ゼロリミッツの力で責任を引き受ける｜引き寄せの賢人エイブラハムの秘密

あなたは今、社会でどのくらい責任を引き受けていますか？

もしかしたら、まだ社会に出ていない人でこの記事をお読みになる方もいらっしゃるかもしれませんが、全人類共通で必ず１００％の責任を引き受けているものがあります。

それは「自分自身」に対してです。

この記事では

• 自分自身に対して責任をもつことが、引き寄せの法則とどう繋がっていくのか
• 具体的に自分自身で責任を引き受けるためにはどうしたら良いのか

これらについて実際に映画『ザ・シークレット』に賢人エイブラハムとして登場している、ジョー・ヴィターレ博士が提唱する引き寄せの法則の秘密であるミッシング・シークレットに10年、自己啓発に20年従事している専門家が一つ一つ解説していきます。

ゼロリミッツの力｜責任を１００％引き受けよう

ゼロリミッツの力を発揮するために、最初に必要なこととは「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」この４つの言葉を唱えるだけです、とザ・シークレットの賢人エイブラハムとして登場しているジョー・ヴィターレ博士は語っています。

この誰でも知っている４つの言葉が、一体どのような効果を生み出すのか？

実はこの４つの言葉をいかに自発的に使うことができるかによって、願いを引き寄せることができるかに関わってきます。

ここから先は、実際にジョー・ヴィターレ博士の体験と言葉、回想に基づいて見ていきましょう。

ゼロリミッツの力を発揮することは誰でもすぐに取りかかれる！

ゼロリミッツの力を発揮するために、最初に必要なことは「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」この４つの言葉を唱えるだけです。

実に簡単だとは思いませんか？これらは好きなときにいくらでも唱えることができます。

努力などほとんどいりません。

続けているうちに自然と「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」の４つの言葉が唱えられるようになるでしょう。

「愛しています、愛しています、愛しています、愛しています」と大声ではなく、人にでもなく、聖なる存在を意識しながら、心の中で繰り返し唱えていれば、今この瞬間を変えられるでしょう。

そして、あなた自身の経験を変えていけるでしょう。

あなたの周りにいる人々を変えることは、今しばらくは忘れてください。

抱えている問題や、他人との揉め事も棚上げしておきましょう。

心の中でただひたすら「愛しています、愛しています」と繰り返し唱えたなら、どのような効果がそこから現れてきますか？

できるなら人と話している間も、心の中で「愛しています」と繰り返し唱えてください。

ここでヒューレン博士の言葉を引用しておきましょう。

なんと力強い言葉でしょう。人生で起こるすべてのことは、あなたの内面を投影したものです。

ゼロリミッツの力｜責任を引き受けることで周囲が変わる！

ここで犯罪を犯した精神病患者を収容する、精神病院で勤務していたヒューレン博士の話に戻りましょう。

「あなたを成功と富と健康に導くハワイの秘法」を執筆するための調査をしているとき、私はヒューレン博士と同じ期間に病院へ勤めていた、ソーシャルワーカーの女性と知り合いました。

彼女は私に長いEメールを書いてきました。その一部を引用します。

それは自分に対して１００%責任を負うことでした。

自分の心の中を調べて、内面に溜まっている不必要なマイナスのエネルギーを取り除いていたのです。

彼女のメールには数ヶ月足らずで、この両方の効果が表れてきたと書かれていました。

さらにメールの最後の方で、彼女は裁判を受けなくてはならない患者の１人について教えてくれました。

なんとその患者は法廷に出頭する前日に弁護士を解雇し、翌日の午後法廷で裁判官と向き合うと、うやうやしく「私の責任です。申し訳ありませんでした」と告げたというのです。

誰もそんなことは予測もしていませんでした。

裁判官は、いったい何が起こったのか理解するのに数ヶ月かかったといいます。

結論から言うと、ヒューレン博士の奇妙なテクニックを使った療法「ホ・オポノポノ」が、ソーシャルワーカーや裁判を受けたこの元海兵隊の患者を含め、全員に影響を及ぼしていたのです。

彼は、実際に弁護士なしで法廷に立ち「私の責任です。申し訳ありませんでした」と謝罪しました。

なんという変わり様でしょう。

私はホ・オポノポノに関するこの手の話を、しょっちゅう耳にしています。

休憩時間にも私の支援者の１人が「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」と唱えて、このテクニックを実践し始めていると伝えてきました。

せっかくなので、彼女がこのテクニックを使うようになったきっかけをお話しましょう。

ゼロリミッツの力｜１つめの言葉「ごめんなさい」

彼女の隣人の息子が自暴自棄になり、母親でさえなだめることができなくなってしまい、ついには息子にうんざりし、欲求不満に陥ってしまった母親はとうとう家の外に出てしまいました。

しかし、再び家の中に戻ると「愛しています」と幾度も唱え始めたのです。

すると数分足らずで、息子は落ち着きを取り戻しました。

彼女が「一体何をしたのですか？」と尋ねると、その母親は「ホ・オポノポノの４つの言葉を唱えていた」と答えたのです。

さらに少し詳しく見ていきましょう。

悪いことをしていないのに謝らなきゃいけない！？

「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」という４つの言葉のうち「ごめんなさい」と「許してください」という２つの言葉は唱えたくないという人がいます。

なぜなら、誰かに迷惑をかけているような気持ちになってしまうというのがその理由です。

私はこの認識を改めたいと思っています。なぜなら、実際はその逆だからです。

あなたが謝っているのは他人ではなく、自分の内面に観察したあらゆるものに対してなのです。

他の人の中に観察したものは、実際はあなたの内面にも存在しています。

内面にないものは、外で観察することはできません。

すなわち観察できるものはすべて、内面から投影されたものなのです。

この点は重要なので、よく覚えておいてください。

外部の世界の何かに気づいて嫌だなと思ったら「ごめんなさい」と言いましょう。

知らないうちに、あなたのマイナスの信念が、人生にその嫌なものを引き寄せたのです。

ここでも引き寄せの法則は働いていますが、まだあなたはそのことに気づいていません。

だから、どうしてこうなったのかわからないので「ごめんなさい」と言うのです。

• 自分のマイナスの信念が何かはわかりません。
• 引き寄せの法則がどのように働いたのかもわかりません。
• 心の中の障害が何かもわかりません。
• それがどこから生まれてきたのかも不明です。

これらのことに対して「ごめんなさい」と言うのです。

人生に現れるすべてのことに対して責任をもつこと

あるとき、私は友人とこの件について議論しました。

彼は「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」という言葉について

「何も悪いことをしていないのに「ごめんなさい」と言うことはできない。運転していて、偶然誰かの自転車が接触してきたのに、車から飛び出して「ごめんなさい」なんて言えるか」というのです。

私はつい最近、葬式に参列しました。

最愛の人を失った人を目の前にして、私の口をついて出た言葉は「ごめんなさい」でした。

なぜ、私は「ごめんなさい」と言ったのでしょう？

彼の死の原因は、私とは全く関係ありません。

それなのにどうして？

私は確かに彼の死因を作ってはいません。

しかし、私はあるレベルでこの死と自分が関係があることに気づいたのです。

なぜなら、人生の中に現れた全てのものは私が作り出したものだからです。

ヒューレン博士は完全な責任を負うということを教えています。

あなたは人生に現れてくる全てのことに責任があるのです。

嫌なものを見て、自分がそれにどのように関与しているのかわからないなら「ごめんなさい」と唱えましょう。

これが正しく理に適った方法です。

自分が何をやったのかわからなくても、そのわからないことに謝るのです。

ゼロリミッツの力｜２つめの言葉「許してください」

次の言葉は「許してください」です。

やはり「許してもらわなくてはいけないことなど一つもない」と異議を唱える人がいます。

なぜ聖なる存在に許しを請う必要があるのでしょう。

もちろん、私にはこのような疑問はひどくエゴイスティックに聞こえます。

なぜなら意識しても、現実の実態がどうなっているのか知ることなどできないからです。

誰もがこの人生で何を実行すべきか知らなくてはいけません。

この世の中での私の最大の使命は何だと思いますか。

それをあなたに知らせるために、私はこの引き寄せの法則を体系化することに取り組みました。

講演でも自分の使命を伝えています。

それは、目覚めることです。

そして、あなたにも目覚めていただきたいのです。

そして今、私達は目覚めつつあるのです。

「許してください」という言葉は、聖なる存在に向かって唱えています。

この言葉を唱えることで、心のクリアリングが始まるのです。

「許してください」と唱えた瞬間、内面の障害は崩れ始めます。

繰り返しますが、この引き寄せの法則の体系化に関する主題はミッシング・シークレットです。

それはあなたが人生で願望を引き寄せるのを邪魔している、内面の障害を取り除くことです。

「許してください」と唱えても、内面に障害が生まれた原因はわかりません。

しかし捉えた瞬間、あなたは心の中の障害を作るのに、自分もある役割を果たしているという事実を自覚します。

そして聖なる存在を「ごめんなさい、許してください」と唱えることで、内面の障害が取り除かれていくのです。

それは聖なる存在と同様に、自分に向けて唱えられる言葉でもあるのです。

ゼロリミッツの力｜３つめの言葉「ありがとう」

次に説明する言葉が「ありがとう」です。これは感謝の言葉です。

何度か述べましたが、あなたに理解してもらうまで、これからも何回かこの言葉には触れていくことになるでしょう。

私達は、魔法と奇跡の時代に生きています。

かなり長い間、私は感謝の気持ちを抱くことができずにいました。

なぜなら、人生が良い方向に変わってくれたら感謝しようと考えていたからです。

しかし、そのような機会は訪れることはありませんでした。

実際は、感謝するから人生は変わるのです。

その逆はありません。

「ありがとう」と唱えることで、感謝する心が生まれてきます。

この言葉に、聖なる存在が耳を傾けていることに気づいてください。

聖なる存在はあなたを見守り、愛を注いでくれます。

ゼロリミッツの力｜４つめの言葉「愛しています」

もちろん、締めくくりは「愛しています」という言葉です。

この言葉が最も効果を発揮してくれるでしょう。

聖なる存在が今この瞬間、あなたを愛していることに気づき、至福を味わうとき、言葉では言い表せない恍惚、驚き、感謝の気持ちに包まれます。

「愛しています」と唱えるだけで、人生のあらゆる瞬間が変化していくのです。

今、あなたは疑わしい気持ちを抱いているかもしれません。

交通渋滞に捕まっていたり、約束に遅れているか、早く着きすぎてしまって、こんな言葉を口にできる状態じゃないと思っているかもしれません。

しかし、今自分の置かれているその状況で「ありがとう」と言ってください。

今あなたのいる瞬間は変わっていくでしょう。

今までよりも腹が立たなくなり、欲求不満もなくなり、人生は魅力的に見えてくるでしょう。

人生に遥かに奇跡的なことが起こってきます。

それから「愛しています」と言うだけでいいのです。

今すぐ、心の中で「愛しています」と繰り返し唱えてください。

それであなたに何かマイナスになることはありますか？

逆に、全てがプラスの方向に向かっていくはずです。

この記事のはじめで、問題や揉め事がある場合にはそれを棚上げしてくださいと言っておきました。

あなたが実行できることは、その問題や揉め事を過去から埋め込まれてきたマイナスの信念だと考えることです。

それは過去の記憶であり、あなたを制限している思い込みなどです。

「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」と唱えてください。

あなたの現状に現れてきたあらゆることに「愛しています」と唱えれば、やがて問題も消えていくでしょう。

「愛しています」と唱えるとき、最初のうちは愛を感じる必要はありません。

ヒューレン博士のセミナーに初めて参加したとき、彼はこの４つの言葉を教えていましたが、彼も「愛を感じる必要はない」と言っていました。

しかし、この言葉を唱えなくてはいけません。

聖なる存在に対してこの言葉を唱えてください。

私は唱えていくうちに、愛を感じるようになっていることに気づきました。

本当だろうかと疑っていても「愛しています」とゆっくり繰り返し唱えていれば、嫌な感情は消え始め、本当に愛を抱けるようになっていくのです。

これが引き寄せの法則を正しく働かせるための秘訣です。

「愛している」という言葉に意識を集中するとき、あなたの状況に愛が引き寄せられてきます。

あなたは愛へと向かっていきます。

「愛しています」という言葉を繰り返し唱えるだけで、あなたの経験は以前とはガラリと変わっていくでしょう。

心をクリアリングしてあげると、願いを引き寄せることができる！

現状のままただ願ってもいつまでも願いが叶わずに落ち込んでいるのは、引き寄せの法則を使う準備ができていないからです。

きちんと心のクリアリングをして、それから引き寄せるための考えと行動を起こしていかないと、たまたま何かがうまくいった時に「引き寄せた！」という程度で終わってしまうのです。

これは引き寄せたのではなく、ただのラッキーなのです。

正しく引き寄せの法則を使いこなして、願いをどんどん引き寄せられるようになりましょう！