女性にオススメの自己啓発との付き合い方と、アブない本の見分け方
自己啓発は、男性よりも女性の方が、前向きに取り組む傾向が高いものです。
これは私達が、自己啓発業界で20年間に及ぶ活動の実績からも、しっかりと統計として現れている数字です。
しかし世の中には、自己啓発という名称で呼ばれていても、中身は自己啓発とは程遠いもので溢れかえっています。
その中でも特に多いのが、女性向けの自己啓発本や、自己啓発を謳ったセミナーやコンサルです。
自己啓発で読書を検討している方には、以下の記事も参考になります。
なぜなら、自己啓発というものが、女性の持つ特徴と非常に相性が良いので、お金の匂いを嗅ぎつけた、悪い人たちが集まってくるからです。
女性の持つ特徴とは
1,感受性が豊かであること
2,コミュニケーションスキルが高い
3,柔軟性があり、協調性に長けている
4,直感的で洞察力がある
5,創造力と想像力が豊か
これらの女性が持っている特徴が、世間でよくある自己啓発の「抽象的な表現」であったり「イメージで語られがち」な、危ない自己啓発に合致しやすくなります。
この抽象的な表現やイメージ、雰囲気といったものを「女性が好みやすい」という傾向があるのです。
そうすると結果的に
・何か私に合ってそう
・直感的な考え方と、教えの内容が好き
・このコミュニティに所属するのが楽しい
こういった勘違いから、自己啓発とは程遠いものと関係を持ってしまい
・こんなはずじゃなかった…
・結局何も変わっていないなぁ…
・何のためにこの輪の中に入っているんだっけ?
といった形で、終わってしまうことが多いのです。
なぜ、自己啓発に興味を持つ女性がこうなる、と言い切れるかというと、私達のところへ、このような状況で相談に訪れる人が、非常に多いためです。
正しい自己啓発とは、論理ロジックと理論セオリーで体系立てられた学問です。
自己啓発というものは、形があるわけでもなく、またコンサルなどと同様で、自己啓発の資格などもありません。
ですので、正しい自己啓発を見極めることが、非常に困難になっています。
そこでこの記事では
・現状を変えたい
・問題を抱えていて、自己啓発に興味がある
・無意味なものやトラブルの元、借金しか残らないものは嫌
・悲惨な状況には陥りたくない
このような想いをお持ちの人が、そうならないためにはどうしたら良いかについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家が、詳しく解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
女性が自己啓発の際に気をつけるべき七つのポイント
女性が自己啓発に取り組む際には、気をつけるべき七つのポイントがあります。
これから、女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべきポイントを解説していきます。
1,自分自身との比較を避ける
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき一つ目のポイントは、他人との比較によって、自分を貶めることを避けることです。
なぜなら、人は異なるペースで成長し、異なる強みを持っているからです。
ですので、正しく自己啓発を行いたいのであれば、自分と他者を公平に比較せず、自分自身に焦点を当てるようにしましょう。
そうすれば、自己啓発を騙ったコミュニティに所属してしまうこともなく、本来、自分が求めていたものを、正しく追究できるようになります。
2,自分に合った方法を見つける
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき二つ目のポイントは、自分に合った自己啓発の方法や、スタイルを見つけることです。
なぜなら、自己啓発に取り組む人というのは、誰もが同じ事をするわけではないためです。
人によって、現在の状況というものは異なります。
ですので、やらなければならないことと、取り組むべき解決法も異なるからです。
例えば、物事を先延ばしにしてしまう人と、寝坊グセがある人の取り組むべきことが全く異なることは、誰にでも簡単に想像がつきますよね。
どんな人やどんな企業にも、同じ処方箋と解決策を提示するコンサルタントが、有能でないことは、誰の目にも明らかでしょう。
なぜなら、これではヤブ医者と言われてもおかしくない状況だからです。
他者が成功している方法が、必ずしも自分に適しているわけではありませんので、自分に合ったアプローチを、見つけなければならないのです。
3,過度な完璧主義を避ける
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき三つ目のポイントは、完璧を求め過ぎないことです。
これは、自己啓発に限らず、どんなことでも完璧であることを、自分自身へ強いることは、逆にストレスを引き起こす原因となるからです。
例えば、テニスで一番になる他に、バレーボールでも一番になろうというのは、無理がありますよね。
また、ノーミスで成果を出し続けることも、現実的に無理があります。
ソフトボールのバッターですら、三割も打てていれば十分なのです。
失敗や誤りを恐れず、自己啓発を学びの機会と捉えることが大切です。
4,バランスを保つ
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき四つ目のポイントは、仕事とプライベートのバランスを大切にすることです。
なぜなら、仕事とプライベートの両輪が成り立っていないと、本来の自己啓発で行うべき、心構えの構築というものが行えないためです。
自己啓発というものは、稼ぎ方を学んだりすることではなく、あなたの心構えを構築するための、学びや準備のことを指します。
自己啓発に集中し過ぎて、他の重要な側面を疎かにすることは、絶対に避けるようにしましょう。
5,自分の限界を理解する
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき五つ目のポイントは、自分の限界をしっかりと認識することです。
なぜなら、正しい自己啓発というものは、自分自身をしっかりと知ることから始まるからです。
人間には、誰しも必ず限界があります。
自分が人生で何を望むのかを知るのと同様に、自分自身の長所や短所を、しっかりと知ることが重要です。
そうしないと、無理な目標や過度な努力は、かえって逆効果になることがあります。
現実的で実現可能な目標を設定し、無理なく進んでいくことが大切です。
だからこそ、きちんと自己啓発ができている女性というのは、目標や願望を達成できているのです。
6,適切なサポートを求める
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき六つ目のポイントは、自己啓発の専門家のサポートチームを、身近に置くことです。
なぜなら、素人ではなく専門家でないと、身近に置く意味がありませんし、サポートチームがあなたを支えてくれることは、とても大きな力となるからです。
例えば、世の中のトップアスリートたちの身の回りには、たくさんのサポートメンバーがいますよね。
アスリートの人たちは、決して自分一人の力で戦っているわけではありません。
あなたも同じように、友人、家族、自己啓発の専門家など、適切なサポートを受けることで、目標や願望を達成しやすくなります。
7,自分を大切にする
女性が自己啓発に取り組む際に、気をつけるべき七つ目のポイントは、他者の期待や社会のプレッシャーに応じ過ぎず、自分のニーズや欲求を大切にすることです。
なぜなら自分を愛し、尊重することが、自己啓発の基盤となるからです。
この「自分を知って好きになる事」こそが、自己啓発の本来在るべき形でもあります。
・なぜ自分のことが嫌いなのか
・どうして好きになれないのか
・自暴自棄になりやすい原因は何なのか
これらを解決して、一歩先へと進むための心構えを構築することが、正しい自己啓発です。
そのための論理と理論が、自己啓発というものです。
続いて、危険な自己啓発の見分け方と、その回避法について、詳しく解説していきます。
女性の興味を引きやすい、抽象的な言葉で飾られたものを避ける
続いて、女性が陥りやすい危険な自己啓発について、マーケティングの理論から、危険なポイントについて学んでいきましょう。
まずは危険なポイントを解説する前に、この先にも繋がっていきますので、少しだけマーケティング目線のお話にお付き合い下さい。
いきなりですが、あなたは次のどちらをクリックしたくなりますか?
A:女性にオススメの自己啓発との付き合い方と、アブない本の見分け方
B:女性にお薦めする自己啓発との関わり方と、危ない本の見分け方
これはこの記事のタイトルなのですが、この二つの場合、マーケティング理論では「A」の方が、女性のクリック率が高くなるというデータが出ています。
これは、この記事が少しでも多くの女性の目に留まり、これからトラブルに遭われる人が減れば良いなぁという思いで、活用させて頂きました。
これは、記事の冒頭にも挙げた「女性の特徴」を活用した事例なのですが、女性の場合は
・強調したい部分を、カタカナやひらがなに変えた方が目を惹きやすい
・愛や恋に対して男性より敏感なので、関連したワードは目を惹きやすい
というマーケティングにおける理論を、活用させて頂きました。
「本当に?」と思われる人は、物は試しに自己啓発に限らず、女性向けの広告や、書籍の帯などに、くまなく目を通してみて下さい。
分かりやすく申し上げますと、このマーケティングのような理論セオリーこそが自己啓発の中身であり、学び、そして身につけるべきものです。
そして、今「B」という「思うように成果が上がらない、変えたい現状」を、「A」という「知って活用することで、成果や現状を変える」ことが自己啓発です。
この理論を活用して逆説で考えれば、女性をターゲットにした、怪しい自己啓発に引っ掛かることがなくなります。
自己啓発っぽい危険なものの釣り文句に引っ掛からないために
女性をターゲットにした、怪しい自己啓発が騙る釣り文句の見分け方は、女性の興味を惹きやすい、抽象的な言葉で飾られたものを避けることです。
これから挙げていくワードが
・書籍のタイトル
・広告の文言
・セミナーのタイトル
・教材の名前
・講師のプロフィール
これらのさまざまな部分で、自己啓発に興味がある、女性の興味を引くために使われています。
もちろん、正しいものと無意味なものをきちんと選別ができる人は、危険なワードが含まれているものを選択して頂いても問題ありません。
自己啓発の書籍で選び方について知りたい方には、下記の記事が参考になります。
怪しいセミナーに騙されないようにするためには、以下の記事が参考になります。
もちろん、下記のワードが使用されているものの中にも、きちんとしたものもあります。
実際に、私達が取り扱いしている自己啓発プログラムでも
・ジョセフ・マーフィーのプログラムでは、幸福に関するプログラム
・引き寄せの法則の起源である、ジョー・ヴィターレのプログラム
これらのものが、実際にあります。
自己啓発プログラムってどうなの?と疑問をお持ちの方は、以下の記事が参考になります。
もし、正しいものと無意味なものを見極める自信がない人は、こうしたワードが使われていたら、即座に距離を置くようにしましょう。
そうすることで、後に起こるであろうトラブルを、未然に防ぐことが出来ます。
これから挙げる内容が、アイキャッチに使われていたら要注意のワード集です。
ハッピー幸せ、ラッキー幸運、キラキラ輝く、モヤモヤ、キレイ、ステキ、ハイスペック、トラウマ、目覚める、美しい、認める、本当の自分、自分私・ワタシらしく、愛、女子力、引き寄せ
巷ではこれらのワードが、カタカナで使われていたり、抽象的であったり、恋愛をイメージさせるものなどで、書店などでも所狭しと並んでいますよね。
ちなみに、これらが何の基準やデータ、統計があって、このように列挙しているか疑問に思われますか?
これらは、実際にこれまでに私達からプログラムを購入している、女性のユーザーさんから実際に聞いた実話と内容を元に、私達が独自にリサーチしたものです。
女性のユーザーさん達が、私達と出会う前に遭った被害や相談件数が、数えてはいませんが、軽く見積もっても何百件とあるので、そちらをベースにしています。
ですので、これは単なる想像やイメージではなく、数多くの事実に基づいた統計です。
結婚視点で物事を見るようにすると、大概のトラブルは避けられる
自己啓発に興味がある女性の場合、自己啓発でトラブルに遭わないための、有効な考え方で最有力なものとしては、結婚視点で物事を見るようにすることです。
この記事の冒頭にも挙げたのですが、女性の特徴は統計として「物事をイメージで捉える」という結果が出ています。
もちろん、女性の中には論理的に考える人もいらっしゃいます。
しかし、この考え方なら、全員に共通して言えることは、女性の場合は結婚の際、とても現実的に物事を考えるようになり、必要な事柄には根拠を求めます。
この特徴を応用すれば、たとえ危ない自己啓発のイメージに釣られそうになっても、大概のトラブルは避けられるようになるのです。例えばですが
「フワフワしたパンケーキ」はとても魅力的ですが
「フワフワした男」は結婚するなら論外、と判断しますよね。
実際に、危ない自己啓発の例として挙げるならば、気になる本があったとしましょう。
その時に、その本のタイトルが「キラキラしたステキな人生を送るために、本当の私を引き寄せる」とかなら
「とか言っている男がいたら、結婚したいと思うか?また、その根拠は?」
と考えるようにすれば、きちんとした根拠があるもの以外、大概は不要になるはずなのです。
自己啓発ではない自己満足では、後に残るのは成果ではなく借金のみ
これまでに挙げたポイントに該当するもので、きちんとした自己啓発以外は、中身がないので、どれだけ真剣に取り組んでも、成果へと結びつくことはありません。
そうすると、例え自己啓発のガワを被った何かに騙されていたとしても、結果的には、自己啓発そのものが嫌いになってしまうのです。
何度も騙されてしまっていて、そんな自分を改善したい方には、以下の記事が参考になります。
「なんか良い感じになった気がする!」
これでは自己啓発ではなく、ただの自己満足に留まって終わってしまいます。
正しい自己啓発とは、考え方の根本となる心構えを変えて、成果へと結びつけるものです。
そもそも自己啓発って何?と疑問の方は、以下の記事が参考になります。
例えば、自分に自信がない人の場合、その原因として
・計画性がない
・ネガティブ
・集中力がすぐ切れる
・逆境に弱い
・現状に縛られている
など、その他にもその人によって、さまざまな可能性の原因があります。
それらの原因の中から、自分が当てはまるものを見つけ、そしてそれを改善して、変えていくことが自己啓発です。
正しい自己啓発と出会い、自分を変えることができれば、望んでいる成果を得ることができます。
しかし、ただの自己満足で終わるようなものでは、後に残るのは成果でなく、損失や負債しかありません。
この記事をご覧の人も、自己啓発というものに興味を持たれて
・何かアクションを起こしてみたい
・変な被害に遭うのは嫌だな…
というお考えで、ご覧になっている人が多いはずです。
それであれば、きちんとした正しい自己啓発を選択して、後悔が残らないように、願望を達成したり、現状を変えられるようになりましょう。
- 女性をターゲットとした、ワードや誘い文句に流されないようにしよう
- 踏み留まって考えたい場合、女性なら結婚をする視点で考えるとトラブルを防げる
- 自己啓発ではなく、自己満足で終わってしまうと、あとに残るのは借金だけになる