引き寄せの法則ステップ2.5：意志を強くするためのエクササイズ｜ザ・シークレットで語られなかったエイブラハムの秘密
引き寄せの法則とはあなたの願望を叶えたいという意志を元に、あなたが自ら進んで楽しみながら行動して願望を叶えようとする法則です。
そのための具体的なステップをこれまでにステップ2まで解説してきましたが、ここまで来たら一度自分の意志をさらに強くすることをお勧めします。
具体的には、ワークブックを取り入れることによって意志を強固にする方法です。
これを行っていれば次以降の引き寄せの法則のステップ3でも役に立つのと同時に、あなたを願望達成のために奮い立たせることができます。
・願いを引き寄せたいけどすぐに折れちゃう
・本当に引き寄せられているのか不安
こうした思いを持っている人もたくさんいますので、この記事では
・引き寄せの法則で意志を強くするための具体的な方法
これらについて、映画『ザ・シークレット』に、賢人エイブラハムとして登場している、ジョー・ヴィターレ博士の解説を入れつつ、引き寄せの法則の秘密であるミッシング・シークレットに10年、自己啓発に20年従事している専門家が解説します。
こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。
記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。
意志を強くするエクササイズ
引き寄せの法則のステップ2まで進んできたところで、一旦自分の中で整理して自分でノートなどを用いてワークブックに取り組みましょう。
このワークブックにはあなたが実行したり、所有したり、なりたいものについて書き留めるためのスペースを設けていきます。
願望はあなたの魂から生まれてくるものです。
ですからワークブックにあなたが実際になりたいもの、実行したいこと、所有したいものを書き留めることはあなたの魂を称えることになります。
ここまでで学ぶこと
引き寄せの法則を実践するのであれば、必ずワークブックを作成して取り組むようにすることをお勧めします。
これは世間で語られているような日記などではなく、あなたの願望について書き記すことになるものです。
違いを分かりやすく説明するなら、日記は現在について書いていくものですが、引き寄せの法則のワークブックは未来から現在に向けて書いていくものになります。
これは自己啓発や成功哲学を実践したことがある人であれば、これまでに経験したことのある目標達成のための計画ノートのようなものです。
まずはあなたが引き寄せの法則に対して、願っている願望や目標を書き記していくことになります。
引き寄せの法則というものは「何かを引き寄せる」ために実践するものですので、それに興味がある時点で「何も無い」ということはないはずです。
それでもまだ「何も無い、分からない」と言える状況であれば、その先には二つの分岐路があります。
一つ目の分岐路は、それであれば現状は引き寄せの法則の出番はないので、無理に知ったり実践しようとせず、願いや願望が持てた時に再度取り組む道です。
なぜなら叶えたい願いや願望が無いのに知ってみようとしたり実践しようとしても、本気で叶えたい人とは温度差が生まれ、上手く作用することがないからです。
例えば進学に全く興味のない人が、本気で志望校の合格を願っている人と同量の意志の強さや熱意、量で勉強に取り組めるか？といったら全く一致しませんよね。
つまり、引き寄せの法則にその状況で取り組んでも、きちんと願いを引き寄せることができるか？と言われたらほとんどの場合が挫折で終わってしまうのです。
引き寄せの法則を勘違いしてしまう人のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
二つ目の分岐路は、自分と正面から向き合って、自分や周囲に正直に素直になれるように変わることを決意する道です。
なぜなら「何も無い、分からない」と答えることで本心を隠しているのだとしたら、自分に正直になることで引き寄せの法則に挑戦することができるからです。
例えば恋愛で「誰のことが好きなの？」と聞かれた時に、意中の人はいるのに「誰もいない、分からない」と答えていれば恋が成就することはありませんよね。
ですので、自分の意志を強くするためのエクササイズとしてワークブックを用いて自分の意志を宣言し、その意志をより強固なものへと変えていくのです。
引き寄せの法則で必須となる3つの心構えについては、以下の記事で詳しく解説しています。
それでは続いて、ワークブックへ意志を表示した後の取り組みについてジョー・ヴィターレ博士の解説を見ていきましょう。
意志を書き留めて加える
ワークブックへ願望を書き終えたら、次は更にその願望以上に素晴らしいことも書き留めていくようにしましょう。
つまりあなたがなりたいもの、実行したいこと、欲しいものは何か？という質問の答えを書き終えたら、じっくりとそれより更に良いことは何か考えてみるのです。
こうして自身の目標を拡大し、目標の質を今よりもっと向上させましょう。自分の願望を少しでもレベルアップできるかどうかを確認するのです。
次に目標や意志を一つ書き留めます。ワークブックに実際にあなたが所有したり、実行したり、なりたいものを書き留めてください。
自分が考えられる限り最高の意志を書き留めるのです。その言葉があなたの強い意志になります。
次にあなたが掲げた目標や意志を現在形に書き換えて、自分が求めている目標を既に実現させているレベルまで細分化し、達成している状況と現状を一致させます。
そして最後に、この成果かそれより更に素晴らしい成果という言葉を付け加えます。この言葉は大変重要です。
例えば、月末までに取引を35%増やしたい場合には、そこに「この成果かそれより更に素晴らしい成果」という言葉を付け加えておくのです。
そうすると更にあなたの目標は高くなり、場合によっては文章を書き換えることになるかもしれません。
そうしたら書き換えた文章にも同じように「この成果か更に素晴らしい成果」という言葉を付け加えましょう。
どうか意志の言葉を更に磨いて目標を鮮明にし、気分が良くなるような文章にしてください。
ここまでで学ぶこと
引き寄せの法則によって叶えたい願望を書き記したら、次はそれをもっと向上させていきます。
なぜなら、最初にワークブックへ書き記した願望というものは、遠慮や反対意思によって収縮させられてしまった願望である可能性があるからです。
例えば「自分にはどうせ無理だろうからこれくらいにしておこう」などの遠慮や「出来たら良いなぁ」程度のものであれば、それは意思から意志へと変わらないからです。
具体的にはワークブックへ書いた時に「ドキッ」とするものではまだ足りません。「ドキドキ」するものでもまだです。「ワクワク」するものまで向上させて下さい。
現在の自分がどれくらい引き寄せられる状態にあるかを知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しています。
「これが叶ったら最高だ！」とワクワクしてくるようなものまで向上させることが出来たら、このステップはほぼ達成したも同然です。
ここまできたら、次はその願望を現在形に変換します。具体的には「～したい」といったものから「～している」といった形で変換します。
これは世間でよくある「出来た気になっている」だけではいけません。
なぜなら、これで本当に引き寄せられるのであれば、誰も苦労も努力もしないからです。
例えば、スポーツ選手でも受験生でも、優勝した気や合格した気になっただけでは本当にそれを叶えることは出来ませんよね。
このポイントは自分がワクワクできる願望に対して、現状どこまで進んでいるのかをきちんと理解することで、その達成率と進捗率を確認することにあります。
実際にスポーツ選手や受験生も、願望に対する進捗率と達成率を擦り合わせることで、練習量や内容を決めたり、勉強する部分や時間を変えたりするわけです。
数値も計算しやすいように分かりやすく解説するなら、引き寄せの法則によって叶えたい願望が「最終的に月収100万円稼ぐこと」だとしましょう。
そして月収100万円を達成するために取り組んでいる手段があり、その手段によって現在毎月1万円を稼いでいるとします。
そうすると現在の達成率は1％であり「私は今月の時点で引き寄せたい目標を1％達成している」となるわけです。
進捗率に関してはその目標がいつまでに、毎月どれくらい稼ぐのかの計画が決まっていないとそもそも算出が出来ないので割愛します。
こうして自分がワクワクする目標に対して、どの程度進んでいるのかを知ることは自分のモチベーションの維持にも役立つものです。
ほとんどの人がこうした自分の目標と現在地を知ることなく、願望だけ設定して後は進めばどうにかなる精神で頑張っています。
フルマラソンでも現在自分の場所が何キロ地点なのか分からないレースに変わったら、きっとほとんどの人が精神的にやられてしまってゴールできないでしょう。
あるいは「頑張っていること」を評価点にしようとする人もたくさんいます。
例えば目標の月収100万円に向かっているが、もう何年も結果は0円で達成率0％だけど、学びを得たり行動はしているから前進しているといったケースです。
ある意味ではこの人は強靭な鋼のメンタルを持っているとも言えますが、これでは目標は一生達成されることはありません。
このケースの人でも細分化して数値化すれば、きちんと自分の反省点や改善点に気付くことができるものなのです。そうすれば自然と現状の0という数値からは抜け出せます。
しかし、何も設定せずにただ猪突猛進することしかしていないと、何を反省して改善すれば良いかが分からないので何年経っても0が0のままなのです。
例えば、受験生が何度全国模試に挑戦しても毎回0点なのに「次こそは！」と言っていたら、あなたならどのようにアドバイスするかを考えてみて下さい。
今回のワークブックのように、きちんと目標に向かって進んでいることが実感できれば、引き寄せの法則も正しく働くようになっていきます。
それではワークブックの次の段階について、ジョー・ヴィターレ博士の解説を見ていきましょう。
意志と常に共に行動する
その次は決まった意志をカードに書き留めて、いつでも持ち歩けるようにしましょう。
この時点であなたにやってもらいたいのは、意志を書き留め、自分の願望、心の底から願っていることを鮮明にすることです。
次にもう既に実現しているレベルまで擦り合わせて、願望とその現状の達成状況を把握することができたら、その意志を現在形に書き換えます。
そしてあなたが望むなら、宇宙に既に想像していた成果以上の素晴らしいものを与えてもらえるよう、この成果か更に素晴らしい成果という言葉を付け加えましょう。
最後にその意志をカードに書き留めて、いつも身に付けておきます。
これまでの作業は全て引き寄せの法則の始まりに過ぎません。なぜなら、私は五つのステップの残り三つの説明を終えていないからです。
ここまでで学ぶこと
最後のステップは決めた意志を書いて、常に持って行動することです。これはもう既にさまざまなところでも語られていることですが、とても重要なことです。
なぜならワークブックと向き合ったり、自宅に帰ったりすれば意志を思い出す人はたくさんいますが、そのほとんどは一日中反復することを怠っているからです。
例えば遊びに外出したり、ちょっと仕事をしたりするとその意志が直ぐに頭から離れてしまったり、一日もすれば忘れてしまう人は多いものです。
これは、恋愛で意中の人がいる時のことを思い出してみて下さい。その時にはいついかなる時でも、頭の中からその人が離れることはありませんでしたよね。
きっと仕事中でも通勤時間でも、食事中でも、いついかなる時でも意中の人のことが気になり、常にそのことについて考えていたはずです。
ワークブックへ書き記した意志もこれと同じレベルまで反復して、常に頭の中から離れないようにすることが重要になります。
そのためにはまずは紙に書いて持ち歩くようにすれば、自然とその存在がいつでも頭の片隅に在るようになり、それはいずれ意中の人と同じレベルまで昇華されます。
こうして、意中の人と同じレベルまで意志が昇華されれば、自然と一日中ワクワクするようになり、常にその達成のためにあれこれと考えるようになります。
そしてそれはいずれあなたを自ら進んで、しかも楽しみながら願望達成のために進んでいくための強壮剤となるのです。
引き寄せの法則を実践するのであればその中身をきちんと理解して、自分を奮い立たせることができるような状態へと変われるようにしていきましょう。
引き寄せの法則の土台から知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しています。
