自己啓発と自己研鑽の違いとは?目的に合わせて学びを続ける手順
今回は自己啓発と自己研鑽の違いについて解説します。
・自己啓発をしろと言われても何をすればいいか分からない
・前向きな言葉は増えたけれど具体的な力が伸びる感じがしない
こうした悩みや思いをお持ちの人はたくさんいます。
両者の違いを理解して使い分ける人は、目的に合わせて学びを続けられます。
しかし、資格を取るだけで気持ちがついてこず損をしている人も多いです。
そこで今回は自己啓発と自己研鑽の違いについて解説します。
この記事を最後まで読むと、目的に合わせた学びの具体的な手順が分かります。
それでは早速、自己啓発と自己研鑽の違いについて学んでいきましょう。
自己啓発と自己研鑽の決定的な違いを整理して理解する
考え方や心を整える自己啓発と技術を鍛える自己研鑽
自己啓発と自己研鑽は目的が異なるため、両者の決定的な違いを整理して理解すべきです。
生き方や価値観を整えるのが自己啓発であり、特定の専門スキルを磨くのが自己研鑽だからです。
自己啓発は物事の捉え方や心の土台を養い、自己研鑽は英語やプログラミングなどの技術を鍛えます。
この違いを曖昧にしたままでは、資格は取ったけれど気持ちがついてこない状態になってしまいます。
両者の明確な定義と役割の違いを知ることで、今の自分に必要な学びを迷わず選べるようになります。
自己啓発の基本的な意味や全体像を知りたい人は、自己啓発とは何かを解説した総合記事もご覧ください。
違いを意識してインプットと内省と小さな実験を繰り返す
学びを現実に活かすためには、違いを意識してインプットと内省と小さな実験を繰り返しましょう。
知識を得るだけでは現実の課題は解決せず、行動を通して自分に落とし込む必要があるからです。
本を読んで知識を得るインプットを行い、日記に気づきを書く内省の時間を持ちます。
そして日常の仕事の中で、一つだけ行動を変えるという小さな実験のサイクルを回します。
この三つの行動をセットにして繰り返すことで、自己啓発や自己研鑽の学びが生活に浸透していきます。
自己啓発の目的を一つに絞り自己研鑽へと繋げるステップ
日常の具体的な場面を想定して、学ぶべき目的を明確にする
自己啓発を始める際は、日常の具体的な場面を想定して学ぶべき目的を明確にしましょう。
自信をつけたいといった漠然とした目標では、何をどのように学べばいいのか迷ってしまうからです。
会議で意見を言えるようになりたいなど、自分が直面している具体的な場面へと落とし込みます。
目的を明確にすることで、自己啓発と自己研鑽のどちらを優先すべきかがはっきりと見えてきます。
目的の定め方や学ぶ順番について詳しく知りたい人は、自己啓発のやること一覧のロードマップも参考にしてください。
心の準備である自己啓発から、技術である自己研鑽へ進む
目的が定まった後は、心の準備である自己啓発を行ってから技術である自己研鑽へ進みましょう。
心の土台が不安定なまま技術だけを磨いても、プレッシャーに負けて実力を発揮できないからです。
私のクライアントに資格取得の意欲を持つも、具体的な力が伸びないと感じていた30代の事務職がいました。
『自己研鑽のスキルだけを学べば評価される』と考えて会議で意見を言えない課題に陥っていました。
そこで自己啓発と自己研鑽の違いを伝え、こうアドバイスしました。
『心の準備である自己啓発を先に行ってください』
それから不安と向き合う自己啓発を取り入れ、一ヶ月で会議での発言回数が増加する成果を出したのです。
心の準備から始めることで、身につけた技術を本番でしっかりと活かすことができます。
自己啓発と自己研鑽を無駄にせず生活に定着させる続け方
試す期間と実践する個数をあらかじめ決めてから行動する
学びを生活に定着させるには、試す期間と実践する個数をあらかじめ決めてから行動しましょう。
ルールがないと効果が出る前に諦めてしまい、いつまでも成長を実感できないからです。
ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士による、習慣化の研究があります。
この研究では、新しい行動が習慣として定着するまでの期間の調査が行われました。
その結果として、新しい習慣が身につくまでには平均して66日かかることが分かったのです。
このように行動を二つ選び、一ヶ月だけ試すといった期限とルールを設けて振り返るサイクルが必要です。
期間と個数を決めて実践することで、自己啓発と自己研鑽の学びが着実に身につきます。
平日の朝と週末の時間を使い分けてバランス良く配分する
自己啓発と自己研鑽を続けるには、平日の朝と週末の時間を使い分けてバランス良く配分しましょう。
忙しい日常の中で無理な計画を立てると、すぐに挫折して学びが途絶えてしまうからです。
平日の朝の十分間を自己啓発による心のメンテナンスに充て、朝の時間を有効に使います。
そして週末のまとまった一時間を自己研鑽によるスキルの集中練習に割り当ててバランスを取ります。
時間配分を工夫することで、自己啓発と自己研鑽を無理なく生活の一部として続けることができます。
時間の管理を仕組み化したい人は、自己啓発アプリの活用法もあわせてお読みください。
編集後記
20年間の経験の中で、学ぶ意欲のある多くの人には共通点があることに気付きました。
それは『自己啓発と自己研鑽の違いを理解せず、手当たり次第に学んでいる』ということです。
しかし自己啓発は、目的に合わせて両者を使い分けることから生まれます。
私自身も過去は資格は取ったけれど気持ちがついてこない状態でした。
そこで、自己啓発と自己研鑽の違いを取り入れてから、着実に成長できる状態に変わりました。
今日から試す期間と実践する個数を決める最初のステップを踏み出してみてください。
その変化があなたの目的を達成して、理想の姿になるという望みを叶えてくれます。
- 自己啓発で考え方や心を整え自己研鑽で技術を鍛えよう
- 日常の具体的な場面を想定して学ぶべき目的を明確にしよう
- 平日の朝と週末の時間を使い分けてバランス良く配分しよう
