自己啓発が怖いと言わていれるのはなぜか、専門家が裏も表も全部暴露
自己啓発が怖い、と言われている理由を結論から申し上げますと、それは一部で自己啓発のガワを被った、カルトな集団や詐欺まがいの団体があるからです。
このような詐欺やカルト集団から身を守るためのノウハウを知りたい方には、以下の記事も参考になります。
カルトに関して詳しくは後述します。
カルトとは、宗教によく用いられる言葉ですが、しかし、宗教全てがカルトではないですよね。
日本では、信仰率が諸外国に比べて著しく低いので、カルトという言葉は聞き慣れないかもしれません。
カルトとは宗教の一部で、過激な思想や、考え方を持った団体のことを指します。
例えば、仏教やキリスト教もカルトか?と言えば、違いますよね。
そうでないと、特定の宗派に属している人や、宗派でお墓を立てている人も、全員がカルトということになってしまいます。
自己啓発が怖い、宗教だ、洗脳なんでしょ?と言われる理由も、上記と同様です。
この動画では
・自己啓発が怖いと言われている由縁
・実際にカルトな自己啓発に嵌まってしまった実話
・自己啓発のガワを被ったカルトな集まり
・詐欺まがいの団体の見分け方
これらについて、自己啓発の業界に20年従事している専門家が、ひとつひとつ詳しく解説していきます。
1982年生まれ。2004年(22歳)から20年間自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業、社内講演や研修をメインに活動していました。
ナポレオン・ヒル財団・アジア/太平洋本部で、日本唯一の販社オーナーとして当時の個人、代理店共に月間セールス日本一の記録も保持していました。
以下の自社取扱いプログラムを所有、実践しており、ナポレオン・ヒルが一番好きです。
- ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
- ジョセフ・マーフィー(マーフィーの法則や潜在意識活用法)
- マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
- ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
- ブライアン・トレーシー(営業の神様)
- デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
- ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則を広めた「ザ・シークレット」の賢人エイブラハム)
現在はほぼ隠居状態でのんびり、山籠りで自給自足の生活も良いなぁとか考えたりしてます。
自己啓発が怖いと思われる原因
自己啓発が怖いと言われる由縁は、冒頭でも述べた通りで、一部のカルトな集団や詐欺まがいの団体があるからです。
カルトとは
・宗教に限らず、絶対的な盲信をさせ
・偽装した勧誘や、強制的な勧誘などにより信者を獲得し
・マインドコントロールによって、お金などを搾取したり
・お金がない人には、強制的に高単価で危険な仕事を斡旋したり
・組織的な詐欺を行ったりする
このような集団を指します。
このような集団には、自己啓発は最適のツールなのです。
分かりやすく例えるなら、一流料理人の手に包丁が渡れば、それは芸術の道具となりますが、犯罪者の手に包丁が渡れば、犯罪や殺人の道具に使われるのと同じです。
・自己啓発セミナーとかって宗教でしょ?
・自己啓発って洗脳でしょ?
・自己啓発って詐欺でしょ?
これらのほぼ全ては、カルト集団や、詐欺まがいの団体が植え付けたイメージです。
友人や知人が、騙されてしまい、洗脳されてしまったりした場合には、自然とその全容が分からない周囲の人からしたら、自己啓発に対して嫌悪感を持ってしまいます。
カルト集団や詐欺まがいの団体が、入り口として使用している、自己啓発に対して怖い、洗脳だ、詐欺だ、といったイメージを持ってしまうのも仕方がない話です。
続いて、自己啓発のガワを被ったカルトや、詐欺まがいの団体の見分け方について、詳しく解説していきます。
自己啓発のガワを被ったカルトの見分け方
皆さんが「自己啓発が怖い」と感じる元となった、自己啓発のガワを被ったカルトや、詐欺まがいの団体を見分ける方法はいくつかあります。
偽装した勧誘や、強制的な勧誘
何か関係のない理由で呼び出しておいて
実はね~…
と本題に入るようなものは、すべて自己啓発が怖いと感じる元となる、カルトや詐欺まがいの団体と思ってもらって、問題ありません。
すごい感動するセミナーがあるから一緒に行こう!
世の中には、確かに感動するセミナーなども存在します。
しかし、感動はしても、同伴させようとすることは、基本的にしませんよね。
分かりやすく例えるなら、映画で考えてみて下さい。
面白い映画や、感動する映画があったとして、その旨を伝えて、見ることをお薦めすることはあったとしても「一緒に行こう!」は、あまりありませんよね。
映画で自己啓発が行えるかどうかについては、以下の記事でも紹介しています。
つまり、このようなセミナーに誘ってくる場合も、ほぼほぼカルトや詐欺集団と思ってもらって良いです。
自分の過去を話し、過去を許し、参加者同士で共感するようなセミナーや合宿
これらの怪しいセミナーや合宿といったものは、自己啓発が怖いと思われている人には、一番イメージしやすいものかもしれません。
しかし、先に申し上げておきますと、自己啓発ではこのようなことは行いません。
なぜなら、このようなことを行ったところで、自己啓発にはならないからです。
自己啓発の合宿の危険性について知りたい方は、以下の記事も参考になります。
自己啓発を謳って、このようなことを行っているところは、ほぼカルトや詐欺集団と思ってもらって良いです。
もちろん、自己啓発にもセミナーや合宿などは存在しますが、このような無意味なことは行いません。
声を枯らすまで大声で目標や決意表明を行うようなセミナー
こちらも同様に、世間やネットで「自己啓発が怖い」と言われる由縁となりそうなものです。
しかし、これも先に申し上げますと、正しい自己啓発では、このような精神論や根性論のようなことは行いません。
なぜなら先程同様に、全く自己啓発には繋がらないからです。
自己啓発が気持ち悪いと言われる由縁と悪質なものの見分け方については、以下の記事も参考になります。
このようなセミナーはよく「ブレイクスルーセミナー」などと呼称されることがあります。
具体的には、自己啓発の業界で世界的に著名な、アンソニー・ロビンスさんなども、同様の名称で行っていたりします。
しかし、カルト集団や詐欺まがいの団体が行うブレイクスルーセミナーは、ただの人格否定、人格破壊のセミナーですので、彼のものとは全く異なるものです。
詐欺やカルトなどの怖い自己啓発か、正しい自己啓発なのかを見分ける方法
ネットにあるような怖い自己啓発で、洗脳や宗教により、カルトや詐欺まがいの団体の餌食にならないために、簡単に見極める2つのポイントがあります。
見極めるポイント①:歴史があるかどうか
怖い自己啓発か、正しい自己啓発かを見分ける簡単な方法は、歴史があるのかないのかで、すぐに見分けが付きます。
なぜなら、カルトや詐欺まがいの団体であれば、手を変え品を変えを繰り返さないといけないので、全く歴史がないからです。
例えば、私達が取り扱っている自己啓発プログラムは、すべて長い歴史があります。
私達自身も、20年に及ぶ、これまでの歴史があります。
先程例に挙げた、アンソニー・ロビンスさんも、元を辿れば長い歴史があります。
つまり、自己啓発とは最近できたものではなく、とても歴史が古いものなのです。
これまでに長い年月をかけ、世間の認知度が高まっただけなのです。
見極めるポイント②:露出しているかどうか
正しい自己啓発なのであれば、シークレットや紹介制、知り合いだけに特別に、などといったことは行いません。
自己啓発とは歴史がとても古く、長い年月をかけて、自己啓発の業界に携わってきた、沢山の人の地道で建設的な努力によって、ここまで認知度が上がったのです。
ですので、これまで時間を掛けて頑張ってきて、やっとここまで認知度が上がったのに、それをわざわざ隠れてこっそり行う、などといったことはしません。
ですから、世界的に著名なものは、ネットでも普通に露出しています。
つまり、ホームページなどで、その団体なりの情報を公開しているはずです。
もし、それがないのであれば、危険ですので関わるべきではありません。
怖い自己啓発に嵌まってしまった実例
これからお話する内容は、実際に私達のプログラムユーザーの人が、私達と知り合う前に体験した実話です。
皆さんが想像している「怖い自己啓発」に、実際に騙されてしまった流れを、本人の許可を得て、掲載しています。
それでは、実際に見ていきましょう。
※これからのエピソードで、特定の職業が登場しますが、このお話は、決してそれらに対する職業差別をしている訳ではありません。
悪質な斡旋業者や派遣業者などに、言われるがまま従ってしまうと、本来得るべきお金まで、搾取される可能性があるので気をつけて下さい、という注意喚起です。
最初は、大学時代に少しだけ仲が良かった友人から、久しぶりに連絡が来たのが、きっかけでした。
少し会話をしたところ「会って話さないか」と言われたので、元々友人でもあったことから、特に何の疑いもなく快諾しました。
そして当日、会って話をしていると「これからセミナーに一緒に行かない?」と誘われました。
正直「面倒事はゴメンだな~」と思っていましたが、断るに断りきれず、仕方なくついていくことにしました。
そのセミナー会場には、30人くらいが集まっていましたが、半分は連れてきた人と考えると、実際に参加した人は15人くらいだと思います。
そのセミナーを聞く前は、もちろん私もしゃに構えていました。
ところが、セミナー講師の話が進むに連れて、気付けば話に陶酔し、言われるがままにその集まりへ、私も仲間として加わることになっていました。
当時、私は企業に正社員として勤めていたのですが、いま思えば、何故支払ったのか疑問でしかありませんが、あれこれと言われるがままに、お金を支払いました。
そして気付けば、貯金は底をつき、さらには借金がかさみ、もう首が回らない状況になっていました。すると
「家賃も支払うの大変でしょ?仲間で集まってルームシェアしているから、みんなで助け合わない?」
と持ちかけられ、当時は私も借金返済で大変だったので、藁を掴む思いで、その提案に乗りました。
すると、私と同じように、借金で首が回らない人たちが、男女構わず一つの部屋に、すし詰め状態で住んでいました。
やがて、ルームシェアをしながら、仕事をしていると「もっと稼げる仕事を紹介できるから、そっちで働かない?」と話を持ちかけられました。
当時、同じように仲間になる人を、SNSなどでも声掛けしたりしていましたが、簡単に集まるものではありませんでした。
また、仕事をしても、給料の全ては借金返済と、この団体での色々な購入費用に充てているような状況でした。
ですので、稼げる仕事があるなら、そっちで仕事をしても良いか、と思っていました。
「具体的に何をするの?」と聞くと「手っ取り早く稼げるのなら風俗があるよ」と言われました。
今考えれば、すべて彼らのシナリオ通りだったのだろうと理解できます。
ところが、当時は何しろお金が無いですし、先にルームシェアしている人から「女性の人は皆、風俗で仕事をしている」という話を聞いていたので
「周りがやっているなら、私もやっても良いか…」
と、安易に承諾してしまいました。
男性は、高額収入となる除染作業の派遣などに、行っていたようです。
今となれば、すべて自分たちで斡旋して、そこでも紹介料などをもらって、更に売上から中抜きもしていたのだろうな、と思います。
ルームシェアの部屋も、その団体の所有しているアパートだったので、家賃もすべて団体の収入源となり、私達は、すべてにおいて搾取されていたのだと思います。
私の場合は、結果的に風俗で働くことになり、その時のお客さんへ相談した際に、目を覚ましてもらいました。
そして、団体にバレないようにこっそりと貯金をし、まずはルームシェアを抜け出すための、引っ越し資金を貯めました。
そして、引っ越しをして、アパートを抜け出すことが成功した後に、自己破産をして、人生を一からやり直すことが出来ました。
私と同じことにならないよう、私の経験が、誰かを救うきっかけになれば幸いです。
「こんなの引っ掛かる方がおかしいよ」と思われますか?
しかし、この実話に登場した人も、最初はしゃに構えていたのです。
そして実際に「そんなものに引っ掛かる訳がない」と思うようなものに、身の回りの友人が引っ掛かっているケースが、世間にもたくさんありますよね。
自己啓発が怖いと思われるような、自己啓発のガワを被った、カルトや詐欺まがいの団体というのは、気づかない内に相手を洗脳するプロです。
事前に怪しいものかを見極めて、関わらないようにするのがベストなのですが、知らずに関わってしまった人は、いとも簡単に洗脳され、騙されてしまうのです。
友人が怪しい自己啓発に引っ掛かって怖いのですが、助ける術はありませんか?
自己啓発で怖い思いをして、カルト集団や詐欺まがいの団体に、洗脳されてしまっている状態は、怪しい宗教に引っ掛かって、洗脳されているのと同じ状況です。
そのため、正論で何を言っても、聞く耳を持たないので通用しませんが、関わりを絶たせられるのであれば、まだチャンスはあります。
なぜなら、実話の彼らの行動を見ても分かるように、完全な囲い込みをするために、ルームシェアをさせたりしているからです。
もし、関わりが絶てない場合には、先程の実例のように、すべてを失う直前まで行くか、すべてを失うまでは、本人の正気を取り戻させるのは難しいです。
自己啓発で怖い思いをせず、正しい自己啓発を行うために
これから、自分が自己啓発で怖い思いをしないためには、先程挙げた、見極める二つのポイントで判断することです。
自己啓発は、正しく使うことができれば、成果を得ることが出来ますが、誤った使い方をしているところへ迷い込んでしまうと、すべてを失う可能性があります。
自己啓発が無駄に終わる人と成果へ繋がる人の違いについては、以下の記事も参考になります。
自己啓発で怖い思いをしないためにも、正しい自己啓発を選択できるようになりましょう。
- 自己啓発のガワを被ったカルトや詐欺まがいの団体に気をつけよう
- 自己啓発で怖い思いをしないために見分けるポイントは、歴史と露出の確認すること
- 正しい自己啓発を行って成果を得よう