自己啓発ブログで自分に活かせる記事を探すのに必要な4つのポイント
近年では、ネットやSNSの普及により、誰もが簡単に、情報を発信できるようになりました。
それにより、多くの情報を、受信できるようになったのも事実ですが、そのデメリットとして、有用でないものや、解釈違い、勘違いの情報で溢れています。
この記事をご覧の人も、多くの情報がある中で
・自分にとって有益
・自分の状況に似ていて参考になる
・最終的には自分の問題解決のきっかけとなるものはないか
このような想いで、ネットサーフィンや、記事をお探しの人が多いはずです。
そこで、自己啓発の業界に20年従事している専門家が
・自分に活かせる自己啓発ブログを探すために、有効な四つのポイント
これらについて、詳しく解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
書き手が自己啓発とは何かを、きちんと理解しているかどうか
見つけた自己啓発ブログが、自分に活かせるかどうかの基準となる、まず一つ目のポイントは、その書き手が、きちんと自己啓発を、理解している人かどうかです。
なぜなら、ネットにたくさんある、自己啓発ブログのほとんどは、書き手が、自己啓発を勘違いしている、もしくは理解していない、間違えているものが多いからです。
これは、決して自己啓発を擁護するとか、そういったわけではなく、本当に全くもって、意味を捉え違えているのです。
この記事をご覧の人にも、分かりやすく例えるなら、ペンチとベンチを、同じものだと思っているくらいに、捉え違えています。
正しい自己啓発の意味が分からない人や、自己啓発って何?、どんなものを自己啓発と言うの?と疑問の方は、以下の記事で自己啓発とは何かについて、詳しく解説しています。
ブログの書き手が、自己啓発の意味を理解せずに、適当に書いているような、自己啓発ブログを読むと
・その自己啓発ブログの内容を、正しいものだと勘違いする
・勘違いや捉え違いしかしていない伝言ゲームが始まる
・何を読んでも学んでも、理解していないので変わらない
こうして、日々多くの人たちが、失敗して脱落していくのです。
これは自己啓発でなくても、どのようなジャンルであっても「それは確かにそうなるよね」とご理解頂けるはずです。
自己啓発を正しく行って、現状を改善したい場合には、このような勘違いや、間違いに振り回されないように気をつけましょう。
そして、きちんと自己啓発というものを、理解している人が書いている、自己啓発ブログを読むようにしましょう。
自己啓発ブログの書き手がユーザーではなく専門家か
自己啓発ブログが、自分に活かせるかどうかの基準となる、二つ目のポイントは、その自己啓発ブログの書き手が、ユーザーではなく、専門家かどうかです。
なぜなら、医学書を何度も読んでいる素人と、医師免許を持っている医師とでは、天と地の差が生まれるからです。
分かりやすく例えるなら、自己啓発が必要で、悩んでいる人というのは、治療が必要で、悩んでいる患者とほぼ同じです。
ということは、患者にとって必要なものは、自分の現状を正しく把握してくれて、検査して、その治療法についても、正しく処方が出来る医師ですよね。
治療が必要で悩んでいる患者が、以前に治療してもらったという、他の患者の話を聞いても、患者によって症状も違えば、処方箋も異なります。
話を自己啓発に戻しますと「飽き性で物事が続かない」という同じ症状であったとしても、患者によって、治療のポイントまで、同じとは限らないのです。
ある患者は、飽き性の原因が、計画性の欠如から来ている場合があります。
またある別の患者は、同じ飽き性であったとしても、その原因は、自信の欠如から来ている場合もあるのです。
このように、患者毎の症状と、検査をすることで、明らかになったその原因によって、処方する薬も異なります。
ですので、専門家である人のブログを参考にしたり、専門家へ相談をした方が、悩んでいる問題を、解決できる可能性も高くなるのです。
手法ではなく、どのような考え方へ変えたのかに着目しているブログを選ぶ
自己啓発ブログを、自分に活かせる基準となる、三つ目のポイントは、その自己啓発ブログが、どのような改善案を、書いているのかに着目することです。
もし、参考にしたい自己啓発ブログが、やり方などの手法について、あれこれと記載されているものであれば、ブラウザバックして問題ありません。
なぜブラウザバックしても問題ないのかは、以下の記事を読んでみると参考になります。
なぜなら、やり方や手法を取り入れたとしても、悩みがある人の問題は、ほとんどの場合は解決しないか、すぐに元に戻るからです。
これは、美容業界のとある話ですが「誰でも◯ヶ月で痩せられる!」というキャッチフレーズで、大きく成長した企業がありました。
確かに、そこへ入会すると、担当の指導者が付いて、厳しい管理の元で指導が入り、キャッチフレーズの通りに、痩せることが出来ました。
これは、とても素晴らしいことで、その企業が大きく成長するのも、納得できますよね。
しかし、この話の怖いところは、その期間が終わった後にあるのです。
なんと、そのプログラムを終えた人の半数以上は、すぐに元の体型へと戻ってしまったのです。
この部分に関しては、その企業は悪くありませんし、きちんと公約通りの期間で、成果にも反映されています。
そして、その企業も、それが起きるのは予め分かっているので、終了時に「今後もきちんと自分を律して、維持していきましょう」と、レクチャーしていました。
厳しい管理下で、痩せることができても、本人の考え方や、習慣が変わっていなければ、改善しても、結局すぐに戻ってしまうとは、こういうことなのです。
私達のプログラムユーザーにも、導入時に必ず、担当インストラクターを二名つけます。
さらに、フォロー期間を設けずに、永続してフォローを続けるのは、こうした問題をカバーするためでもあります。
考え方を変えた結果が抽象的ではなく、具体的で明確なブログを選ぶ
自己啓発ブログで、自分に活かせるかの基準となる、三つ目のポイントは、その自己啓発ブログで書いている結果が、具体的で明確であるかどうかです。
このように書くと、少し勘違いを生みますので、事前に補足しておきますが、具体的で明確なのはあくまで「結果」であって「答え」ではありません。
なぜなら、ブログでも書籍でもそうですが、そこに「答え」など書かないからです。
ネットに頼る人は、すぐにそこに「答え」を求めがちですが、答えを与えても、意味がなく、また、誰も得をしないのです。
まず、答えの理由がないと、読み手は理解ができず、またその理由は「三行で書けるほど」簡単でもないので、仮に三行で書いたところで、納得も出来ないのです。
話を戻しますが、参考にしようとしている、自己啓発ブログが、仮に考え方を変えることについて書かれていても、その結果が
・気分が高揚して、良い感じになりました!
・とても前向きになれました!
・これから良くなっていく気がします!
これでは先程と同じく、ブラウザバックの対象です。
自己啓発も、コンサルティングと同じですから、先程の美容業界のお話とも繋がってきますが、「成果が出てなんぼ」の世界です。
そして、その成果も「なんとなく痩せられる気がしてきました!」と、気分の高揚ではなく「実際に痩せないと」いけないのです。
それが成り立つので、自己啓発でもコンサルティングでも、一流企業が実際に、高額なコンサル費用を支払ってでも、導入しているのです。
例えば、この記事をご覧の人が、高額な費用を支払って、自己啓発を行った結果
・気分が高揚して良い感じになりました!
・とても前向きになれました!
・これから良くなっていく気がします!
このような結末だった場合に、納得できますか?絶対にできませんよね。
このように、効果として、明確に何かを解消したり、改善したり、向上しない限りは、それは詐欺と言われてしまっても、仕方がないのです。
自己啓発ブログもたくさんありますが、きちんと専門家の人が書いているか、もしくは監修しているものだけを、選ぶようにしましょう。
そうすれば、時間も無駄にすることなく、学びを活かして、成果につなげることも可能です。
- 自己啓発ブログを読むなら、書き手が自己啓発を理解している記事を参考にしよう
- 自己啓発ブログの書き手が、専門家である人の記事を参考にしよう
- やり方や手法ではなく、考え方について書かれている自己啓発ブログを読もう