自己啓発を学びリーダーシップを身につけるのに重要な3つのポイント
自己啓発を学ぶことでリーダーシップを身につけ、実践することができるようになります。
なぜなら誰もが思い描く付いていきたい、一緒に仕事をしたい、尊敬する、憧れる人というのは知識や技術ではなく、人としての在り方に魅力を感じているからです。
自己啓発の導入事例で企業の成功例と失敗例については、以下の記事で詳しく解説しています。
例えばあなたが一緒に仕事をしたい上司というのはどのような人か思い浮かべてみて下さい。
- 頼りがいのある人
- 私の意見をきちんと聞いてくれる人
- 的確な指示を出してくれる人
上記のようにほとんどの人が、その人の持っている知識や技術よりも人柄について挙げるはずです。
それであればマーケティングの観点から見ても、求められているものに答えるのが一番の近道です。
つまり自己啓発を学び実践するということは、あなたの心構えを磨くことで在り方へと繋げていくものですから、リーダーシップを身につけるためには最適となるのです。
- 自己啓発でなぜリーダーシップが身につくのか
- 自己啓発でリーダーシップを身につけるための3つのポイント
日本の著名企業の経営者以外にも、さまざまな世界中の著名な経営者のほとんどがなぜ自己啓発を学び実践しているのか、そしてリーダーシップとどのように結びつくのかについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家が一つ一つ解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
自己啓発がリーダーシップへと繋がる理由
自己啓発を学ぶことがリーダーシップへと繋がる一番の理由は、自己啓発を行うことであなたの人間としての魅力を磨くことに繋がるからです。
この記事の冒頭でも述べましたが、人が人に付いていきたいと思う根本的な部分は知識や技術よりも人としての魅力にあります。
自己啓発を学ぶということは、分かりやすく例えるなら経営学や帝王学、成功哲学を学ぶ事と同じです。
リーダーシップを身に付けようとしている人であれば、経営学や帝王学、成功哲学といったものに関する書籍を一度は手にしたことがあるでしょう。
それらの学問について記された書籍なども知識やテクニックなどではなく、上に立つ人としての在り方や心構えについて書かれていましたよね。
これは仕事に限らず何でも同じことなのです。
例えば小学校の学級委員長を決める際にも本人の学力で決めていた訳ではなく、自主性のある人や周囲からも支持されるような人が選ばれていたはずです。
大学のサークルの代表なども、そのサークルにおける専門的な知識量や技量ではなく、人をまとめられる人が上に立っていたはずです。
つまり、これらが社会に出ることで仕事に置き換わったとしても、下の人が上の人を慕う際に求めるものというのは変わらないのです。
ですので、人としての魅力や在り方を身につけることができる自己啓発というものを学べば、自然と周囲からも認めて貰える人になり、リーダーシップを発揮できるようになるのです。
リーダーシップを身につける際に重要な3つのポイントhttps://self-development.jp/ability-development/
自己啓発を学びリーダーシップを身につけようとされている場合には、以下の3つのポイントに注目するとうまくいきます。
ポイント1:パーソナリティについて触れているものを取り入れる
自己啓発を学んでリーダーシップを身につける際に重要な1つ目のポイントは、パーソナリティ(個性や人柄)について触れているものを取り入れることです。
なぜならあなたに付いていこうか判断しようとしている人たちはみな、リーダーシップの基本となるあなたの人柄と個性を評価基準とするからです。
分かりやすく例えるなら人間は第一印象で人のほとんどを判断して、その影響はその後にも大きな影響を与えるのと同じです。
これほど重要なポイントとなるからこそ、人を率いて導いていくために必要なリーダーシップを発揮するためには、絶対に身に付けておかないといけないものがパーソナリティなのです。
パーソナリティが本当に重要かと疑問に思われる方は、アメリカの大統領や日本の天皇や首相を見てみればすぐに分かることでしょう。
こうした国のトップに立ち国民を先導する必要がある人達は、知識ではなく人柄で惹き付けていますよね。
ポイント2:リーダーシップとマネジメントの違いを知る
自己啓発を学んでリーダーシップを身につける際に重要な2つ目のポイントは、リーダーシップとマネジメントの違いを知ることです。
なぜなら、リーダーシップとマネジメントは役割が全く異なるからです。
これら2つを一言で分かりやすく表現するなら、リーダーシップは先導、マネジメントは管理となります。
自己啓発でマネジメント力を向上させるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
最初は誰もが誰かの管理下に配置され、そのうち管理をする側へ回り、最終的には先導するようになるのが社会の基本です。
船で例えるなら船長がリーダーシップ、航海士がマネジメントのような役割です。
会社で例えるなら社長が先導、部長や課長などの役職持ちが管理となります。
役職が上がり、役員へと近づいていくほどマネジメントに加えてリーダーシップも必要とされてきます。
ポイント3:習慣を変える、作るものを選ぶ
自己啓発を学んでリーダーシップを身につける際に重要な3つ目のポイントは、あなたの習慣を変える、もしくは作るものを選ぶことです。
なぜなら、自己啓発というものは教えや導きなどから自分を見つめ直し、物事を明らかにするための心構えを構築するためのものだからです。
リーダーシップに必要なものは知識や技術ではないことは既にご理解頂いていることでしょう。
専門的な知識や技術を学ぶことは、自己啓発ではなく能力開発や自己研鑽になります。
自己啓発と能力開発の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
そうなると次は「では何を学んでどう変えれば良いのか?」という段階に入るのですが、前提条件となる知識や技術ではない、という制約の元でその答えとなるものは、あなたの心構えなのです。
それでは、あなたの心構えというものは一体何で形成されているのかというと、習慣です。
例えば歯を磨くという行為は反復によって習慣化され、そしてそれがあなたの心構えの中では「当たり前」の出来事となっているから苦にも感じませんし、既に習慣化している歯磨きをしない場合には違和感すら覚えます。
上記の歯磨きの例え同様に、あなたの中でリーダーシップを当たり前に発揮できるようになるためには、ポイント1でも述べたようにパーソナリティが必須となります。
ですので、パーソナリティを形成するためにはあなたの心構えを変えたり構築したりする必要がありますから、そのための習慣形成から行う必要があるのです。
リーダーシップを学ぶ際の注意点
自己啓発を学んでリーダーシップを発揮できるようになるためには、いくつかの注意点があるのですが最も大きなものを一つだけ挙げておきます。
その注意点とは、この記事でも何度も述べたように知識や技術を身につけようとする思考から頭を切り変えることです。
なぜなら、知識や技術を身につけることよりも先に行わないといけないことがあるからです。
先程の歯磨きの例で考えてみて下さい。
歯磨きをする習慣がない人が、歯に関する知識や上手な歯磨きの仕方を知ったところで、歯磨きをする習慣が身につくわけではありませんよね。
違う例を上げるなら、貯金をする習慣がない人が、お金に関する知識や節約の方法を知ったところで、貯金の習慣が身につくことはないのです。
歯磨きをしない習慣の人や貯金をしない習慣の人たちが、「なぜしないのか」の原因となる心構えから変えていかないことには現在の習慣が変わることはないのです。
自己啓発を行って理想のリーダーへと近づこう
自己啓発を学び、実践すればあなたが理想としているパーソナリティを持ったリーダーシップを身に付け、発揮することができます。
そのためには、自己啓発というものを正しく理解してサポートしてくれる専門家を身近に置くことをお勧めします。
なぜなら世の大企業の社長たちも全て、社長室の回りには各分野の専門家を置いていることからも明らかだからです。
各分野の専門家たちがなぜその社長の周りに集まるのかということも、リーダーシップの成せる業でもあります。
自己啓発を学び実践してリーダーシップを発揮し、理想の先導者になりましょう。
- 自己啓発を学び、実践してリーダーシップを発揮することは可能
- 知識や技術ではなく、あなたの人柄や個性を作る自己啓発を選択する
- 自己啓発でリーダーシップが身につく理由は、心構えと習慣形成にある