの法則で会いたくない時に会う原理と回避するための考え方｜ジョセフマーフィーの潜在意識活用法

今回は会いたくない時に会う現象とマーフィーの法則の関係について解説します。

マーフィーの法則で特に女性に人気なもので「会いたくない人と会いたくない時に限って会ってしまう」ってありますよね。

マーフィーの法則にある会いたくない時に会うのは何で？
マーフィーの法則なら会いたくない時に会うのを何とかできない？

このような疑問をお持ちの人もたくさんいます。

マーフィーの法則を上手に活用すれば会わないように回避できますが、会いたくないのに会ってしまうのは自分にきっかけがあります。

「会いたくない時に会う」というものは眉唾ものでもなく、実体験がある人もとても多いので共感と納得を得ています。

でも、できれば「会いたくない時に会う」という現象は回避したいし、望んでいることを叶えられる方が嬉しいですよね。

そこで今回はマーフィーの法則で会いたくない時に会う原理について解説します。

この記事を見ると、会いたくない時に会う原因とそれを回避するための具体的な実践法が分かりますので、是非最後までご覧ください。

それでは早速、会いたくない時に会う原理から見ていきましょう。

マーフィーの法則で会いたくない時に会う原理

マーフィーの法則で有名なものに「会いたくない時に限って会う」というものがありますが、これは少し考えれば非常に納得のできる理由が存在します。

なぜなら、あなたが会いたいか会いたくないかの感情以前に、そのシチュエーションを考えている時点で「会ったら」と会うことが前提になっているからです。

例えば、外出している時に「いま会ったら嫌だな」と考えるということは、嫌だと考える前にもう既に「会う」ことが前提になっていますよね。

こうした望まないシチュエーションを何度も祈りによって反復することで、マーフィーの法則で言う「会いたくない時に会う」という事象を達成します。

つまり、あなたの心の内面で何度も祈ることによって磨かれた「会う」という願望は、あなたがそれを達成できるようにその目標へフォーカスさせるのです。

具体的には、あなたは外出している時に常に周囲を気にするようになり、会いたくない人がいないかどうかをチェックするようになります。

普段であれば素通りするようなすれ違う人すべてを、わざわざ会いたくない人かどうかと顔の確認をしているのです。

あるいは会いたくない人が男性であれば、その男性の特徴に似ている人がいれば、すぐにその人かどうかが気になり、視線がそちらに向いてしまうのです。

こうした心理状態は、マーフィーの法則や会いたくない時に会う事象で考えるよりも、正反対の自分の好みで考えてみれば非常に納得できます。

例えば、あなたの好みが「長身で細身、色白で黒髪長髪の男性」だとした時、長身で細身の男性が歩いていたら自然と見てしまうのと同じです。

あるいは、自分の好きなアーティストが近所のお店に良く出没すると聞けば、その近くを通る時には、毎回その人がいないかどうかをチェックしたりしますよね。

このように、マーフィーの法則によってあなたの意識が周囲を気にしてやまない程にフォーカスさせることで、会いたくない時に会うことを実現させるのです。

このマーフィーの法則における「会いたくない時に会う」という状況は、他の様々なことについて応用する際にも、たくさんの気付きを与えてくれます。

一つは、自分が望む望まないに関わらず、自分が心の内面で常に考えていることを軸として、あなたを動かすだけの力があるということです。

もう一つは、祈りの反復によって潜在意識に落とし込まれた願望は、あなたが無意識であったとしても、それを達成させるだけの力を持っているということです。

つまり、マーフィーの法則における「会いたくない時に会う」というケースを、自分が望む方向へ向けてあげれば、これと同様に叶えられるということです。

それでは続いて、マーフィーの法則で会いたくない時に会うことを回避するためにはどうしたら良いのかについて解説していきます。

マーフィーの法則で会いたくない時に会うのを回避するには

マーフィーの法則で会いたくない時に会うことは、そのベクトルを変えて力を活用することで、会わないように回避することも可能になります。

なぜなら、マーフィーの法則とは一方向にしか働かないことはなく、あなたが望む望まないも関係ないので、祈りを「会わない」方向へ変えれば良いだけだからです。

マーフィーの法則を活用して、会いたくない時に会うことを回避するためには、具体的には二つの心構えを身につけることで対策することができます。

１，「会わない」と決めて祈りによって反復する

マーフィーの法則を活用して、会いたくない時に会うことを回避する一つ目のポイントは、相手と二度と会わないと決めて、それを祈りによって反復することです。

なぜなら、会いたくない時に会ってしまう現象と同様に、まずは祈りによって、あなたの潜在意識を会わない方向へと向ける必要があるからです。

先程の内容では「会ったらどうしよう」と、何度も「会う」ことを前提に考えているから、あなたの意識も周囲を気にすることにフォーカスしていました。

ですので、これと同様に「絶対に会わない」と、何度も「会わない」ことを前提に考えることによって、同じようにマーフィーの法則が働くようになります。

具体的には、絶対に会わないという祈りを反復することによって、これまでの「会ったら」というシチュエーションを考えないようになっていきます。

もちろん、祈りの反復が浅い最初の内は「会ったら」と考えてしまうこともありますが、祈りの反復が上回れば自然とその思いも淘汰されていきます。

これは、禁煙でも禁酒でも、食べたいものを我慢することでも、浪費を押さえて節約することでも何でも同じですよね。

こうしてマーフィーの法則によって、会いたくない時に会う原因となっていた「会う」という、前提条件の束縛から開放されることで会うことを回避できます。

２，「会ったら」というネガティブな想いと決別する

マーフィーの法則を活用して、会いたくない時に会うことを回避する二つ目のポイントは「会ったら」という前提のネガティブな想いと決別することです。

なぜなら、これによって多くの人が勘違いしている、マーフィーの法則を正しい形で活用することができるからです。

世間では、マーフィーの法則というものは「失敗すると考えれば、必ず失敗する」と思われていますが、本来の意味は「習慣的に考えていることは必ず実現する」です。

大前提として「失敗すると考えれば、必ず失敗する」なら「成功すると考えれば、必ず成功する」もないと、一方の事実だけは確定するというおかしなことになります。

例えば磁力でもS極とN極がありますが、一方に引き寄せられる場合には、もう一方には必ず反発される力が働きます。

つまり、力というものは片方にしか働かないのはおかしいのです。

実際に、これまでのあなたも「会いたくない時に会う」という現象は、常に心がそのことに執着していたので、きちんと現実化していたわけです。

ですので、マーフィーの法則で会いたくない時に会うのを回避するのであれば、まずはあなたの内面にあるネガティブな想いをクリアにして、決別する必要があります。

例えば、あなたが元恋人に未練が残っている場合、常にその事を考えていれば新しい恋には発展せず、いつでも元恋人のことで頭は一杯ですよね。

あるいは、受験生が常に試験に落ちることを考えて勉強していれば、合格も遠のきますし、アスリートが初戦敗退を考えて練習していれば、自然と負けてしまいます。

あなたにとって、会うことが望んでいないことであったとしても、それを習慣的に考えていれば、それは自然と祈りによって願望として叶えられてしまうのです。

つまり、祈りのベクトルを変えて反復させることで、ネガティブな想いと決別することができれば、会いたくない時に会う以前にそもそも気付かなくなります。

以上の二つの心構えを身につけることができれば、マーフィーの法則で共感性の高い「会いたくない時に会う」といった現象とも決別できます。

なぜなら、祈りの反復であなたの心が「会う」ことから開放されたことで、その執着心を手放したことによって、あなたの意識は他のことに向くからです。

具体的には、会いたくない時に会うことに縛られていた時同様に、街で会いたくない人とすれ違っていたとしても、そもそもあなたは気付かずに素通りしています。

これまでにも、あなたが昔から欲しかったものを買いに行くために出掛けたら、後日友人から「先日あそこで見掛けたよ」と言われた経験がありますよね。

このように、あなたの意識が別のことに集中している時には、周囲のことなどは気にならないので、会いたくない時に会っていたとしても気付くこともないのです。

それでは続いて、これらのマーフィーの法則を活用して、反対に会いたい人にも会えるかどうかについて解説していきます。

マーフィーの法則なら会いたい人にも会える？

マーフィーの法則を活用すれば、会いたくない時に会う現象同様に、会いたい人に会うために使うこともできます。

なぜなら、あなたが祈りの反復によって、常に会いたい人と会うことを考えていれば、自然と行動も会える可能性が高い方向へと関連付いていくからです。

例えば、ドラマや映画でもよく見るワンシーンで、ランニングをしていたら一目惚れをしてしまう運命の出会いをした場合、頻繁にランニングを続けたりしますよね。

それによって、また一目惚れの人と再会するといったシーンがありますが、これはマーフィーの法則を上手に活用した実例となります。

また、好きな芸能人の行きつけのお店があれば、追っかけによってそこを張り込んでみたり、遠回りしてでも定期的にそこを通るようにするのも同じです。

このようなことを続けていれば、それを偶然と呼ぶか必然と呼ぶかはその人次第ですが、マーフィーの法則によっていつか必ず目的を果たすことができます。

このように、あなたが習慣的に考えていることは、常に現実化するようにできています。

あなたの潜在意識の力というものは、こうしてあなたの考えていることに対して、一直線に突き動かす力を持っているのです。

ただし、それは必ずあなたにとって得になるものだけというわけではなく、会いたくない時に会うように「あなたが習慣的に考えていること」が現実化します。

それでは最後に、マーフィーの法則で会いたくない時に会うように、この現象が持つ秘められた力について詳しく解説していきます。

マーフィーの法則で会いたくない時に会うに秘められた力

ここまでご覧頂ければ、マーフィーの法則によって会いたくない時に会うという現象が、なぜ起きてしまうのかも理解が進んできたことでしょう。

実際にマーフィーの法則というものは、自分が望むべき方向へその力を活用してあげれば、自分の望みを叶えるために活用することができます。

会いたくない時に会う際の問題点である「会う」と考えてしまうことは、良く考えてみれば、他のさまざまなシーンでも同じ状況になっていることは多いものです。

例えば、成功を志しているのに失敗したくない時に限って失敗するなど、失敗が前提条件になっているので、これでは失敗してしまうのも無理はありません。

また、私自身セールスが大好きでその実績も持ち合わせていますが、よくセールスの学びにおいて、クロージングの後に反論処理を必死に構築する人がいます。

一体これの何がまずいのかと言うと、セールスの流れを組み立て、最後にクロージングをした後に、反論処理をすることが前提になっていることに気付いて下さい。

つまり、セールスパーソンがセールスという舞台において、その流れを最初から綿密に組み立てるのは、目の前の相手から最後に「YES」を貰うためですよね。

なのにも関わらず、最初からクロージングまで「YES」を貰うために構築しているのに、クロージング後に「NO」が出る前提で物事を考えているのはなぜでしょうか？

これでは、どれだけセールスに挑戦しても、いざ実践の場で目の前にいるお客さんのほとんどが、クロージングした際に「NO」と言うのは当たり前なのです。

このように、マーフィーの法則というものは、会いたくない時に会う現象同様に、どこまでも「あなたが習慣的に考えていることは必ず現実化する」という法則です。

マーフィーの法則を正しく理解して、あなたの内面に在る心の力を認識して、祈りの反復によって自分の望むベクトルへと向けてあげましょう。

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

今日学んだ内容を実践してみて、一緒に一歩進んだ明日を迎えましょう。

それでは最後に今回の記事の要点です。